オキサトミド
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
セキタールシロップ0.2%
組成
成分・含量(1mL中)
添加物
- D-ソルビトール、カルメロースナトリウム、ポビドン、ポリソルベート80、セスキオレイン酸ソルビタン、亜硫酸水素ナトリウム、安息香酸ナトリウム、ジメチルポリシロキサン、pH調整剤、香料
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 妊婦または妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
効能または効果
- 通常、小児には1回オキサトミドとして0.5mg/kg(シロップとして0.25mL/kg)を朝及び就寝前の1日2回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、1回最高用量はオキサトミドとして0.75mg/kg(シロップとして0.375mL/kg)を限度とする。
慎重投与
- 肝障害またはその既往歴のある患者〔肝障害が悪化または再燃するおそれがある。〕
- 幼児(「小児等への投与」の項参照)
重大な副作用
- 肝炎、肝機能障害(0.5%)、黄疸:AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、ビリルビン、Al-P、LDHの著しい上昇等を伴う肝炎、肝機能障害、黄疸(初期症状:全身倦怠感、食欲不振、発熱、嘔気・嘔吐等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、呼吸困難、全身紅潮、咽頭・喉頭浮腫等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 血小板減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
ケミカルメディエーターの遊離抑制作用
- アレルギー反応による肥満細胞からのケミカルメディエーター(ヒスタミン、ロイコトリエン)の遊離を抑制する4)。
ロイコトリエンについては合成酵素5-lipoxygenaseに対する阻害作用を示す4)。
ケミカルメディエーター拮抗作用
- 遊離したケミカルメディエーター(ロイコトリエン、ヒスタミン、セロトニン、アセチルコリン、ブラジキニン)に対する拮抗作用が認められている4)。
血小板活性化因子(PAF)による気道抵抗上昇に対しても抑制作用を示す4)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
化学名:
- 1-[3-[4-(diphenylmethyl)-1-piperazinyl]propyl]-2-benzimidazol-2(3H)-one
- 155〜161℃
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- oxatomide
- 商
- アデコック、アトピクト、アレトン、イワトミド、オキサトーワ、オキサトミド、オキロット、ガーランド、スパクリット、セキタール、セルテクト、セルトミド、セルマレン、デルトーマ、トーラスタン、ヒシレタン、ペペシン、メクテクト
作用機序
薬理作用
動態
適応
注意
禁忌
副作用
参考
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/4490005F1476_1_03/4490005F1476_1_03?view=body