出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/01/25 00:29:33」(JST)
ピリドキサール | |
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IUPAC名
3-Hydroxy-5-(hydroxymethyl)-2-methylpyridine-4-carbaldehyde |
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 66-72-8 , 65-22-5 (塩酸塩) |
PubChem | 1050 |
ChemSpider | 1021 |
UNII | 3THM379K8A |
DrugBank | DB00147 |
KEGG | C00250 |
ChEBI | CHEBI:17310 |
ChEMBL | CHEMBL102970 |
SMILES
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InChI
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特性 | |
化学式 | C8H9NO3 |
モル質量 | 167.16 g/mol |
融点 |
165 °C (decomp.) |
関連する物質 | |
関連するarylformaldehydes | ダムナカンタール ゴシポール |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ピリドキサール (pyridoxal) は、ビタミンB6の化合物のひとつである。ビタミンB6には他にピリドキシンとピリドキサミンがある。これらはすべて、生物体で補酵素形のピリドキサール-5-リン酸に変換される。
ビタミンB6のすべての化合物は、複素環式の有機化合物であり、自然界では緑色植物に含まれている。欠乏症は、てんかん発作などである。
水に易溶、エタノールに可溶、アセトンに難溶。水溶液は光、熱に対して不安定(特にアルカリ性溶液)。 ピリドキシンを二酸化マンガンで酸化すると得られる。
生体内でピリドキサールキナーゼによりピリドキサールリン酸に転換する。
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リンク元 | 「ビタミン」「アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ」「ピリドキサル5-リン酸」 |
関連記事 | 「リン」「酸」「サル」 |
性状 | ビタミン名 | 化合物名 | 機能 | 補酵素名 | 欠乏症 | 過剰症 | ||
アミノ酸代謝 | 補酵素前駆体 | |||||||
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ビタミンC | アスコルビン酸 | 抗酸化 | ○ | 壊血病 易出血性、骨・筋の脆弱化 |
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ビタミンB5 | パントテン酸 | CoAの骨格 | ||||||
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酸化還元反応 | ○ | ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド | ペラグラ (1)光過敏性皮膚炎、(2)下痢、(3)認知症 |
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ビタミンE | トコフェロール | 抗酸化 | 未熟児の溶血性貧血 | |||||
ビタミンK | フィロキノン、メナキノン等 | 血液凝固因子やオステオカルシンの成熟 | ○ | 出血傾向 | 溶血、核黄疸 |
SOLP → AST = GOT, ALT = GPT
AST | ALT | |
含有量 | 3 | 1 |
局在 | 心筋、肝臓、 骨格筋、腎臓 赤血球 |
肝臓、腎臓、 心臓、骨格筋 |
逸脱しやすさ | 逸脱しにくい | 逸脱しやすい |
血中半減期 | 2日 | 6日 |
肝小葉内の分泌 | 中心静脈 | 辺縁 |
近位尿細管 | 70% |
遠位尿細管 | 20% |
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