聴神経鞘腫
- 英
- acoustic schwannoma、acoustic neurinoma
- 同
- 前庭神経鞘腫 vestibular schwannoma、聴神経線維鞘腫 acoustic neurilemmoma
- 関
- 聴神経腫瘍、前庭神経鞘腫、聴神経シュワン細胞腫
概念
- 前庭神経鞘腫とも呼ばれる。聴神経のシュワン細胞に由来する良性腫瘍。
病理
- 2種類の腫瘍細胞が混在している。
- Antoni A型:腫瘍が柵状配列をとっている。
- Antoni B型:細胞が変性して粗な領域。エオシン染色性弱い。
検査
- MRI
- T1:低信号
- T2:高信号
- ガドリニウム造影:均一に増強される
鑑別疾患
- 小脳橋角部髄膜腫 :T1で低信号、T2で高信号、造影で高信号。腫瘍付着硬膜の造影効果。鑑別点は錐体骨部への付着が広くはっきりとしており、。
- 小脳橋角部類表皮嚢胞:T1で低信号、拡散強調画像で高信号
- 三叉神経鞘腫
- クモ膜嚢胞
- 脂肪腫
- 血管芽腫
- 転移性脳腫瘍
治療
- 3cm未満:手術両方 or 定位的放射線治療(ガンマナイフ)
- 3cm以上:手術両方
- 手術療法:後頭蓋窩開頭法(耳介後部からのアプローチ)