ヒドロコルチゾン
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Japanese Journal
- モルモット喘息モデルの抗原誘発気道過敏性亢進と気道炎症における脂質メディエーターの役割
- 橘 秀樹
- アレルギー 49(8), 634-645, 2000-08-30
- … 能動感作モルモットに抗原を吸入負荷し, 24時間後のメサコリン気道過敏性亢進と気道炎症細胞浸潤に対するトロンボキサン(TX)A_2受容体拮抗薬(S-1452), システニィル・ロイコトリルエン(cLT)受容体拮抗薬(ICI-198, 615), 血小板活性化因子(PAF)受容体拮抗薬(E-6123)の影響を検討した.S-1452(1, 10mg/kg), ICI-198, 615(0.5, 5mg/kg)E-6123(1, 10μg/kg)または各々のvehicleを抗原吸入の1時間前と11時間後に腹腔内投与した.3薬剤とも気道過敏性亢進を用量 …
- NAID 110002426407
- 歯周疾患用軟膏剤のヒト歯肉由来培養ケラチノサイトに対する細胞毒性の量的比較
- 牛村 秀夫,松戸 裕子,田中 ゆり子,筒井 健機
- 日本歯周病学会会誌 37(1), 76-83, 1995-03-28
- 歯周疾患用軟膏剤の適用局所における為害作用を推測する目的で,これらの軟膏剤をヒト歯肉由来培養ケラチノサイトに作用させ,その細胞毒性をニュートラルレッド・アッセイ法で定量的に調べた。歯周ポケット注入用軟膏剤の細胞毒性は,ヒノポロン^[○!R]≫テトラ・コーチゾン軟膏^[○!R] >ペリオクリン歯科用軟膏^[○!R]≒テラ・コートリル^[○!R]軟膏であり,ヒノポロンの細胞毒性は,テトラ・コーチ …
- NAID 110004726069
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- コートリル(合成副腎皮質ホルモン薬 )について主な作用 副作用 用い方と注意点を説明します ... 主な作用 炎症やアレルギー性の病気の症状を改善するほか、リウマチの症状を改善する作用などがあります。アジソン病のような ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
コートリル錠10mg
組成
有効成分
添加物
- バレイショデンプン、白糖、沈降炭酸カルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、ラウリル硫酸ナトリウム、クロスカルメロースナトリウム
禁忌
効能または効果
- 慢性副腎皮質機能不全(原発性、続発性、下垂体性、医原性)、急性副腎皮質機能不全(副腎クリーゼ)、副腎性器症候群、亜急性甲状腺炎、甲状腺疾患に伴う悪性眼球突出症、ACTH単独欠損症
- 関節リウマチ、若年性関節リウマチ(スチル病を含む)、リウマチ熱(リウマチ性心炎を含む)
- エリテマトーデス(全身性及び慢性円板状)、全身性血管炎(大動脈炎症候群、結節性動脈周囲炎、多発性動脈炎、ヴェゲナ肉芽腫症を含む)、多発性筋炎(皮膚筋炎)、強皮症
- ネフローゼ及びネフローゼ症候群
- 気管支喘息、薬剤その他の化学物質によるアレルギー・中毒(薬疹、中毒疹を含む)、血清病
- 重症感染症(化学療法と併用する)
- 溶血性貧血(免疫性又は免疫性機序の疑われるもの)、白血病(急性白血病、慢性骨髄性白血病の急性転化、慢性リンパ性白血病)(皮膚白血病を含む)、顆粒球減少症(本態性、続発性)、紫斑病(血小板減少性及び血小板非減少性)、再生不良性貧血
- 限局性腸炎、潰瘍性大腸炎
- 重症消耗性疾患の全身状態の改善(癌末期、スプルーを含む)
- 慢性肝炎(活動型、急性再燃型、胆汁うっ滞型)(但し、一般的治療に反応せず肝機能の著しい異常が持続する難治性のものに限る)、肝硬変(活動型、難治性腹水を伴うもの、胆汁うっ滞を伴うもの)
- サルコイドーシス(但し、両側肺門リンパ節腫脹のみの場合を除く)
- 肺結核(粟粒結核、重症結核に限る)(抗結核剤と併用する)、結核性胸膜炎(抗結核剤と併用する)、結核性腹膜炎(抗結核剤と併用する)、結核性心のう炎(抗結核剤と併用する)
- 脳脊髄炎(脳炎、脊髄炎を含む)(但し、一次性脳炎の場合は頭蓋内圧亢進症状がみられ、かつ他剤で効果が不十分なときに短期間用いること)、末梢神経炎(ギランバレー症候群を含む)、筋強直症、多発性硬化症(視束脊髄炎を含む)、小舞踏病、顔面神経麻痺、脊髄蜘網膜炎
- 悪性リンパ腫(リンパ肉腫症、細網肉腫症、ホジキン病、皮膚細網症、菌状息肉症)及び類似疾患(近縁疾患)、好酸性肉芽腫、乳癌の再発転移
- 特発性低血糖症
- 原因不明の発熱
- 副腎摘除、副腎皮質機能不全患者に対する外科的侵襲
- 蛇毒・昆虫毒(重症の虫さされを含む)
- 卵管整形術後の癒着防止
- ★湿疹・皮膚炎群(急性湿疹、亜急性湿疹、慢性湿疹、接触皮膚炎、貨幣状湿疹、自家感作性皮膚炎、アトピー皮膚炎、乳・幼・小児湿疹、ビダール苔癬、その他の神経皮膚炎、脂漏性皮膚炎、進行性指掌角皮症、その他の手指の皮膚炎、陰部あるいは肛門湿疹、耳介及び外耳道の湿疹・皮膚炎、鼻前庭及び鼻翼周辺の湿疹・皮膚炎など)(但し、重症例以外は極力投与しないこと)、★痒疹群(小児ストロフルス、蕁麻疹様苔癬、固定蕁麻疹を含む)(重症例に限る)、蕁麻疹(慢性例を除く)(重症例に限る)、★乾癬及び類症[尋常性乾癬(重症例)、関節症性乾癬、乾癬性紅皮症、膿疱性乾癬、稽留性肢端皮膚炎、疱疹状膿痂疹、ライター症候群]、★掌蹠膿疱症(重症例に限る)、成年性浮腫性硬化症、紅斑症(★多形滲出性紅斑、結節性紅斑)(但し、多形滲出性紅斑の場合は重症例に限る)、ウェーバークリスチャン病、粘膜皮膚眼症候群[開口部びらん性外皮症、スチブンス・ジョンソン病、皮膚口内炎、フックス症候群、ベーチェット病(眼症状のない場合)、リップシュッツ急性陰門潰瘍]、★円形脱毛症(悪性型に限る)、天疱瘡群(尋常性天疱瘡、落葉状天疱瘡、Senear-Usher症候群、増殖性天疱瘡)、デューリング疱疹状皮膚炎(類天疱瘡、妊娠性疱疹を含む)、★紅皮症(ヘブラ紅色粃糠疹を含む)、顔面播種状粟粒狼瘡(重症例に限る)、アレルギー性血管炎及びその類症(急性痘瘡様苔癬状粃糠疹を含む)
- 内眼・視神経・眼窩・眼筋の炎症性疾患の対症療法(ブドウ膜炎、網脈絡膜炎、網膜血管炎、視神経炎、眼窩炎性偽腫瘍、眼窩漏斗尖端部症候群、眼筋麻痺)、外眼部及び前眼部の炎症性疾患の対症療法で点眼が不適当又は不十分な場合(眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、強膜炎、虹彩毛様体炎)
- 急性・慢性中耳炎、滲出性中耳炎・耳管狭窄症、メニエル病及びメニエル症候群、急性感音性難聴、アレルギー性鼻炎、花粉症(枯草熱)、進行性壊疽性鼻炎、食道の炎症(腐蝕性食道炎、直達鏡使用後)及び食道拡張術後、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法
- 難治性口内炎及び舌炎(局所療法で治癒しないもの)
- ★印 外用剤を用いても効果が不十分な場合あるいは十分な効果を期待し得ないと推定される場合にのみ用いること。
- 通常、成人にはヒドロコルチゾンとして1日10〜120mgを1〜4回に分割して経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 感染症の患者[「原則禁忌」の項参照]
- 糖尿病の患者[糖尿病を増悪させることがあるので、定期的に尿糖、血糖の測定を行うのが望ましい。]
- 骨粗鬆症の患者[尿中カルシウム排泄の増加、腸管からのカルシウム吸収の抑制などにより、骨粗鬆症を増悪させることがある。]
- 腎不全の患者[排泄が低下し、作用が増強するおそれがある。]
- うっ血性心不全の患者[「原則禁忌」の項参照]
- 甲状腺機能低下のある患者[甲状腺ホルモンの分泌抑制により、甲状腺機能低下を増悪させるおそれがある。]
- 肝硬変の患者[代謝が低下し、作用が増強するおそれがある。]
- 脂肪肝の患者[脂肪の貯蔵作用により脂肪肝を増悪させるおそれがある。]
- 脂肪塞栓症の患者[脂肪の貯蔵作用により脂肪塞栓症を増悪させるおそれがある。]
- 重症筋無力症の患者[蛋白質合成抑制により、使用当初、一時症状が増悪することがある。]
- 高齢者[「高齢者への投与」の項参照]
重大な副作用
感染症
- 誘発感染症、感染症の増悪等があらわれることがある。また、B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
続発性副腎皮質機能不全、糖尿病
- 続発性副腎皮質機能不全、糖尿病があらわれることがある。
消化性潰瘍
骨粗鬆症、大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死、ミオパチー
- 骨粗鬆症、大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死、ミオパチーがあらわれることがある。
緑内障、後嚢白内障
- 連用により眼圧亢進、緑内障、後嚢白内障を来すことがあるので、定期的に検査をすることが望ましい。
血栓症
薬効薬理
- ヒドロコルチゾンは優れた抗炎症・抗アレルギー作用を示す糖質副腎皮質ホルモンである。副腎摘出ラットの肝に対する本薬の糖原増加作用はコルチゾンの約1.5倍であり1)、ラット綿球肉芽腫に対する抗炎症作用はコルチゾンの約1.3倍である2)。
ヒドロコルチゾンはウサギにおける炎症性の血管透過性亢進・白血球遊走の抑制に優れるとともに3)、卵白アルブミンに対するウサギの抗体産生を抑制する4)。
ヒドロコルチゾンの鉱質副腎皮質ホルモンとしての作用は弱く、副腎摘出イヌに対する生命維持作用はデオキシコルチコステロンの約0.04倍である5)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 11β,17α,21-Trihydroxypregn-4-ene-3,20-dione
分子式
分子量
融点
性状
- ヒドロコルチゾンは白色の結晶性の粉末で、においはない。メタノール、エタノール(95)又は1,4-ジオキサンにやや溶けにくく、クロロホルムに溶けにくく、水又はジエチルエーテルに極めて溶けにくい。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- corticosteroid
- 関
- 副腎皮質ステロイド、コルチコステロイド、ステロイド薬、副腎皮質ステロイド薬、副腎皮質ホルモン、副腎皮質ステロイドホルモン、副腎皮質ステロイド剤
副腎皮質ホルモン剤
副作用
- フロリネフ
重大な副作用
- 誘発感染症、感染症の増悪があらわれることがある。また、B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
- 2. 続発性副腎皮質機能不全、糖尿病
- 3. 消化性潰瘍、膵炎
- 4. 精神変調、うつ状態、痙攣
- 5. 骨粗鬆症、大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死、ミオパシー*6. 緑内障、後のう白内障
- 連用により眼内圧亢進、緑内障、後のう白内障を来すことがあるので、定期的に検査をすることが望ましい。
その他の副作用
- 1. 内分泌:5%以上又は頻度不明:月経異常
- 2. 消化器:5%以上又は頻度不明:下痢、胃痛、胸やけ、口渇、食欲亢進
- 3. 消化器:5%未満:悪心・嘔吐、腹部膨満感
- 4. 精神神経系:5%以上又は頻度不明:多幸症、不眠、頭痛、めまい
- 5. 筋・骨格:5%以上又は頻度不明:筋肉痛、関節痛
- 6. 脂質・たん白質代謝:5%以上又は頻度不明:野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝
- 7. 脂質・たん白質代謝:5%未満:満月様顔貌
- 8. 体液・電解質:5%以上又は頻度不明:血圧上昇、低カリウム性アルカローシス
- 9. 体液・電解質:5%未満:浮腫、高ナトリウム血症、低カリウム血症
- 10. 眼:5%以上又は頻度不明:中心性漿液性網脈絡膜症等による網膜障害、眼球突出
- 11. 血液:5%以上又は頻度不明:白血球増多
- 12. 皮膚:5%以上又は頻度不明:ざ瘡、多毛、脱毛、色素沈着、皮下溢血、紫斑、線条、そう痒、発汗異常、顔面紅斑、創傷治癒障害、皮膚菲薄化・脆弱化、脂肪織炎
- 13. 過敏症:5%未満:発疹
- 14. その他:5%以上又は頻度不明:発熱、疲労感、息切れ、ステロイド腎症、体重増加、精子数及びその運動性の増減
[★]
- 英
- hydrocortisone HDC
- 同
- コルチゾール cortisol
- 化
- コハク酸ヒドロコルチゾン、酢酸ヒドロコルチゾン、酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾン
- 商
- ロコイド、ハーユロン、パンデル、アボコート、クレイトン、コートリル、サクシゾン、ソル・コーテフ、HCゾロン、ハイドロコートン。
- 酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾン:イトロン
- (クロルヘキシジン、ジフェンヒドラミン、ヒドロコルチゾン、ベンザルコニウム)デスパ。(ヒドロコルチゾン、フラジオマイシン、ジフェンヒドラミン)レスタミン。(ヒノキチオール、ヒドロコルチゾン、アミノ安息香酸エチル)ヒノポロン。(クロタミトン、ヒドロコルチゾン)オイラックス。(混合死菌浮遊液、ヒドロコルチゾン)エキザルベ。(オキシテトラサイクリン、ヒドロコルチゾン)テラ・コートリル。(ヒドロコルチゾン、フラジオマイシン、ジブカイン、エスクロシド)プロクトセディル、ヘモレックス。(大腸菌死菌浮遊液、ヒドロコルチゾン)ポステリザン
- Penecort
- 関
- 副腎皮質ホルモン
添付文書
- サクシゾン静注用500mg/*サクシゾン静注用1000mg
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2452400D6078_2_01/2452400D6078_2_01?view=body
[★]
商品
[★]
- 英
- hydrocortisone butyrate propionate
- 商
- HCゾロン、アボコート、イトロン、エキザルベ 、オイラックスH、クレイトン、コートリル、サクシゾン、ソル・コーテフ、デスパコーワ、テラ・コートリル、ハイドロコートン、ハーユロン、パンデル、ヒノポロン口腔用、プロクトセディル、ヘモレックス、ポステリザンF、ロコイド、強力ポステリザン、強力レスタミンコーチゾンコーワ、
- 関
- ヒドロコルチゾン
[★]
オキシテトラサイクリン、ヒドロコルチゾン
[★]
- 同
- テラ・コートリル Terra-Cortril
[★]
- 英
- coat
- 関
- 外被、コーティング、被膜
[★]
- 英
- bird、avian
- 関
- 鳥類