- 英
- tocopherol、tocopherol acetate、tocopherol nicotinate、tocopherol calcium succinate
- 化
- ニコチン酸トコフェロール tocopherol nicotinate、コハク酸トコフェロールカルシウム tocopherol calcium succinate、[[]] tocopherol acetate
- 商
- ベクタン、ユベラ、(トコフェロールニコチン酸エステル)ニコ
- M.V.I.、M.V.I.-12キット 、NEソフト、VEニコチネート、アゼプチン、アミノレバンEN配合、エセブロン、エパラ、エルネオパ1号輸液、エレンタールP乳幼児用配合、エレンタール配合、エンシュア・リキッド 、オーツカMV、ゲファルナート、ケントン、ダイメジン・マルチ、ツインラインNF配合、ツインライン配合、トコニジャスト、ナーセット配合、ニコ200ソフト、ニチEネート、ネオM.V.I.-9、ネオパレン1号輸液、ネオラミン・マルチV、ハイシップ、バナール、バナールN、パンビタン、ビタジェクト、ビタミンE、ビタミンE、ファンギゾン、フルカリック1号輸液、ベクタン、ヘパンED配合、ヘモナーゼ配合、マルタミン、ユベ-E、ユベラN、ラコールNF配合、ラコール配合、リバスタッチ、流動パラフィン.OI
- ユベラ Juvela(錠,ビタミンAとの合剤)
- 関
- ビタミンE vitamin E。その他の循環器官用薬
参考
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2190006M2110_2_07/2190006M2110_2_07?view=body
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/03/17 17:10:57」(JST)
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α-トコフェロール |
|
分子量 |
430.79 |
CAS登録番号 |
[59-02-9] |
融点 |
3 °C |
沸点 |
235 °C |
ビタミンE(vitamin E)は脂溶性ビタミンの一種。1922年にアメリカ合衆国、ハーバート・エバンス(Herbert M. Evans)とキャサリン・ビショップ(Katharine S. Bishop)によって発見された。トコフェロール(tocopherol)とも呼ばれ、特に D-α-トコフェロールは自然界に広く普遍的に存在し、植物、藻類、藍藻などの光合成生物により合成される。医薬品、食品、飼料などに疾病の治療、栄養の補給、食品添加物の酸化防止剤として広く利用されている。
メチル基の位置によって8つの異なる型があり、それぞれの生物学的機能をもつ。ヒトではD-α-トコフェロールがもっとも強い活性をもち、主に抗酸化物質として働くと考えられている。抗酸化物質としての役割は、代謝によって生じるフリーラジカルから細胞を守ることである。フリーラジカルはDNAやタンパク質を攻撃することでガンの原因ともなりうるし、また、脂質過酸化反応により脂質を連鎖的に酸化させる[1][要高次出典]。
ビタミンEは、フリーラジカルを消失させることにより自らがビタミンEラジカルとなり、フリーラジカルによる脂質の連鎖的酸化を阻止する。発生したビタミンEラジカルは、ビタミンCなどの抗酸化物質によりビタミンEに再生される[2]。
放射線の照射により赤血球の溶血反応が発生するが、これは放射線による活性酸素の生成により脂質過酸化反応による膜の破壊によるものである。ビタミンEの投与により、放射線による赤血球の溶血や細胞小器官であるミトコンドリア、ミクロゾーム、リボゾームの脂質過酸化反応が顕著に抑制された。SODも同様の効果を示した[3]。
目次
- 1 構造
- 2 多く含む食品
- 3 目安量および上限量
- 4 欠乏症
- 5 過剰障害
- 6 脚注
- 7 外部リンク
構造
トコフェロールはトコールのメチル化誘導体である。メチル基の位置により α, β, γ, δ の4種がある。また、トコフェロールの関連化合物であるトコトリエノールもビタミンE活性を持つ。しかしトコフェロールに比べ活性は低い。[要出典]トコトリエノールは米油などに豊富に含まれ、トコフェロールと比較してin vitroでは同等程度の抗酸化力を示すが、細胞中では40-60倍の抗酸化力を示す[4]。トコトリエノールの経口摂取は、生体中における脳卒中関連脳血管障害を予防すると考えられている[5]。以下にトコフェロールとトコトリエノールの構造を示す。
メチル基の置換位置とトコフェロールの活性比は以下の通りである。
誘導体 |
R1 |
R2 |
R3 |
活性比 |
α |
CH3 |
CH3 |
CH3 |
100 |
β |
CH3 |
H |
CH3 |
40 |
γ |
H |
CH3 |
CH3 |
10 |
δ |
H |
H |
CH3 |
1 |
多く含む食品
- ひまわり油(サンフラワー油)、綿実油、べにばな油(サフラワー油)、米ぬか油、とうもろこし油などの油脂類
- アーモンド、ラッカセイ、大豆などの種実類
- キャビア、いくら、たらこなどの魚卵類
- 青魚
- マヨネーズ
主要な植物油(100g)中の各種トコフェロールの含有量(mg)[6]
食品名 |
α-トコフェロール |
β-トコフェロール |
γ-トコフェロール |
δ-トコフェロール |
ひまわり油 ハイオレイック |
38.7 |
0.8 |
2.0 |
0.4 |
綿実油 |
28.3 |
0.3 |
27.1 |
0.4 |
サフラワー油 ハイオレイック |
27.1 |
0.6 |
2.3 |
0.3 |
米ぬか油 |
25.5 |
1.5 |
3.4 |
0.4 |
とうもろこし油 |
17.1 |
0.3 |
70.3 |
3.4 |
なたね油 |
15.2 |
0.3 |
31.8 |
1.0 |
大豆油 |
10.4 |
2.0 |
80.9 |
20.8 |
パーム油 |
8.6 |
0.4 |
1.3 |
0.2 |
オリーブ油 |
7.4 |
0.2 |
1.2 |
0.1 |
えごま油 |
2.4 |
0.6 |
58.6 |
4.6 |
アマニ油 |
0.5 |
0 |
39.2 |
0.6 |
ごま油 |
0.4 |
Tr |
43.7 |
0.7 |
目安量および上限量
かつてはα-トコフェロール当量 (mgα-TE) で所要量が表示されていたが、厚生労働省が策定した2010年(平成22年)版の食事摂取基準においては、α-トコフェロールのみの目安量(adequate intake, AI)及び耐用上限量(tolerable upper intake level, UL)を定めている。血液及び組織中に存在するビタミンE同族体の大部分がα─トコフェロールであるため、α─トコフェロールのみを指標にビタミンEの食事摂取基準を策定している[7]。
- 目安量
- 成人男子(18–29歳) 7 mg/day
- 成人女子(18–29歳) 6.5 mg/day
- 上限量
- 成人男子(18–29歳) 800 mg/day
- 成人女子(18–29歳) 650 mg/day
欠乏症
未熟児において、溶血性貧血、深部感覚異常及び小脳失調の原因となることが知られている。生体膜で活性酸素が存在すると脂質過酸化反応により過酸化脂質が連鎖的に生成され、膜が損傷し、赤血球では溶血が起こるなど生体膜の機能障害が発生する[8][要高次出典]。また、不妊症や筋萎縮症、脳軟化症の原因となるといわれているが、植物油に豊富に含まれているため通常の食生活で欠乏する事はない。
特発性ビタミンE欠乏症
ビタミンE欠乏症は原因に関わらず臨床症状は比較的一定である。神経症状ではフリードライヒ失調症とほとんど区別がつかないが一部の例で網膜色素変性症を伴う点が異なっている。基本的な神経症状は下肢に高度で顕著な深部感覚障害、後索性運動失調、構音障害と四肢腱反射消失である。深部感覚障害は重度で、振動覚は消失し、四肢関節位置覚障害も高度である。一部の患者では網膜色素変性症や側彎症、凹足、バビンスキー徴候、振戦を認める。知能障害、眼振、線維束性攣縮、自律神経症状は認めない。頭部MRIでは小脳や脳幹の萎縮や異常信号域は認められない。脊髄MRIでは脊髄に異常が認められることがある。電気生理学的所見では正中神経のSEPではN13と皮質電位の消失を認めるが末梢神経の電位は認められる。治療法は吸収不良を伴う場合はビタミンEの筋肉注射であり、吸収不良ではない場合は経口大量投与で神経症状の軽度の改善や進行の停止が期待できる。
過剰障害
過剰に摂取した場合、骨が減ってもろくなる骨粗しょう症になる恐れが高まるとの動物実験の結果が報告されている。脂溶性のため体内に蓄積しやすいことからも過剰摂取はすすめられない[9]。
脚注
- ^ 大橋英雄「クェルセチンを中心とするフラボノイドのラジカル補捉反応とその反応機構」平成13年度-平成14年度年度科学研究費補助金 (基盤研究(C)(2) 課題番号13660160) 研究成果報告書、2002
- ^ ビタミンEと抗酸化性、国立健康・栄養研究所 平原文子、栄養学雑誌 Vol.52 (1994) No.4 P205-206
- ^ 放射線障害におけるスーパーオキサイド生成系(O〓)とスーパーオキサイド・ディスムターゼ(SOD)及びビタミンEの関与に対する考察、青野要ほか、岡山医学会雑誌、Vol.90 (1978) No.9-10, JOI:JST.Journalarchive/joma1947/90.1297
- ^ 谷口 久次ほか、「米糠含有成分の機能性とその向上」 『日本食品科学工学会誌』 Vol. 59 (2012) No. 7 p. 301-318
- ^ Khanna S, Roy S, Slivka A, Craft TK, Chaki S, Rink C, Notestine MA, DeVries AC, Parinandi NL, Sen CK; Roy; Slivka; Craft; Chaki; Rink; Notestine; Devries et al. (2005). “Neuroprotective Properties of The Natural Vitamin E α-Tocotrienol”. Stroke 36 (10): 2258–64. doi:10.1161/01.STR.0000181082.70763.22. PMC 1829173. PMID 16166580. http://www.pubmedcentral.nih.gov/articlerender.fcgi?tool=pmcentrez&artid=1829173.
- ^ 文部科学省、日本食品標準成分表2015年版(七訂)、第2章 日本食品標準成分表 Excel(日本語版)、「14 油脂類」
- ^ 厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2015年版)」
- ^ ビタミンの栄養 授業資料2006年06月23日に追加
- ^ “過剰摂取で骨粗しょう症の恐れ 人気サプリのビタミンE”. NEWS. (2012年3月4日). http://www.47news.jp/medical/2012/03/post_20120305031204.php 2012年3月4日閲覧。
外部リンク
- ビタミンE解説 -「健康食品」の安全性・有効性情報 (国立健康・栄養研究所)
- ビタミンE (トコフェロール) - 「健康食品」の安全性・有効性情報 (国立健康・栄養研究所)
ビタミン (A11) |
脂溶性 |
A |
レチノール · β-カロテン · トレチノイン · α-カロテン
|
D |
D2(エルゴステロール - エルゴカルシフェロール) · D3(7-デヒドロコレステロール - プレビタミンD3 - コレカルシフェロール - 25-ヒドロキシコレカルシフェロール - カルシトリオール(1,25-ジヒドロキシコレカルシフェロール) - カルシトロン酸)
D4(ジヒドロエルゴカルシフェロール) · D5 · Dアナログ(ジヒドロタキステロール - カルシポトリオール - タカルシトール - パリカルシトール)
|
E |
トコフェロール (α - β - γ - δ) · トコトリエノール · トコフェルソラン
|
K |
フィロキノン (K1) · メナキノン (K2) · メナジオン (K3)
|
|
水溶性 |
B |
B1(チアミン) · B2(リボフラビン) · B3(ナイアシン - ニコチンアミド) · B5(パントテン酸、デクスパンテノール - パンテチン) · B6(ピリドキシン - ピリドキサールリン酸 - ピリドキサミン)
B7(ビオチン) · B9(葉酸 - ジヒドロ葉酸 - フォリン酸) · B12(シアノコバラミン - ヒドロキソコバラミン - メチルコバラミン - コバマミド) · コリン
|
C |
アスコルビン酸 · デヒドロアスコルビン酸
|
|
- 主要な生体物質
- 炭水化物
- アルコール
- 糖タンパク質
- 配糖体
- 脂質
- エイコサノイド
- 脂肪酸/脂肪酸の代謝中間体
- リン脂質
- スフィンゴ脂質
- ステロイド
- 核酸
- 核酸塩基
- ヌクレオチド代謝中間体
- タンパク質
- タンパク質を構成するアミノ酸/アミノ酸の代謝中間体
- テトラピロール
- ヘムの代謝中間体
|
|
抗酸化物質 |
アセチル-L-カルニチン (ALCAR) • α-リポ酸 (ALA) • アスコルビン酸 (ビタミンC) • カロテノイド (ビタミンA) • クルクミン • エダラボン • フラボノイド (クェルセチン、ケンフェロール、カテキン、EGCG、etc) • 没食子酸 • グルタチオン • ヒドロキシチロソール • ラドスチジル • メラトニン • N-アセチルシステイン (NAC) • N-アセチルセロトニン (NAS) • オレオカンタール • オレウロペイン • ラサギリン • レスベラトロール • セレギリン • セレン • トコフェロール (ビタミンE) • トコトリエノール (ビタミンE) • チロソール • ユビキノン (補酵素Q) • 尿酸
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 日本人の成人健常者における口腔粘膜細胞テロメア長とβ-カロテンまたはα-トコフェロール摂取量との関連はカロテノイド代謝関連遺伝子多型に依存する(研究論文紹介)
- NAFLD における緑色野菜ジュースの飲用が血清ALT 値に及ぼす影響
- 岡山県立大学保健福祉学部紀要 = BULLETIN OF FACULTY OF HEALTH AND WELFARE SCIENCE, OKAYAMA PREFECTURAL UNIVERSITY 22, 27-37, 2016-03-12
- NAID 120005714084
- 3.αトコフェロールの多量摂取がマウスの骨密度に及ぼす影響(研究発表,第348回会議研究発表要旨,脂溶性ビタミン総合研究委員会)
Related Links
- 化粧品成分「トコフェロール(ビタミンE)」の概要と効果、この成分が配合されているアベンヌ製品をご紹介します。脂質の抗酸化作用により、肌あれの原因となる過酸化脂質の発生を防ぎ、皮ふの角化を促進する働きも持ち、肌あれ ...
- デジタル大辞泉 - トコフェロールの用語解説 - ビタミンEのこと。 ... トコフェロール とこふぇろーる tocopherol ビタミンE作用物質の一つで、アメリカの発生学者エバンズHerbert McLean Evans(1882―1971)が1922年ネズミの生殖に必要な因子と ...
- 当サイトの掲載情報の正確性については万全を期しておりますが、本会は利用者 が当サイトの情報を用いて行う一切の行為について何ら責任を負うものではありません。 トコフェロール
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
バナールNカプセル100mg
組成
1カプセル中の有効成分:
- 日局 トコフェロールニコチン酸エステル・・・・・100mg
添加物:
- メタケイ酸アルミン酸Mg、クロスポビドン、無水ケイ酸、ヒドロキシプロピルセルロース、タルク、ステアリン酸Mg
カプセル本体:赤色3号、※黄色三二酸化鉄、酸化チタン、ラウリル硫酸Na、ゼラチン
効能または効果
・下記に伴う随伴症状
・高脂質血症
・下記に伴う末梢循環障害
トコフェロールニコチン酸エステルとして、通常成人1日300〜600mgを3回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
薬効薬理
- ※※脂質代謝改善作用:ヒトの血中総コレステロール、中性脂肪を低下させると共に、血中HDL-コレステロールを上昇させる。
微小循環系賦活作用:ヒトにおける末梢循環不全改善作用は、トコフェロールとニコチン酸との併用よりも明らかにすぐれる。
血管強化作用:ヒトの毛細血管の透過性亢進を改善して紫斑数を減少させる。
血小板凝集抑制作用:ヒトの凝集能が亢進した血小板におけるアドレナリン凝集、アラキドン酸凝集、コラーゲン凝集、ADP凝集を抑制する。
血中酸素分圧上昇作用:低下したヒトの血中酸素分圧を上昇させる3)。
有効成分に関する理化学的知見
- 黄色〜だいだい黄色の液体又は固体である。エタノール(99.5)に溶けやすく、水にほとんど溶けない。エタノール(99.5)溶液(1→10)は旋光性を示さない。光によって変化する。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- vitamin
- ビタミン、生物の生存・生育に必要な栄養素のうち、炭水化物やタンパク質、脂質、ミネラル以外の栄養素であり、微量ではあるが生理作用を円滑に行うために必須な有機化合物の総称 wiki
ビタミン
ビタミンと欠乏症、過剰症
[★]
トコフェロール、ビタミンA
適応
副作用
消化器
- 0.1~5%未満 食欲不振、胃部不快感、胃痛、悪心、下痢、便秘
過敏症
肝臓
- 0.1%未満 肝機能障害 (AST (GOT)、ALT (GPT) の上昇等)
その他
- 0.1%未満 温感、潮紅
- 頻度不明 顔面浮腫、浮腫
臨床効果
- 高血圧症:しびれ感、めまい感、首筋や肩のこり、頭痛、不眠、耳鳴、息切れ、抑鬱、四肢冷感などの随伴症状を改善
- 脂質異常症:T-CHO低下、HDL-C上昇
- 末梢循環障害:閉塞性動脈硬化症などの末梢循環障害に対して有用性
薬効薬理
- (1) 加齢ラットやコレステロール負荷ラットの実験でコレステロールの代謝回転を高めることにより、血中総コレステロール値を低下させる。これは本薬がコレステロールの異化・排泄を高めるためと考えられる。さらに過酸化脂質、中性脂肪も低下させる。
- (2) ヒトの血中総コレステロールを低下させ、リポ蛋白代謝において血中HDL‐コレステロールを上昇させる。
- (1) 本薬の微小循環系賦活作用は、神経系を介さず、血管平滑筋に直接作用し、血管運動性を維持しながら耳殼血流を増加させることが無麻酔ウサギの実験で認められている。
- (2) ヒトの末梢循環不全に対する改善作用は、ビタミンEとニコチン酸との併用よりも明らかに優れている。
- 3. 血管強化作用 ヒトの毛細血管の透過性亢進を改善し、紫斑数を減少させることが認められている。
- 4. 血小板凝集抑制作用
- (1) ヒトの凝集能が亢進している血小板に対するアドレナリン凝集、アラキドン酸凝集、コラーゲン凝集、ADP凝集のいずれにおいても血小板凝集抑制が認められている。
- (2) ヒトの多血小板血漿に対するアラキドン酸凝集、コラーゲン凝集において血小板凝集抑制作用をトコフェロールニコチン酸エステル、トコフェロール酢酸エステル、トコフェロールで比較した結果、トコフェロールニコチン酸エステルが強力な抑制効果を示した。
- 5. 血中酸素分圧上昇作用 ヒトにおいて低下した血中酸素分圧を上昇させることが認められている。
[★]
アスコルビン酸、エルゴカルシフェロール、シアノコバラミン、チアミン硝化物、トコフェロール酢酸エステル(トコフェロール)、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、ピリドキシン塩酸塩、リボフラビン、レチノールパルミチン酸エステル(レチノール)、葉酸
組成
添加物
性状]]
[★]
- 英
- vitamin E V. E
- 同
- トコフェロール tocopherol、トコトリエノール tocotrienol、酢酸トコフェロール tocopherol acetate、コハク酸トコフェロールカルシウム calcium tocopherol succinate
- 商
- フェニルアラニン除去ミルク配合、ユベラ、ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク配合
- 関
- ビタミン
概念
- 脂溶性ビタミン
- D-α-トコフェロール
- 抗酸化作用を有する。
- 脂質層のラジカルの捕捉。ここで消費されたビタミンEはビタミンCにより再生される。
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3E)
臨床関連
欠乏
過剰
[★]
アスコルビン酸、エルゴカルシフェロール、シアノコバラミン、チアミン硝化物、トコフェロール酢酸エステル(トコフェロール)、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、ピリドキシン塩酸塩、リボフラビン、レチノールパルミチン酸エステル(レチノール)、葉酸
- 関
- 混合ビタミン剤
[★]
- 英
- tocopherol acetate
- 関
- トコフェロール、トコフェロール酢酸エステル、ビタミンE
[★]
- 英
- tocopherol acetate
- 関
- トコフェロール、酢酸トコフェロール
[★]
- 英
- tocopherol measurement
- 関
- ビタミンE測定法
[★]
- 英
- gamma-tocopherol
- 関
- γ-トコフェロール
[★]
- 英
- gamma-tocopherol
- 関
- γトコフェロール