- 英
- pulmonary alveolar hemorrhage, alveolar hemorrhage
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- P2-01-3 プロピルチオウラシル内服開始後30年以上経過して発症したびまん性肺胞出血の1例(P2-01 薬物アレルギー2,ポスターセッション,第23回日本アレルギー学会春季臨床大会)
- 若林 規良,門脇 徹,池田 敏和,小林 賀奈子,木村 雅広,石川 成範,矢野 修一
- アレルギー 60(3・4), 477, 2011-04-10
- NAID 110008594592
- 10.肺胞出血を契機に診断されたシェーラインヘノッホ紫斑病の1例(第40回 日本呼吸器内視鏡学会中部支部会)
- 遠渡 純輝,大野 康,柳瀬 恒明,神谷 文彦,伊藤 文隆,森 秀法,舟口 祝彦,青山 琢磨,西垣 和彦,湊口 信也
- 気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 33(1), 65, 2011-01-25
- NAID 110008460816
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- 薄い肺胞の壁では毛細血管が網の目構造を形成しています。この毛細血管が損傷され て、肺胞腔内に血液が出ることを肺胞出血といいます。多くの場合は、肺胞に出た血液 は細気管支・気管支を通って、口の中に出てきますので、喀血(咳と一緒に血が出る) ...
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- 61歳の男性。血痰を主訴に来院した。 1か月前から全身倦怠感を自覚し、食欲が低下していた。 2日前から尿量が少なくなり、下腿に浮腫が出現した。今朝から尿が赤くなり、血痰が出るようになった。体温37.8℃。脈拍104/分、整。血圧182/108 mmHg。皮膚に出血斑を認めない。両側肺野にcoarse cracklesを聴取する。下腿に浮腫を認める。尿所見:肉眼的血尿、蛋白2+、糖(-)、潜血3+。血液所見:赤血球 250万、 Hb 7.8g/dl, Ht 23%、白血球 8,500、血小板 21万。血液生化学所見:総蛋白 6.8g/dl、アルブミン 4.9g/dl、尿素窒素 72mg/dl、クレアチニン 5.5mg/dl、尿酸 9.2mg/dl、Na 141mEq/l、K 5.9mEq/l、Cl 102mEq/l。免疫学所見:CRP 3.2mg/dl、抗基底膜抗体陰性。
- アレルギー反応のCoombs分類で、この疾患と同じ型に属するのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105B043]←[国試_105]→[105B045]
[★]
- 64歳の男性。呼吸困難を主訴に来院した。 4日前に左胸痛と息切れとが出現し、次第に増悪してきたため受診した。
- 体温36.2℃。脈拍100/分、整。血圧120/80mmHg。呼吸数20/分。 SpO2 92%(room air)。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。頚部リンパ節を触知しない。左胸部に呼吸音を聴取しない。
- 血液所見:赤血球420万、 Hb13.0g/dl、 Ht37%、白血球4,400(桿状核好中球5%、分葉核好中球60%、好酸球1%、好塩基球2%、単球7%、リンパ球25%)、血小板21万。CRP0.4mg/dl。来院時の胸部エックス線写真(別冊No. 4A)を別に示す。入院後、胸腔ドレーンを挿入したところ、直後から咳嗽と泡沫状の喀痰とが出現した。この時点の胸部エックス線写真(別冊No. 4B)を別に示す。
- 胸腔ドレーン挿入後の病態として正しいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106B043]←[国試_106]→[106B045]
[★]
- 68歳の女性。腹膜炎の手術後でICUに入院中である。3日前に消化管穿孔による急性汎発性腹膜炎で緊急手術が行われた。術後は気管挿管されたままICUに入室し、人工呼吸管理を受けている。本日から呼吸状態が悪化し、気管からピンク色泡沫状の分泌物が吸引された。心拍数 86/分、整。血圧 120/80mmHg。動脈血ガス分析(FⅠO2 0.7):pH 7.32、PaCO2 42Torr、PaO2 69Torr、HCO3- 23mEq/L。胸部エックス線写真(別冊No. 12)を別に示す。心エコーで左室駆出率 60%、左室壁運動に異常を認めない。有意な弁膜症を認めない。
- 診断はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111E056]←[国試_111]→[111E058]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [098D012]←[国試_098]→[098D014]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [107I020]←[国試_107]→[107I022]
[★]
- 英
- carbon monoxide pulmonary diffusing capacity carbon monoxide diffusing capacity of lung DLCO
- 同
- CO拡散能力
- 関
- 一酸化炭素トランスファーファクター、拡散能
概念
- 肺胞気から肺毛細血管に至るガス移動効率の指標
- 肺毛細血管内を通過する血液の気層との接触時間は0.75sあれば酸素化に影響はない。この接触時間が短くなる、すなわち血流速度が増加した状態では酸素化が不十分となり拡散能の低下として認められる。血流速度は運動時や、あるいは毛細血管が破壊されたり閉塞したりして血管床が減少した病態で上昇する。(SPU.24)
- 20-30ml/min/Torr(YN.I-27)
方法
- 4種混合ガスを用い、最大呼出後急速に最大吸気位まで吸気し、10秒息止めをした後、急速に最大呼出をしCOガスの吸収量を測定して肺拡散能を検査する。
DLCOを低下せしめるファクター
- 肺間質、気道、肺血管の異常
- (1) 肺胞から肺毛細血管赤血球内ヘモグロビンに至るまでの拡散距離の増加
- (2) 肺胞・肺毛細血管の有効拡散面積の減少
- (3) 換気、血流、拡散能力の肺内不均等分布
- YN.I-27
読み方
DLCO上昇
- 軽度肺うっ血 → 肺血流量の増加により軽度上昇(SPU.354)
DLCO低下
呼吸器内科 必修マニュアル
- p.86
DLCOの基準
- 高値 :予測値の141%以上
- 正常 :予測値の76-140%
- 軽度低下 :予測値の61-75%
- 中等度低下:予測値の41-60%
- 高度低下 :予測値の40%以下
解釈
参考
[★]
- 英
- diffuse alveolar hemorrhage syndrome DAH
- 同
- 肺胞出血症候群 alveolar hemorrhage syndrome
[★]
- 英
- alveolar hemorrhage syndrome
- 関
- びまん性肺胞出血症候群
[★]
- 英
- alveolus (Z), alveoli, pulmonary alveoli, alveoli of the lung
- ラ
- alveoli pulmonis
- 関
- 肺、肺胞中隔
解剖
- 表面積:80m2。40-120m2。(およそテニスコートの広さ) 参考によると 縦23.77m横10.97mの長方形だけど?
- 48畳くらいか(ワンルームマンション6畳x8部屋分くらい) = 80(m2) / 1.65(m2/畳)。 1畳 ≒ 0.9(m) x 1.8(m) = 1.62 (m2) ← コンパネの大きさですね
組織
呼吸生理
- 肺胞を押しつぶす力P, 肺胞の半径r, 表面張力T
- P = 2T / r
- 肺胞収縮→r↓→サーファクタントの密度↑→表面張力↓→P↓→肺胞の虚脱が防がれる
[★]
- 英
- blood, (漢方)blood and body fluid energy
- 関
- 血液、血中
[★]
- 英
- hemorrhage, bleeding
- 関
- 出血量