ケトチフェン
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Japanese Journal
- 柏谷 博之,中西 稔
- 国立科学博物館専報 11, 21-"26-2", 1978
- … AWASTHI (1973) は本種を Graphina dimorphodes の異名として発表したが, 本種がサラチン酸を含むのに対し G. …
- NAID 110004312878
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
サラチンカプセル1mg
組成
有効成分(1カプセル中)
- 日本薬局方 ケトチフェンフマル酸塩 1.38mg
(ケトチフェンとして 1mg)
添加物
- カプセル内容物:ステアリン酸マグネシウム、カルメロースカルシウム、結晶セルロース、トウモロコシデンプン、D-マンニトール
カプセル本体:ゼラチン、酸化チタン、ラウリル硫酸ナトリウム
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- てんかん又はその既往歴のある患者[痙攣閾値を低下させることがある。]
効能または効果
- 気管支喘息、アレルギー性鼻炎、湿疹・皮膚炎、蕁麻疹、皮膚そう痒症
- 通常、成人にはケトチフェンとして1回1mg(1カプセル)を1日2回、朝食後及び就寝前に経口投与する。
なお、年齢・症状により適宜増減する。
慎重投与
- てんかんを除く痙攣性疾患、又はこれらの既往歴のある患者[痙攣閾値を低下させることがある。](「禁忌」の項参照)
重大な副作用
痙攣、興奮(頻度不明)
- 痙攣、興奮があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと(乳児、幼児では特に注意すること)。
肝機能障害、黄疸(頻度不明)
- AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、LDH、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 抗原抗体反応に伴って起こる肥満細胞からのヒスタミンやロイコトリエンC4・D4などのケミカルメディエーターの遊離を抑制すると共に、これらの作用に拮抗することにより、アレルギー症状を緩和する。3)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ケトチフェンフマル酸塩(Ketotifen Fumarate)
化学名
- 4-(1-Methylpiperidin-4-ylidene)-4H-benzo[4, 5]cyclohepta[1, 2-b]thiophen-10(9H)-one monofumarate
分子式
分子量
融点
性状
- ・白色〜淡黄白色の結晶性の粉末である。
・メタノール又は酢酸(100)にやや溶けにくく、水、エタノール(99.5)又は無水酢酸に溶けにくい。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- ketotifen
- 化
- フマル酸ケトチフェン ketotifen fumarate
- 商
- ザジテン、ジキリオン、エレクター、ケトテン、サジフェン、サラチン、サルジメン、スプデル、セキトン、デズワルト、ニチカード、フサコール、フマルトン、フマルフェン、ベナンザ、マゴチフェン
- 関
- 抗ヒスタミン薬
- 眼科用剤
- アレルギー性抗ヒスタミン薬
- H1受容体拮抗作用
- 肥満細胞からの化学伝達物質遊離抑制作用
薬物名
禁忌
- 本剤に対する過敏症
- てんかん、およびその既往(発作の閾値を下げるため)