全身性浮腫
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Japanese Journal
- 臨床経験 全身浮腫・胸水貯留・労作時呼吸困難などの心不全症状を合併するも,ステロイド薬投与にて著明な改善を認めた亜急性甲状腺炎の1例
- 重篤な運動後急性腎不全(ALPE)を起こした, URAT1遺伝子変異の1例
- 荒木 久澄,高谷 季穂
- 日本透析医学会雑誌 = Journal of Japanese Society for Dialysis Therapy 43(12), 1005-1010, 2010-12-28
- … 2.4mg/dLと高値を示したが,尿酸値は5.2mg/dLと正常範囲内であった.脱水による急性腎不全と考えたが,輸液療法にもかかわらず,嘔気,嘔吐は治まらず,腎機能は悪化する一方であった.高血圧,全身浮腫も出現したため,血液透析療法を施行.同時に,99mTc-MDP骨スキャンを撮影した.その結果,腎内に斑状集積が認められた.透析離脱,腎機能も完全に戻り,退院となった.尿酸値は1.1mg/dLと低値になり,尿 …
- NAID 10027725164
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- 局所性浮腫, 「静脈やリンパ環流の一方or両方が局所性閉塞により生じる。」 深部静脈 血栓症 骨盤内腫瘍による一側性の浮腫 脈管性浮腫(アレルギー性). 全身性浮腫, 以下の疾患が原因となる。 鬱血性心不全 心膜疾患: 収縮性心膜炎 貯溜液体を伴う心 膜炎 ...
- 心拡大. 全身性浮腫 · 尿蛋白異常あり · 尿蛋白異常なし. 一つ前に戻る · top.
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★リンクテーブル★
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- 20歳の女性。全身浮腫を主訴に来院した。3日前から顔面と下腿とに浮腫が出現し、急速に増悪してきた。現在までに体重が6kg増加した。身長156cm、体重60kg。体温35.6℃。脈拍72/分、整。血圧110/76mmHg。全身浮腫が高度である。尿所見:蛋白4+、糖(-)、潜血(-)。血液生化学所見:総蛋白 5.0g/dl、アルブミン 2.2g/dl、総コレステロール 320mg/dl、尿素窒素 40mg/dl、クレアチニン 1.8mg/dl、尿酸 8.0mg/dl、Na 138mEq/l、K 4.4mEq/l、Cl 100mEq/l。腎生検のPAS染色標本(別冊No.14)を別に示す。
- この患者の尿所見として考えにくいのはどれか。
- a 尿比重 1.030
- b 尿Na濃度8mEq/l
- c 尿沈渣で脂肪円柱
- d 尿蛋白 1.6g/日
- e 尿Na分別排泄率(fractional Na excretion) 0.2%
[正答]
D
- YN.E-21改変
指標
|
腎前性
|
腎性
|
濃縮能
|
尿浸透圧
|
>500 mOsm/L
|
<350 mOsm/L
|
尿/血症浸透圧
|
>1.5
|
<1.1
|
尿/血清Cr比
|
> 40
|
< 20
|
尿/血清BUN比
|
> 20
|
< 20
|
Na再吸収
|
尿中Na濃度
|
< 20 mEq/L
|
> 40 mEq/L
|
FENa
|
< 1.0%
|
> 1.0%
|
尿細管機能は保たれる
|
Naダダ漏れ
|
※国試ナビ4※ [105I056]←[国試_105]→[105I058]
[★]
- 腎生検PAM染色標本(別冊No. 4)を別に示す。
- 患者の病歴として最も合致するのはどれか。
- a 扁桃炎罹患2週後に乏尿となった男児
- b 全身浮腫が数日の経過で出現した20歳台の男性
- c 発熱、関節痛、顔面の紅斑および浮腫が出現した20歳台の女性
- d 糖尿病腎症の治療中に浮腫が出現し増悪した60歳台の女性
- e 浮腫と腎機能低下とが数か月で進行した70歳台の男性
[正答]
※国試ナビ4※ [105G023]←[国試_105]→[105G025]
[★]
- 英
- generalized edema, anasarca
- 同
- 全身浮腫、全身水腫
- 関
- 浮腫
[show details]
全身水腫 : 約 1,270 件
全身性水腫 : 28 件
全身性浮腫 : 約 166,000 件
全身浮腫 : 約 9,310 件
- 胸腔・腹腔を含めて全身の組織間隙に及んだ著しい浮腫
[★]
- 英
- edema
- 関
- 水腫、angioedema、全身性浮腫
分類
- 低アルブミン血症はfast edema と覚えておく
浮腫の原因
- IMD.518
-
- 内分泌性浮腫
- 栄養失調性浮腫・栄養障害性浮腫
- 薬剤性浮腫
- 起立性浮腫
- 特発性浮腫
- 内科診断リファレンス p.4
浮腫を来す疾患
- IMD.519改変
-
- 内科外科マニュアルp.212
- 蜂窩織炎
- 深部静脈血栓症
- 表在静脈瘤(慢性静脈還流不全)
- うっ血性心不全
- ネフローゼ症候群
- 肝硬変
- 甲状腺機能亢進症
- 甲状腺機能低下症
- 薬剤:CCB,ピオグリタゾン,NSAIDs,女性ホルモン,甘草
- 特発性浮腫:女性,夕方増悪する下腿の浮腫:NaCl,炭水化物制限
- 月経前症候群:黄体期に出現し,月経発来と共に消退:当帰芍薬散,加味逍遥散
肝性浮腫と腎性浮腫
- 肝性浮腫は下肢に、腎性浮腫では眼瞼に浮腫が初発する?(出典不明)
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- 越婢加朮湯
- 五苓散
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- 当帰芍薬散
- 真武湯
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- 防已黄耆湯
- 八味地黄丸
参考
[★]
- 英
- whole body、total body、systemic、general、whole-body
- 関
- 一般、全身性、全身的、通常、一般的、普遍的、浸透移行性、全般
[★]
- 関
- がん、腫瘍、腫瘤、良性新生物