- 英
- gestational hypertension, pregnancy-induced hypertension, pregnancy induced hypertension PIH
- 関
- 妊娠中毒症、妊娠高血圧症候群
- 同
- GH
UpToDate Contents
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- 1. 妊娠高血圧gestational hypertension [show details]
… Gestational hypertension and preeclampsia/eclampsia are hypertensive disorders induced by pregnancy; both disorders resolve postpartum. Gestational hypertension is the most common cause of hypertension …
- 2. 妊婦および出産後女性における高血圧のマネージメントmanagement of hypertension in pregnant and postpartum women [show details]
…features of preeclampsia (eg, elevated liver chemistries, low platelet count). Gestational hypertension – Gestational hypertension refers to elevated blood pressure first detected after 20 weeks of gestation …
- 3. 子癇前症:臨床的特徴および診断preeclampsia clinical features and diagnosis [show details]
…development of signs/symptoms of the severe end of the disease spectrum Gestational hypertension – Gestational hypertension refers to hypertension (systolic ≥140 and <160 mmHg, and/or diastolic ≥90 and …
- 4. 妊娠中の閉塞性睡眠時無呼吸obstructive sleep apnea in pregnancy [show details]
…studies on snoring in pregnant women have reached differing conclusions . Higher rates of gestational hypertension, preeclampsia , and delivery of small-for-gestational age infants have been reported among …
- 5. 子癇前症:管理および予後preeclampsia management and prognosis [show details]
…a multicenter trial (HYPITAT) that randomly assigned 756 women with mild preeclampsia or gestational hypertension at 36+0 to 41+0 weeks of gestation to induction of labor within 24 hours of randomization …
Japanese Journal
- 重症妊娠高血圧腎症における新たな降圧指針作成の可能性~胎児臍帯動脈血流速度波形からのアプローチ~
- 上林 大岳,西島 浩二,打波 郁子,山本 真,佐藤 久美子,高橋 仁,折坂 誠,黒川 哲司,吉田 好雄,KAMIBAYASHI Daigaku,NISHIJIMA Koji,UCHINAMI Ikuko,YAMAMOTO Makoto,SATO Kumiko,TAKAHASHI Jin,ORISAKA Makoto,KUROKAWA Tetsuji,YOSHIDA Yoshio
- 福井大学医学部研究雑誌 14, 2013-03-26
- Although antihypertensive therapy is recommended for management of hypertension in pregnantwomen, the criteria for initiation and maintenance of treatment have not been established. We report a casein …
- NAID 120005254333
- 重森 裕,野中 將,安部 洋,緒方 利安,岩朝 光利,東 登志夫,井上 亨,石倉 宏恭
- Japanese Journal of Neurosurgery 22(7), 542-548, 2013
- … 3症例は妊娠を引き金にして生じた妊娠高血圧症候群 (pregnancy induced hypertension : PIH) により脳出血を生じ, 1例はもやもや病が既往に認められた. …
- NAID 130003379641
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- 妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)の症状、知識、なりやすい人などを説明しています。 ... 妊娠高血圧症候群の定義 高血圧、尿タンパク、むくみ(浮腫)のうちの1つ、もしくは2つ以上の症状が見られ、それが妊娠前から持って ...
- 公益社団法人 日本産科婦人科学会 事務局 〒113-0033 東京都文京区 本郷2丁目3番9号 ツインビュー ... 妊娠高血圧症候群とは? 妊娠20週以降に高血圧があらわれ、産後12週までに血圧が正常になる場合をいいます。
★リンクテーブル★
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- 次の文を読み、50-52の問いに答えよ。
- 34歳の1回経産婦。妊娠31週5日に周産期管理目的で紹介され来院した。
- 現病歴: 半年前に無月経を主訴として自宅近くの診療所を受診し、妊娠7週と診断された。診療所で健診を受けていたが、妊娠10週時に胎児頭殿長 CRLから分娩予定日が補正された。補正後の妊娠16週ころから尿糖陽性が時々認められていたが、27週時から尿糖強陽性(定性試験で3+)が出現したため29週時に75g経口ブドウ糖負荷試験 OGTTが施行された。負荷前値: 110mg/dl、1時間値: 204mg/dl、2時間値 168mg/dlであった。
- 既往歴: 特記すべきことはない。耐糖能低下を指摘されたことはない。
- 月経歴: 初経11歳。月経周期28日、整。持続5-6日。月経障害なし。
- 妊娠・分娩歴: 25歳時に正常経腟分娩(妊娠39週、3,790g)。
- 家族歴: 母が糖尿病。
- 現 症: 意識は清明。身長156cm、体重76kg(妊娠前体重62.5kg、BMI 25.7)。体温37℃。脈拍88/分、整。血圧136/86mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。下腿浮腫を認めない。内診で胎児先進部は児頭で子宮口は閉鎖。超音波検査で子宮頚管長は4.2cmで胎児推定体重は2,200g(+1.8SD)、明らかな奇形は認めない。Biophysical profile scoreは10点である。
- 検査所見 尿所見:蛋白(-)、糖2+、ケトン体(-)。血液所見:赤血球 305万、Hb 10.2 g/dl、Ht 31%、白血球 6,900、血小板 11万。血液生化学所見:血糖 148mg/dl、HbA1c 6.8%、総蛋白 7.0g/dl、アルブミン 4.2g/dl、尿素窒素 16mg/dl、クレアチニン 0.6mg/dl、尿酸 7.8mg/dl、総コレステロール 240mg/dl、トリグリセリド 130mg/dl、総ビリルビン 0.8mg/dl、直接ビリルビン 0.5 mg/dl、AST 40IU/l、ALT 48IU/l、LD 320IU/l(基準176-353)、ALP 270IU/l(基準115-359)。
[正答]
※国試ナビ4※ [104B049]←[国試_104]→[104B051]
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妊娠高血圧、妊娠性高血圧、妊娠性高血圧症
- 関
- gestational hypertension
[★]
- 英
- pregnancy induced hypertension, PIH
- 関
- [[]]
- 妊娠中毒症の名称、定義、分類は2005年4月で改正された
定義 NGY.392
- 妊娠20週以降、分娩後12週までに1),2)のいずれかであって、かつこれらの症候が偶発合併症によらないもの
- 1) 高血圧が見られる
- 2) 高血圧にタンパク尿を伴う
疫学
- 初産婦、高齢妊婦(35歳以上)で発生しやすい
- 妊娠前BMI24以上で2-3倍の発症率
- 双胎妊娠では30-40%発症リスクが高まる。
分類
病型
- 以前からの蛋白尿 + 妊娠20週以降の高血圧
- 以前からの高血圧 + 妊娠20週以降の蛋白尿
- 以前からの高血圧・蛋白尿 → 妊娠20週以降に増悪
重症度
|
軽症
|
重症
|
収縮期血圧
|
140-160mmHg
|
>160mmHg
|
拡張期血圧
|
90-110mmHg
|
>110mmHg
|
蛋白尿
|
300-2000mg/day
|
>2000mg/day
|
妊娠高血圧腎症と加重型妊娠高血圧腎症の比較
- QB.P-239
|
妊娠高血圧腎症
|
加重型妊娠高血圧腎症
|
経産回数
|
初産婦に多い
|
経産婦に多い
|
後遺症
|
なし(分娩後早期に症状消失)
|
高血圧
|
再発
|
難
|
易。妊娠回数に比例
|
病態生理
- 組織レベルでは、血圧上昇・血管収縮(血管の攣縮)、凝固の促進(血管内凝固の促進)、腎の虚血、糸球体障害、血管透過性の亢進が起きており、鼓音結果として高血圧、蛋白尿、浮腫をきたすと考えられている。(NGY.394)
病理
- 胎盤:胎盤血管の壊死、血栓形成。
- 腎臓:メサンギウム細胞、上皮細胞、内皮細胞を中心とした増殖性糸球体の変化を生じる。蛋白尿の原因は限外濾過の破綻である。(NGY.394)
症候
治療
- NGY.396 G10M.99
- 極端な塩分・水分制限は循環動態を悪化させる
- 浮腫:利尿薬の使用は子宮胎盤循環を悪化させうるので肺水腫合併以外には禁忌。
- 子癇:予防的に硫酸マグネシウム投与
- 血栓:予防的にアンチトロンビン、ヘパリンなど
[★]
- 英
- superimposed preeclampsia
- 関
- 妊娠高血圧症候群
定義
- 以前からの蛋白尿 + 妊娠20週以降の高血圧
- 以前からの高血圧 + 妊娠20週以降の蛋白尿
- 以前からの高血圧・蛋白尿 → 妊娠20週以降に増悪
[★]
- 英
- preeclampsia, PE
- 関
- 妊娠高血圧症候群
国試
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- 英
- pregnancy, gravidity, gestation
- 関
- 妊娠週数、妊娠期間、(妊娠週数・妊娠月数の推定)子宮#子宮の大きさ、trimester。妊婦
- 妊娠x週
- x weeks of gestation
妊娠期間 (L.107)
- 最終月経の開始から280日(40週)
- 受精後266日(38週)
妊娠に伴う自覚、検査所見
- QB必修
- 尿検査による妊娠反応陽性:4週
- つわり症状 :6週
- 胎動の自覚 :18-20週
検査
超音波検査
- QB必修
- 妊娠4週:胎囊
- 妊娠5週:胎児
- 妊娠6週:胎児心拍
- 妊娠10-12週:ドップラーによる胎児心拍
尿妊娠反応
妊娠による変化
- G10M.38 NGY.293-303
- 循環血液量増加 → 血漿量の増加が血球成分の増加より著しい → 血液希釈(赤血球数↓、Hb↓、Ht↓)
- 白血球増加(5000~12000 /ul)。多核白血球優位に増加。
- 凝固能:凝固系亢進、線溶系抑制
- 血液凝固因子:第XI因子、第XIII因子を除き、血液凝固因子の濃度が上昇
- 胃:緊張度と運動性低下。食道括約筋圧低下、妊娠子宮による胃の変異により胃食道逆流が生じやすい(→麻酔管理では妊婦はfull stomach扱い)。
- 胸郭弛緩、横隔膜挙上、気道拡張(プロゲステロンによる気管平滑筋弛緩)
- →[一回換気量]増加、[予備呼気量]減少、[残気量]減少 → 残気量が減少し、一回換気量が増加 → 分時換気量増加
-
- 食後血糖は上昇。空腹時血糖は低下する。また、食後に高インスリン血症が持続する。 (NGY.293)
- FSH, LH:非妊娠時の基礎値
- hCG:10週前後にピークとなり以降、減少。
- PRL:妊娠末期に向かって増加
妊娠によるエネルギー付加量
- NGY.324
- 日本人成人女子の生活活動強度別の栄養所要量(kcal/day)
- 妊婦 +350
- G10M.72
- 妊娠初期:50kcal
- 妊娠中期:250kcal
- 妊娠末期:500kcal
- 授乳中:450kcal
妊娠と服用薬
- 妊娠と薬情報センター - 独立行政法人 国立成育医療研究センター
- http://www.ncchd.go.jp/kusuri/index.html
服用薬の影響
- 4週から7週末までは器官形成期であり、催奇形性が確認されているものはワルファリン(鼻奇形、骨形成不全)、メトトレキセート(種々の奇形)、抗てんかん薬(種々の奇形)がある。(参考1)
臨床関連
届出
参考
- http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/FUJ-FULL.pdf
[★]
- 英
- blood pressure, BP
- 同
- 動脈圧 arterial pressure AP
- 関
- 血圧測定
成人の血圧
- 至適血圧:<120mmHg かつ <80mmHg
- 正常血圧:130mmHg かつ 85mmHg
- 正常高値血圧:130~139mmHg または 85~89mmHg
- I度高血圧(軽症):140~159mmHg または 90~99mmHg
- II度高血圧(中等症):160~179mmHg または 100~109mmHg
- III度高血圧(重症):≧180mmHg または ≧110mmHg
- 収縮期高血圧:≧140mmHg かつ <90mmHg
糖尿病性腎症
- 管理目標: 130/80 mmHg
- 尿蛋白1g/日以上:125/75 mmHg
冠血管と血圧
- In the normal state, autoregulatory mechanisms adjust coronary tone tomatch myocardial oxygen supply with oxygen requirements. In the absence of obstructive coronary disease, thesemechanisms maintain fairly constant rate of coronary flow, as long as the aortic perfusion pressure is approximately 60 mmHg or greater.
血圧の異常
血圧の上肢における左右差
- 大動脈炎症候群:腕頭動脈、鎖骨下動脈の狭窄・閉塞を生じる
- 動脈硬化:鎖骨下動脈領域の病変があるとき、左右の脈拍差や皮膚温の違いを生じる
血圧の上下肢の差(下肢>上肢)
- 大動脈炎症候群:大動脈弓部が冒されやすいが、鎖骨下動脈が冒された場合に上肢の血圧が低下。
- 解離性大動脈瘤:解離腔に生じた血腫が鎖骨下動脈を圧迫すると、上肢の血圧が低下
- 大動脈閉鎖不全症:Hill徴候
収縮期血圧のみ高い。拡張期血圧は高くない
- 拡張期に動脈血流が減少する病態(血流が体循環に押し出されないか、心収縮力のみ上昇している状態?(体循環の血管抵抗が上がっていない?))
- 脈圧が上昇する
- 1. 大動脈基部の血流が逆流やシャントにより減少する場合
ショック
非侵襲的な血圧測定法による血圧の上肢・下肢の差
- 血圧を測定するために駆血帯で血流を遮断する必要がある。このとき、下肢の動脈の方が深部を走行しているため上肢より強く駆血帯で圧迫する必要がある。強く圧迫を要する分だけ下肢の血圧が高く測定されてしまう。
心血管とその周囲の血圧 YN.C-29
- see also PHD.61
中心静脈
|
|
肺動脈楔入圧
|
4~8
|
8~20
|
右心房
|
左心房
|
1~4
|
8~20
|
右心室
|
左心室
|
8~20
|
120~20
|
肺動脈
|
大動脈
|
8~20
|
120~70
|
臓器移植における脳死判定の除外
- 脳死判定#脳死判定の除外規定、臓器の移植に関する法律施行規則#第二条第四項
- 収縮期血圧が以下で定められる数値未満の場合には脳死判定ができない。
- 1歳未満の者 65
- 1歳以上13歳未満の者 年齢x2+65
- 13歳以上の者 90
国試
[★]
- 英
- pressure
- 関
- 圧力