- 英
- adenocyte, glandular cell
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腺細胞(せんさいぼう、英:glandular cell)とは一般に上皮に由来する分泌機能を有する細胞の総称。体表または管腔に向けて分泌する外分泌細胞、血管に向けて分泌する内分泌細胞、細胞の管腔側と血管側の両方向に分泌する細胞がある。外分泌細胞はその分泌物により粘液細胞、漿液細胞、脂腺細胞、電解質細胞に分類される。
関連項目
参考文献
- 日本獣医解剖学会編集 『獣医組織学 改訂第二版』 学窓社 2003年 ISBN 4873621135
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 甲状腺細胞診ベセスダ・システムの意義と日本甲状腺学会が提起した穿刺吸引細胞診分類の問題点 (特集 甲状腺の細胞診の新しい報告様式と技術)
- 坂本 穆彦
- 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 = Official journal of the Japan Association of Endocrine Surgeons and the Japanese Society of Thyroid Surgery 31(2), 104-107, 2014-06
- NAID 40020098562
- 佐野 太亮,布引 治,岩井 重寿,澤田 浩秀,青野 早姫,天間 友理香,能瀬 衣沙子,宮下 奈都美,猪俣 啓子,山下 弘幸,覚道 健一
- 神戸常盤大学紀要 (7), 69-74, 2014-03-31
- Introduction: Thyroid fine-needle cytology is the first line clinical method for thyroid nodule to select patients for surgery, because papillary carcinoma has diagnostic characteristics in cytology, …
- NAID 110009781981
- P3-39-4 知的障害者への子宮頸部細胞診における頸管腺細胞の検討(Group 136 子宮頸部腫瘍・検診1,一般演題,公益社団法人日本産科婦人科学会第66回学術講演会)
Related Links
- 栄養・生化学辞典 - 腺細胞の用語解説 - →腺房細胞 ... 出典|小学館 この辞書の凡例を見る 監修:松村明 編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
- 腺細胞(せんさいぼう、英:glandular cell)とは一般に上皮に由来する分泌機能を有する細胞の総称。体表または管腔に向けて分泌する外分泌細胞、血管に向けて分泌する内分泌細胞、細胞の管腔側と血管側の両方向に分泌する細胞がある。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
サイモグロブリン点滴静注用25mg
組成
有効成分:1バイアル中の分量
- 抗ヒト胸腺細胞ウサギ免疫グロブリン:25mg
備考:ウサギ血液由来
添加物:1バイアル中の分量
- グリシン:50mg
D-マンニトール:50mg
ポリソルベート80:2.5mg
塩化ナトリウム:10mg
pH調節剤2成分
禁忌
- 本剤の試験投与でショック状態等の過敏症が認められた患者[〈用法及び用量に関連する使用上の注意〉の項参照]
- 重症感染症(肺炎、敗血症等)を合併している患者[感染症が増悪し致命的となることがある。]
- 妊婦[「6.妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
- 弱毒生ワクチンを投与中の患者[「3.相互作用(1)」の項参照]
効能または効果
- 中等症以上の再生不良性貧血
- 造血幹細胞移植の前治療
- 造血幹細胞移植後の急性移植片対宿主病
- 腎移植後の急性拒絶反応の治療
○中等症以上の再生不良性貧血の場合
- 本剤は下記の重症度基準による中等症以上の再生不良性貧血患者に使用すること。
再生不良性貧血の重症度基準
- (厚生労働省特定疾患特発性造血障害調査研究班基準(平成16年度修正))1)
最重症
- 好中球200/μL未満に加えて、以下の1項目以上を満たす
- 網赤血球 20,000/μL未満
- 血小板 20,000/μL未満
重症
- 網赤血球 20,000/μL未満
- 好中球 500/μL未満
- 血小板 20,000/μL未満
やや重症
- 以下の2項目以上を満たし、定期的な赤血球輸血を必要とする
- 網赤血球 60,000/μL未満
- 好中球 1,000/μL未満
- 血小板 50,000/μL未満
- 注)定期的な赤血球輸血とは毎月2単位以上の輸血が必要なときを指す。
中等症
- 網赤血球 60,000/μL未満
- 好中球 1,000/μL未満
- 血小板 50,000/μL未満
軽症
○造血幹細胞移植後の急性移植片対宿主病の場合
- ステロイド療法によっても十分な効果が得られない場合にのみ適用を考慮すること。
○腎移植後の急性拒絶反応の治療の場合
- 本剤は、原則としてステロイド療法で十分な治療効果が得られない場合に使用すること。
中等症以上の再生不良性貧血
- 通常、1日1回体重1kgあたり抗ヒト胸腺細胞ウサギ免疫グロブリンとして2.5〜3.75mgを、生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液500mLで希釈して、6時間以上かけ緩徐に点滴静注する。投与期間は5日間とする。
造血幹細胞移植の前治療
- 通常、1日1回体重1kgあたり抗ヒト胸腺細胞ウサギ免疫グロブリンとして2.5mgを、生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液500mLで希釈して、6時間以上かけ緩徐に点滴静注する。投与期間は造血幹細胞移植5日前より4日間とする。
造血幹細胞移植後の急性移植片対宿主病
- 通常、1日1回体重1kgあたり抗ヒト胸腺細胞ウサギ免疫グロブリンとして2.5〜3.75mgを、生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液500mLで希釈して、6時間以上かけ緩徐に点滴静注する。投与期間は5日間とする。
腎移植後の急性拒絶反応の治療
- 通常、1日1回体重1kgあたり抗ヒト胸腺細胞ウサギ免疫グロブリンとして1.5mgを、1バイアル(抗ヒト胸腺細胞ウサギ免疫グロブリンとして25mg)あたり、生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液50mLで希釈して、6時間以上かけ緩徐に点滴静注する。投与期間は7〜14日間とする。
- アナフィラキシー等の過敏症状を起こすことがあるので、使用に際しては、十分な問診を行うとともに、あらかじめ本剤の試験投与を行うこと。
試験投与は通常、本剤1バイアルを日局注射用水5mLにて溶解後、その0.5mL(抗ヒト胸腺細胞ウサギ免疫グロブリンとして2.5mg)を100mLの生理食塩液で希釈して、1時間以上かけて点滴静注する。試験投与中は医師が患者の状態を十分に観察し、安全性を確認すること。
- 本剤又は他のウサギ血清製剤の投与歴のある患者に本剤をやむを得ず再投与する際には、投与に先立って、本剤に対する抗体の有無を確認する等、必要な処置を講じた上で、医師の十分な観察のもと投与すること。
- 腎移植後の急性拒絶反応の治療に本剤を投与する際には、血小板を含む全血算値に十分注意し、以下に示す減量基準等を参考に、適切な処置を行うこと。
- 血小板数が50,000〜75,000/mm3又は白血球数が2,000〜3,000/mm3の場合、本剤の減量を考慮すること。
- 持続的で重度の血小板減少症(<50,000/mm3)又は白血球減少症(<2,000/mm3)が認められた場合、本剤の投与中止を考慮すること。
慎重投与
- 薬物過敏症の既往歴のある患者
- アレルギー素因のある患者
- 肝障害のある患者[肝機能を悪化させるおそれがある。]
- 腎障害のある患者[腎機能を悪化させるおそれがある。]
- 心疾患のある患者[心機能を悪化させるおそれがある。]
重大な副作用
ショック(頻度不明注))、アナフィラキシー様症状(0.4%)
- ショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので観察を十分に行い、呼吸困難、血圧低下、頻脈等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
重度のinfusion associated reaction(サイトカイン放出症候群を含む)(頻度不明注))
- 重度のinfusion associated reaction(サイトカイン放出症候群を含む)があらわれ、重篤な心障害や肺障害(心筋梗塞、急性呼吸窮迫症候群、肺水腫)に至ることがあるので、発熱、悪寒、呼吸困難、悪心、嘔吐、下痢、頻脈、低血圧、高血圧、倦怠感、発疹、頭痛等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
感染症(肺炎、敗血症等)(11.2%)
- ウイルス(アデノウイルス、サイトメガロウイルス、ヘルペス等)、細菌、真菌(アスペルギルス等)等による重篤な感染症があらわれることがある。また、免疫抑制剤を投与されたB型又はC型肝炎ウイルスキャリアの患者において、B型肝炎ウイルスの再活性化による肝炎やC型肝炎の悪化があらわれることがある。本剤を投与する場合は観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
発熱性好中球減少症(頻度不明注))
- 発熱性好中球減少症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
進行性多巣性白質脳症(PML)(頻度不明注))
- 進行性多巣性白質脳症(PML)があらわれることがあるので、本剤の治療期間中及び治療終了後は患者の状態を十分に観察し、意識障害、認知障害、麻痺症状(片麻痺、四肢麻痺)、言語障害等の症状があらわれた場合は、MRIによる画像診断及び脳脊髄液検査を行うとともに、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
BKウイルス腎症(頻度不明注))
- BKウイルス腎症があらわれることがあるので、このような場合には減量又は投与を中止し、適切な処置を行うこと。
間質性肺炎(2.1%)
- 間質性肺炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線検査異常等が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
血小板減少(31.0%)
- 血小板減少があらわれ、出血傾向が増悪するおそれがあるので、定期的に血小板数を測定し、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
出血傾向
- 脳出血(1.7%)、下血、胃腸出血(いずれも1.2%)、くも膜下出血、肺出血、肺胞出血(いずれも0.4%)等の出血があらわれることがあるので、臨床症状を十分に観察し、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
重篤な肝障害(6.2%)
- AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇等を伴う重篤な肝障害があらわれることがあるので、定期的に血液検査を行う等、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
リンパ増殖性疾患(1.2%)
- リンパ増殖性疾患があらわれることがあるので、発熱、リンパ節腫大等が認められた場合には、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
作用機序
- 本剤は、 T細胞表面抗原(CD2、CD3、CD4、CD5、CD7、 CD8、CD25、TCRαβ)並びに白血球表面抗原(CD11a)に対し親和性を示した4,5)。また、ヒトリンパ球細胞傷害性試験において補体存在下リンパ球を溶解させた6)。以上のことから、本剤は、ヒトT細胞表面抗原に結合し、補体依存性の細胞傷害を惹起させることにより、再生不良性貧血並びにGVHDに関与しているT細胞を減少させ、その結果これらの疾患に対して効果を示すと考えられる。
免疫抑制作用
ヒトリンパ球細胞傷害性試験(in vitro)6)
- ヒトリンパ球に対する補体依存性の細胞傷害性を検討した結果、本剤約20μg/mLは陰性対照と比較してリンパ球の溶解を25%増加させた。
E-ロゼット形成阻止作用(in vitro)6)
- ヒトリンパ球を用いたE-ロゼット形成阻止作用を検討した結果、本剤約15μg/mLは陰性対照と比較してE-ロゼット形成を50%抑制した。
サルにおける皮膚移植片生着延長試験(in vivo)6)
- 本剤(25mg/匹)は、サルにおける皮膚移植片が拒絶されるまでの日数を延長させ、in vivoでの拒絶反応を抑制した。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- 抗ヒト胸腺細胞ウサギ免疫グロブリン
(Anti-human Thymocyte Immunoglobulin, Rabbit)
本 質
- ヒトの胸腺細胞を抗原とし、ウサギを免疫して得られた抗血清から分離精製されたポリクローナル抗体で、免疫グロブリンGに属するたん白質
分子量
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- gland
- ラ
- glandula
- 関
- 腺細胞、分泌
[★]
- 英
- anti-human thymocyte immunoglobulin
- 関
- 免疫抑制薬、再生不良性貧血。抗ヒト胸腺細胞ウサギ免疫グロブリン、抗ヒト胸腺細胞ウマ免疫グロブリン
[★]
- 英
- serous cell????
- 関
- 漿液腺 serous gland albuminous gland
[★]
- 英
- antithymocyte immunoglobulin
[★]
- 英
- endometrial gland cell
[★]
- 英
- cell
- ラ
- cellula
- 関