- 英
- pulmonary insufficiency PI, pulmonary valve insufficiency, pulmonary valve incompetence
- 同
- 肺動脈弁閉鎖不全。肺動脈弁逆流症 肺動脈弁逆流 pulmonic regurgitation PR
- 関
聴診
- pulmonic areaに雑音を聴取
- 呼気により雑音が大きく聴取される
PrepTutorEJDIC
- public relations
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 小野 公誉,竹本 直明,黒田 弘明
- 日本心臓血管外科学会雑誌 36(6), 345-347, 2007-11-15
- … (ASD)術後に続発したと思われた肺動脈瘤に対し手術を行ったので,文献的考察を加えて報告する.症例は47歳女性で,9歳時にASDに対する閉鎖術を受けた既往がある.甲状腺腫瘤の精査中に,肺動脈主幹部の拡張を指摘され入院した.精査で肺動脈弁閉鎖不全症と,肺動脈主幹部から両側主肺動脈に及ぶ70mm大の肺動脈瘤の診断を得て,肺動脈弁置換および肺動脈T字型人工血管置換術を行った.術後2年経過し,元気に外来通院中である. …
- NAID 110006453956
- 間質性肺炎を合併した狭心症, 肺動脈弁閉鎖不全症に対しCABG, 肺動脈弁置換術を行った1例
Related Links
- はじめに・ 大動脈弁閉鎖不全・ 大動脈弁狭窄・ 僧帽弁逸脱(MVP)・ 僧帽弁逆流・ 僧帽弁 狭窄・ 肺動脈弁閉鎖不全・ 肺動脈狭窄・ 三尖弁逆流・ 三尖弁 ... 肺動脈弁閉鎖不全(PR )は,拡張期に肺動脈から右室への血液の流入を引き起こす肺動脈弁の機能不全である。 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- heart murmur, cardiac murmur
- 関
- 拡張期雑音、過剰心音、レヴァイン分類
収縮期雑音 systolic murmur
拡張期雑音 diastolic murmur
continuous murmur
- 連続的な圧較差の存在を示唆する
- A. continuous:動脈管開存症 PDA:肺動脈弁領域。動脈管を流れる血流と雑音が比例するので、S2に向かって大きくなり、S1に向かって小さくなる。
- B. to-and-fro: AS + AR, PS+ PR :S1~(収縮期:AS,PSによる駆出性雑音。ダイアモンド型)~S2, S2~(拡張期:MR,PRによる逆流性雑音。decrescendo)~S1 S1に向かって小さくなるので、連続音とは区別できるはず。
手技見えp.116
- 僧帽弁開放音(OS):MS
- 収縮中期クリック:MVP
- 拡張期ランブル + 前収縮期雑音:MS
- 拡張期灌水様雑音/拡張期逆流性雑音:AR、PR
- 収縮期逆流性雑音:心尖部:MR
体位との関係
呼吸との関係
右心系:三尖弁の雑音
- 吸うとき強く、吐くとき弱く
- 吸うと胸腔内圧が陰圧になり、静脈還流量が増加する
左心系:僧帽弁、大動脈弁の雑音
- 吸うとき弱く、吐くとき強く
- 胸腔内圧が上昇すると、肺から心臓に向かう血流が増加する(ホントニか?)ので、左心系の雑音が増強するのだ???????????
手技との関連
疾患別
MS
- 概念:拡張期ランブル
- 時相:拡張中期(open snap)に続いて。
- 最強点:心尖部
- 放散:
- 体位:左側臥位
- 音程:低音
MR
- 概念:収縮期逆流性雑音
- 最強点:心尖部
- 放散:左腋窩
- 体位:左側臥位
- 呼吸:呼気
- 音程:高音
AS
- 概念:収縮期駆出性雑音
- 最強点:2LSB
- 放散:右鎖骨下動脈、右頚動脈
- 体位:座位
- 呼吸:呼気
AR
- 概念:拡張期灌水様雑音
- 時相:拡張期
- 特徴:呼気で増強
- 最強点:3LSB
- 放散:
- 体位:座位前屈位
- 音程:高音
MVP
- 概念:収縮期逆流性雑音
- 時相:収縮期中期。クリック音の後から。
- 音程:高音 ← 圧較差が大きいため
ASD
- 概念:駆出期駆出性雑音
- 最強点:2LSB
- 放散:
- 体位:
VSD
病態特異的な心雑音
[★]
- 英
- second heart sounds, S2
- 関
- 心音
まとめ
II音増大
- MSとASとでは、同じstenosisでも心音の大きさに関与の仕方が違うんですね。
- 拡張期における大動脈圧、肺動脈圧が高い → 弁に衝突する血液の流速が早い → 弁の閉鎖音が大きい
- 大動脈弁が閉じるとき、拡張期早期 back pressureが高い?
- 拡張期に大動脈弁を挟んだback pressureが高いから?
II音減弱
分裂音
- PHD.33-35
|
横隔膜の相対的位置
|
II音
|
呼気
|
expiration
|
 ̄
|
|
|
single sound
|
吸気
|
inspiration
|
_
|
| |
|
splitting sound
|
- (1)吸気時には、肺の血管抵抗性が低下 → 拡張期におけるP弁へのback pressureは呼気時と比べ比較的低下する →P弁の開放時間が延長
- (2)吸気時には、肺静脈が拡張 → 左房・左室への血液還流量が減少 → 左室を充満する血液量減少 → 一回拍出量減少 → 駆出時間の短縮 → A弁の開放時間が短縮
- right bundle branch block(RBBB), pulmonic stenosis(PS)
- IIAが早まる:MR, VSD
- IIPが遅れる:RBBB, PS, pulmonary hypertension
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[★]
肺動脈弁閉鎖不全、肺動脈弁閉鎖不全症
- 関
- pulmonary insufficiency、pulmonary regurgitation、pulmonary valve incompetence、pulmonary valve regurgitation、pulmonic insufficiency、pulmonic regurgitation
[★]
- 英
- pulmonary insufficiency、pulmonic regurgitation、pulmonic insufficiency、pulmonary valve insufficiency、pulmonary regurgitation
- 関
- 肺動脈弁閉鎖不全症、肺動脈弁逆流、肺動脈弁逆流症
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- 英
- plumonary artery PA
- 同?
- 肺動脈幹 pulmonary trunk truncus pulmonalis
- 関
- 肺静脈
- 肺門で肺動脈はT5椎体の高さで肺に入る (Qbook. p56)
疾患との関連
肺動脈の拡張 QB.C-384
[★]
- 関
- 機能不全、失敗、不十分、不全症、不足、無能、無能力、弁閉鎖不全、弁閉鎖不全症、機能不全症
[★]
- 英
-
- 関
- 機能不全、逆流、不十分、不全、不全症、不足、逆流症、閉鎖不全症、弁閉鎖不全症、機能不全症
[★]
- 英
- failure、insufficiency、(ラ)imperfecta
- 関
- 機能不全、失敗、不十分、不全、不足、弁閉鎖不全、弁閉鎖不全症、機能不全症
[★]
- 英
- pulmonary valve (Z), PV
- ラ
- valva trunci pulmonalis
- 関
- 大動脈弁、心臓、半月弁