ヒドロキソコバラミン、ピリドキシン、チアミンジスルフィド
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- ビースリミン注,チアミンジスルフィド・B6・B12配合剤注射液 ... 副作用等 1. アナフィラキシー、全身皮膚潮紅、そう痒感、血圧低下、胸内苦悶、呼吸困難、痙攣 記載場所: 重大な副作用
- 作成又は改訂年月 ** 2014年4月改訂 (第9版) * 2013年10月改訂 日本標準商品分類番号 873179 薬効分類名 神経・筋機能賦活剤 承認等 販売名 ビースリミン注 販売名コード 3179504A1132 承認・許可番号 承認番号 20100AMZ00325
- ビースリミン注,チアミンジスルフィド・B6・B12配合剤注射液 ... 医薬品情報 サイト イーファーマ(トップ) >品名索引(ひ) >現表示ページ >薬効名索引(ビタミン剤)
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ビースリミン注
組成
成分・分量(1アンプル10mL中)
- チアミンジスルフィド 50mg
ピリドキシン塩酸塩 100mg
ヒドロキソコバラミン酢酸塩(ヒドロキソコバラミンとして) 1,000μg
添加物
禁忌
- 本剤及びチアミンジスルフィドに対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- ○本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦など)
- ○下記疾患のうち、本剤に含まれるビタミン類の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
- 神経痛
- 筋肉痛・関節痛
- 末梢神経炎・末梢神経麻痺
- 効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
- 通常成人1日1回10mLを緩徐に静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
重大な副作用
**ショック、アナフィラキシー様症状
- ショック(0.1%未満)、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、全身皮膚潮紅、そう痒感、血圧低下、胸内苦悶、呼吸困難、痙攣等があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 本剤は、神経・筋機能の賦活・改善に作用するチアミンジスルフィド(持続性ビタミンB1)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)及びヒドロキソコバラミン酢酸塩(持続性ビタミンB12)を合理的に配合した注射液で、これらビタミンB群の総合作用により、各種神経・筋疾患に対する効果が期待される。
アクリルアミド神経炎に対する効果1)
- 本剤(10mL/kg/day,i.p.,60days)は、ラットのアクリルアミド神経炎において、死亡例数を抑制するとともに、アクリルアミド投与中止後の症状回復に対しては有意な回復促進作用を示した。
また、その作用は本剤配合ビタミンの単独投与に比較して強力であり、配合成分の総合作用が認められた。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- チアミンジスルフィド(Thiamine Disulfide)(JAN)
化学名
- N,N '-{Dithiobis[2-(2-hydroxyethyl)-1-methyl-2,1-ethenediyl]}bis{N-[(4-amino-2-methyl-5-pyrimidinyl)methyl]formamide}
分子式
分子量
性状
- 本品は白色〜淡黄白色の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがあり、味はわずかに苦い。本品はエタノール(95)に溶けにくく、水又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
本品は希塩酸又は希硝酸に溶ける。本品の飽和水溶液はほぼ中性である。
一般名
- ピリドキシン塩酸塩(Pyridoxine Hydrochloride)(JAN)
化学名
- 4,5-Bis(hydroxymethyl)-2-methylpyridin-3-ol monohydrochloride
分子式
分子量
性状
- 本品は白色〜微黄色の結晶性の粉末ある。本品は水に溶けやすく、エタノール(99.5)に溶けにくく、無水酢酸、酢酸(100)にほとんど溶けない。
本品は光によって徐々に変化する。
融点:約206℃(分解)
pH
- 本品1.0gを水50mLに溶かした液のpHは2.5〜3.5である。
一般名
- ヒドロキソコバラミン酢酸塩(Hydroxocobalamin Acetate)(JAN)
化学名
- Coα-[α-(5,6-Dimethyl-1H-benzoimidazol-1-yl)]-Coβ-hydroxocobamide monoacetate
分子式
分子量
性状
- 本品は暗赤色の結晶又は粉末で、においはない。本品は水に溶けやすく、エタノール(95)に溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
本品は吸湿性である。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- thiamine
- 商
- M.V.I.、M.V.I.-12キット、アクタミン、アミグランド、アミノレバンEN配合、アリチア配合、アリナミン、アリナミンF、エスアリネート、エルネオパ1号、エレンタールP乳幼児用配合、エレンタール配合、エンシュア・リキッド、オーツカMV、グラビタン、コンベルビー、サブビタン、ジアイナミックス、ジアノイナミン、シーパラ、シグマビタン、シグマビタン配合、ジセタミン、ダイビタミックス、ダイメジン・マルチ、ダイメジンスリービー配合、ダイヤビタン、チアデラ、チアミン塩化物塩酸塩、ツインラインNF配合、ツインライン配合、トライビー、トリドセラン配合、ナイロジン、ネオM.V.I.-9、ネオパレン1号、ネオラミン・スリービー、ネオラミン・マルチV、ノイビタ、ノイロビタン配合、ノルニチカミン、バイオゲン、パレセーフ、パンビタン末、ビーカップ、ビースリミン、ビーフリード、ビーワン、ビオトーワ、ビタジェクト、ビタダン配合、ビタノイリン、ビタファント、ビタファントF、ビタマル配合、ビタミンB1、ビタメジン、ビタメジン配合、ビタルファ、フェニルアラニン除去ミルク配合、プラチアミン、フルカリック1号、フルスルチアミン、フルメチ、プレビタS、ベストン、ヘパンED配合、ベルミンビー、マルタミン、ムツタミン、メタボリン、メタボリンG、ラコールNF配合、ラコール配合、ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク配合、ロートエキス、ロンベリン、ワッサーV配合、塩酸B1、塩酸チアミン
- 関
- ビタミンB1
- ビタミンB1剤
[★]
- 英
- pyridoxine PN
- 同
- ピリドキソール pyridoxol
- 化
- 塩酸ピリドキシン ピリドキシン塩酸塩 pyridoxine hydrochloride
- 商
- アデロキシン、Nestrex
- M.V.I.、M.V.I.-12、アデロキシン、アミノレバンEN配合、アリチア配合、エルネオパ1号輸液、エレンタールP乳幼児用配合、エレンタール配合、エンシュア・リキッド、オーツカMV、コンベルビー、ジアイナミックス、シーパラ、シグマビタン、シグマビタン配合、ダイビタミックス、ダイメジン・マルチ、ダイメジンスリービー配合、ツインラインNF配合、ツインライン配合、トライビー、トリドセラン配合、ナイロジン、ネオM.V.I.-9、ネオパレン1号輸液、ネオラミン・スリービー、ネオラミン・マルチV、ノイロビタン配合、ノルニチカミン、ハイピリドキシン、パンビタン末、ビーシックス、ビースリミン、ビタジェクト、ビタミンB6、ビタメジン、ビタメジン配合、ビタルファ、ビフロキシン配合、ピリドキシン塩酸塩、フェニルアラニン除去ミルク配合、フルカリック1号輸液、ヘパンED配合、マルタミン、ラコールNF配合、ラコール配合、ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク配合、ワッサーV配合
- 関
- ビタミンB6
臨床関連
- 抗結核薬であるイソニアジドは、神経伝達物質合成においてピリドキシンの補酵素としての作用を競合的に阻害する。(PPC.613)
[★]
- 英
- hydroxocobalamin
- ラ
- hydroxocobalaminum
- 同
- アクアコバラミン aquacobalamin、ビタミンB12a vitamin B12a、OHB12
- 化
- 塩酸ヒドロキソコバラミン hydroxocobalamin hydrochloride、酢酸ヒドロキソコバラミン hydroxocobalamin acetate
- 商
- フレスミン、シアノキット、マスブロン、ドセラン、Codroxomin, Hybalamin
- ビタルファ、ビースリミン、ノルニチカミン、ネオラミン・スリービー、ナイロジン、トライビー、ジアイナミックス、コンベルビー(チアミンジスルフィド、ピリドキシン、ヒドロキソコバラミン)
- ビタノイリン(フルスルチアミン、ピリドキサール、ヒドロキソコバラミン)
- トリドセラン(チアミン、ピリドキシン、ヒドロキソコバラミン)
- ビタダン、ビタマル(フルスルチアミン、ピリドキサール、リボフラビン、ヒドロキソコバラミン)
- 関
- ビタミンB12
[★]
- 英
- thiamine disulfide、thiamine disulfide nitrate、thiamine disulfide phosphate
- 商
- アリチア配合、ガルタF、コンベルビー、ジアイナミックス、ジアイナミックスカプセル 、ジアノイナミン、トライビー、ナイロジン、ネオラミン、ネオラミン・スリービー、ノルニチカミン、バイオゲン、ビーカップ、ビースリミン、ビタメジン、ビタルファ、プラチアミン
- 関
- リン酸チアミンジスルフィド、硝酸チアミンジスルフィド