- 英
- nicotinic acid amide, NAA
- ラ
- nicotinamidum
- 同
- ニコチンアミド nicotinamide、ナイアシンアミド niacinamide、3-ピリジンカルボン酸アミド 3-pyridinecarboxylic acid amide
- 商
- M.V.I.、M.V.I.-12、アミノレバンEN配合、エルネオパ1号、エレンタールP乳幼児用配合、エレンタール配合、エンシュア・リキッド 、オーツカMV、シーパラ、ストミンA配合、ダイメジン・マルチ、ツインラインNF配合、ツインライン配合、ネオM.V.I.-9、ネオパレン1号、ネオラミン・マルチV、バンコマイシン塩酸塩、パンビタン、ビタジェクト、フェニルアラニン除去ミルク配合、フルカリック1号、ヘパンED配合、マルタミン、ラコールNF配合、ラコール配合、ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク配合、ワッサーV配合
- 関
- ナイアシン
- ビタミン複合体の1つ。
- NADやNADPの材料である。
- 治療のためには「ニコチン酸アミド散10%」を単独で使用する。
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/03/24 22:14:20」(JST)
[Wiki ja表示]
ニコチンアミド |
|
|
別称
3-pyridinecarboxamide
niacinamide
nicotinamide
nicotinic acid amide
Vitamin PP
|
識別情報 |
CAS登録番号 |
98-92-0 |
PubChem |
936 |
ChemSpider |
911 |
UNII |
25X51I8RD4 |
EINECS |
202-713-4 |
KEGG |
D00036 |
ChEMBL |
CHEMBL1140 |
|
- InChI=1S/C6H6N2O/c7-6(9)5-2-1-3-8-4-5/h1-4H,(H2,7,9)
Key: DFPAKSUCGFBDDF-UHFFFAOYSA-N
InChI=1/C6H6N2O/c7-6(9)5-2-1-3-8- 4-5/h1-4H,(H2,7,9)/f/h7H2
InChI=1/C6H6N2O/c7-6(9)5-2-1-3-8-4-5/h1-4H,(H2,7,9)
Key: DFPAKSUCGFBDDF-UHFFFAOYAZ
|
特性 |
化学式 |
C6H6N2O |
モル質量 |
122.12 g mol−1 |
融点 |
128-131 °C
|
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ニコチンアミド(nicotinamide、Nam)は、ニコチン酸(ビタミンB3/ナイアシン)のアミドである。ニコチンアミドは水溶性ビタミンで、ビタミンB群の一つである。この他、ナイアシンアミド(niacinamide)、もしくはニコチン酸アミド(nicotinic acid amide)とも呼ばれている。ナイアシンとしても知られるニコチン酸はin vivoでニコチンアミドから変換されるがビタミンとしての機能はそれぞれ全く同じである。しかしニコチンアミドには、偶発的ナイアシン変化による薬理学的毒性効果はない。したがって、ニコチンアミドはコレステロールを還元せず、皮膚の紅潮も引き起こさない[1]。しかし、大人がニコチンアミドを一日に3g以上摂取すると肝臓毒性を引き起こす可能性がある[2]。細胞では、ナイアシンはNADとNADPから組み込まれるが、ニコチンアミドとニコチン酸のその経路は非常に似ている。NAD+とNADP+は、酵素的酸化還元反応において広く用いられる補酵素である[3]。
出典
- ^ Jacenollo, P. (1992). Niacin versus niacinamide
- ^ Knip M, Douek IF, Moore WP, et al. (2000). “Safety of high-dose nicotinamide: a review”. Diabetologia 43 (11): 1337–45. doi:10.1007/s001250051536. PMID 11126400.
- ^ Belenky P; Bogan KL, Brenner C (2007). “NAD+ metabolism in health and disease”. Trends Biochem. Sci. 32 (1): 12–9. doi:10.1016/j.tibs.2006.11.006. PMID 17161604. http://www.dartmouth.edu/~brenner/belenky07a.pdf 2007年12月23日閲覧。.
関連項目
外部リンク
- 国際化学物質安全性カード ニコチンアミド - 国立医薬品食品衛生研究所
ビタミン (A11) |
|
脂溶性 |
A
|
レチノール · β-カロテン · トレチノイン · α-カロテン
|
|
D
|
D2(エルゴステロール - エルゴカルシフェロール) · D3(7-デヒドロコレステロール - プレビタミンD3 - コレカルシフェロール - 25-ヒドロキシコレカルシフェロール - カルシトリオール(1,25-ジヒドロキシコレカルシフェロール) - カルシトロン酸)
D4(ジヒドロエルゴカルシフェロール) · D5 · Dアナログ(ジヒドロタキステロール - カルシポトリオール - タカルシトール - パリカルシトール)
|
|
E
|
トコフェロール (α - β - γ - δ) · トコトリエノール · トコフェルソラン
|
|
K
|
フィロキノン (K1) · メナキノン (K2) · メナジオン (K3)
|
|
|
水溶性 |
B
|
B1(チアミン) · B2(リボフラビン) · B3(ナイアシン - ニコチンアミド) · B5(パントテン酸、デクスパンテノール - パンテチン) · B6(ピリドキシン - ピリドキサールリン酸 - ピリドキサミン)
B7(ビオチン) · B9(葉酸 - ジヒドロ葉酸 - フォリン酸) · B12(シアノコバラミン - ヒドロキソコバラミン - メチルコバラミン - コバマミド) · コリン
|
|
C
|
アスコルビン酸 · デヒドロアスコルビン酸
|
|
|
主要な生体物質:炭水化物(アルコール、糖タンパク質、配糖体) · 脂質(エイコサノイド · 脂肪酸/脂肪酸の代謝中間体 · リン脂質 · スフィンゴ脂質 · ステロイド) · 核酸(核酸塩基 · ヌクレオチド代謝中間体) · タンパク質(タンパク質を構成するアミノ酸/アミノ酸の代謝中間体) · テトラピロール · ヘムの代謝中間体 |
|
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 症例報告 ニコチン酸アミドが奏効した持久性隆起性紅斑
Related Links
- ニコチン酸アミドとは?効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版) ... 用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。 すべての副作用を掲載しているわけではありません。
- ニコチン酸アミド/成分ディクショナリーでは、ニコチン酸アミドについて解説しております。また「ニコチン酸アミド」を含む、エスエス製薬の製品についても掲載いたしております。 ... ビタミンB群の一種で、別名として ...
- gooヘルスケア薬検索。ニコチン酸アミド 薬検索。副作用、薬価、妊婦の妊娠中服用における安全性、使用上の注意など。薬 ニコチン酸アミド 薬検索:[パンテチンの適応症](1)パントテン酸欠乏症/(2)パントテン酸の需要が増大し ...
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ツインラインNF配合経腸用液
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 高度の肝・腎障害のある患者[肝性昏睡、高窒素血症などを起こすおそれがある。]
- 重症糖尿病などの糖代謝異常のある患者[高血糖、高ケトン血症などを起こすおそれがある。]
- イレウスのある患者[消化管の通過障害がある。]
- 肝性昏睡又は肝性昏睡のおそれのある患者[肝性昏睡が増悪又は発症するおそれがある。]
- 急性膵炎の患者[膵炎が増悪するおそれがある。]
- 先天性アミノ酸代謝異常の患者[アシドーシス、嘔吐、意識障害などのアミノ酸代謝異常の症状が発現するおそれがある。]
- 腸管の機能が残存していない患者[水、電解質、栄養素などが吸収されない。]
効能または効果
- 一般に、手術後患者の栄養保持に用いることができるが、特に長期にわたり、経口的食事摂取が困難な場合の経管栄養補給に使用する。
- 通常、A液200mLとB液200mLを用時混合し、成人標準量として1日1,200〜2,400mL(1,200〜2,400kcal)を鼻腔チューブ、胃瘻又は腸瘻より胃、十二指腸又は空腸に1日12〜24時間かけて投与する。投与速度は75〜125mL/時間とする。経口摂取可能な場合は1回又は数回に分けて経口投与することもできる。
また、投与開始時は、通常1日当たり400mL(400kcal)を低速度(約50mL/時間)で投与し、臨床症状に注意しながら増量して3〜7日で標準投与量に達するようにする。
なお、年齢、体重、症状により投与量、投与濃度、投与速度を適宜増減する。
- 小児への投与:約0.4kcal/mLの濃度より投与を開始し、臨床症状を注意深く観察しながら、徐々に濃度を上昇させること。
なお、標準濃度は0.7〜0.8kcal/mLとする。
慎重投与
- 短腸症候群などの高度の腸管機能障害が予想される患者
- 長期経中心静脈栄養施行例など消化吸収能が極度に低下している患者
- 投与前から重度の消化器症状のある患者
- 高度の手術侵襲があった術後早期の患者
[上記1〜4の患者は腸管機能が低下しているため、投与量、投与濃度、投与速度に注意すること。]
重大な副作用
低血糖:
- 投与終了後にダンピング症候群様の低血糖(倦怠感、発汗、冷汗、顔面蒼白、痙攣、意識低下等)があらわれることがあるので、このような症状が認められた場合には適切な処置を行うこと(用法・用量及び用法・用量に関連する使用上の注意を参照)。
ショック、アナフィラキシー様症状:
- ショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、意識障害、呼吸困難、チアノーゼ、悪心、胸内苦悶、顔面潮紅、そう痒感、発汗等があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 空腸カテーテル留置ラットを用いた試験で、乳たん白加水分解物はジ及びトリペプチド又はアミノ酸混合物よりも門脈血中への出現時間が速く、吸収量も多い傾向を認め、また、アミノ酸組成も投与物に近かったことから、乳たん白加水分解物は吸収が速やかで吸収量も多く、バランスよく吸収されることが認められた7)。
- 消化吸収障害ラットを用いた試験で、乳たん白加水分解物はジ及びトリペプチド又はアミノ酸混合物と同等以上に、体重増加、窒素出納、尿中尿素窒素及び3-メチルヒスチジン排泄量で良好な値を示し、消化吸収が障害された状態でも栄養学的に有効であることが認められた8)。
- Thiry-Vella loop作製ラット及び小腸切除ラットを用いた試験で、トリカプリリンは長鎖脂肪酸トリグリセリドよりも吸収及びエネルギー代謝が速やかであり、エネルギー基質として優れることが認められた9,10)。
- 消化吸収障害ラットを用いた試験で、トリカプリリンは長鎖脂肪酸トリグリセリドよりも吸収率、体重増加、窒素出納で良好な値を示し、消化吸収が障害された状態でも栄養学的に有効であることが認められた11)。
- 消化吸収障害ラットを用いた試験で、トリカプリリンはデキストリンよりも体重増加、窒素出納、尿中尿素窒素排泄量、筋RNA及びたん白量で良好な値を示し、エネルギー基質として優れることが認められた12)。
- 小腸切除ラット及び消化吸収障害ラットを用いた試験で、本剤は市販消化態栄養剤と同等以上に体重増加と窒素出納に優れ、低残渣性であり、下痢発生が少ないことが認められた13,14)。
- 十二指腸カテーテル留置ラットを用いた試験で、本剤の窒素源と糖質は市販消化態栄養剤と同等以上の吸収性を示すことが認められた15)。
- ラットを用いた空腸への持続投与試験で、本剤は市販消化態栄養剤と同等以上に胆汁及び膵液の分泌を刺激しないことが認められた16)。
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- たん白アミノ酸製剤
[★]
- 英
- bullous pemphigoid BP
- 関
- 類天疱瘡
概念
病因
病理
蛍光抗体法
治療
ステロイド
免疫抑制剤
抗炎症製剤
- テトラサイクリン系、ダプソンのような抗炎症作用のある薬剤としばしばニコチンアミドと組み合わせて水疱性類天疱瘡に利用されるが、有用とのデータは限られている。
- ステロイドを温存したい場合や、ステロイドによる副作用が懸念される場合に考慮される。
- 抗生剤(テトラサイクリン系(テトラサイクリン、ドキシサイクリン、ミノマイシン)、エリスロマイシン)+ニコチン酸アミド
参考
- 1. [charged] Bullous pemphigoid and other pemphigoid disorders - uptodate [1]
[★]
- 英
- Ensure liquid
[★]
- 関
- ビタミンB
商品
[★]
アスコルビン酸、エルゴカルシフェロール、シアノコバラミン、チアミン硝化物、トコフェロール酢酸エステル(トコフェロール)、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、ピリドキシン塩酸塩、リボフラビン、レチノールパルミチン酸エステル(レチノール)、葉酸
組成
添加物
性状]]
[★]
- 英
- nicotinic acid nicotinate NiA
- 同
- ナイアシン niacin、ビタミンB3、3-ピリジンカルボン酸 3-pyridinecarboxylic acid
- 商
- ナイクリン
- 関
- NAD、ペラグラ、ビタミン
概念
- ビタミンB複合体の一つで、ビタミンB3。別名、ナイアシン(和文ではニコチン酸、英文ではナイアシンという記載をよく見かける、気がする)
臨床関連
- ペラグラを来す
参考
- http://fptsukioka555.blog86.fc2.com/blog-entry-14.html
[★]
- 英
- nicotine
- ラ
- nicotinum
- 商
- ニコレット、ニコチネルTTS
- 関
- 他に分類されない治療を主目的としない医薬品
作用
- 自律神経節に作用、、、結果として血圧を上昇させる。
臨床関連
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義