ブルンス眼振
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Japanese Journal
- Bruns 眼振の出現と消失を追跡できた小脳動静脈奇形の1例
- 細田 直子,清澤 源弘,世古 裕子,穂刈 充彦,成相 直
- 神経眼科 = Neuro-ophthalmology Japan 17(3), 300-305, 2000-09-25
- NAID 10012786558
- B-21 Bruns眼振を呈したWernicke脳症の1例(第16回杏林医学会総会)
- 関 清之,後藤 健三,竹内 明彦,鈴木 仁,野崎 稔,土屋 雅宏,入江 宏,小池 秀海,吉野 佳一
- 杏林医学会雑誌 19(1), 121, 1988-03-30
- NAID 110007373591
- 左右注視方向性眼振とBruns眼振(図説"めまい"診療のポイント-28-)
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- ④聴性脳幹反応(ABR)⇒Ⅰ~Ⅴ波間の潜時の延長、Ⅱ波以降の消失⑤温度眼振 検査(caloric test)⇒反応途絶あるいは低下(患側の半規管麻痺:CP) *進行例では Bruns眼振⇒患側が大きくゆっくり、健側は小さく早い眼振⑥アブミ骨筋反射(-)⇒顔面 神経 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- neurinoma, neurilemoma
- 同
- シュワン細胞腫 Schwannoma、シュワン腫
- 関
- 脳腫瘍
概念
- 良性腫瘍
- 原発性脳腫瘍全体の10%
- 神経鞘腫の約90%はCN VIII原発(聴神経鞘腫)。その中でも前庭神経に由来するものが多い。
疫学
- 30-60歳に好発
- 男女比=1:1.3-1.5
- 前庭神経(神経鞘腫の90%を占める)>三叉神経>舌咽・迷走・副神経、顔面神経、舌下神経、滑車神経
遺伝性
病理
- 薄い皮膜
- 柔らかい
- 黄白色、赤褐色で易出血性。
- Antoni A型とAntoni B型が混在
症状
- 1. 初発症状:難聴(言語識別能の低下、高音域での聴力低下)、耳鳴り。15%の症例で突発性難聴で初発。5%の症例でめまいで初発。
- 2. 進展して三叉神経を障害:角膜反射の消失。顔面神経は障害されにくい。
- 3. 進展して小脳、脳幹を障害:四肢の運動失調、歩行障害
- 4. 進展して第4脳室の閉塞、テント切痕部での髄液の通過障害:水頭症による頭蓋内圧亢進症状。
- 5. 下方に進展した場合:舌咽神経、迷走神経などの下位脳神経障害:嚥下障害
検査
画像検査
- T1:低信号
- T2:高信号
- Gd造影:均一に強く造影
[★]
- 英
- Bruns nystagmus
- 同
- Bruns眼振、延髄外側眼振 lateral medullary nystagmus
- 健側の注視:高頻度で小さな眼振
- 病側の注視:低頻度で大きな眼振
<youtube>http://www.youtube.com/watch?v=9QnxQ57D1qk</youtube>
- わかりにくい。左(→)が病側。
- 最初、右(健側)を向いて、次に左(病側)を向いています。
[★]
- 英
- nystagmus
- 同
- 眼球振盪、眼球振盪症
- 関
- 共同眼振、律動眼振、病的眼振、反跳眼振、陥没眼振、輻輳眼振、注視眼振
概念
- 眼球の不随意的往復運動
- 眼振には眼球が緩徐に動く緩徐相と急速に動く急速相からなる。
- 急速相の方向が眼振の方向である。
分類