- 英
- bilateral renal artery stenosis
- 両側性の腎動脈狭窄例に対して、ACE阻害薬は禁忌。
- 腎血流量の減少や糸球体ろ過圧の低下により急速に腎機能を悪化させるおそれ。アンジオテンシンIIによる輸出細動脈の収縮作用がblockされ、両腎共に腎血流が減少しているためにGFRの低下を代償できず腎機能の悪化をきたす。
UpToDate Contents
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- 1. 両側性アテローム性腎動脈狭窄症および機能的単腎の狭窄の治療 treatment of bilateral atherosclerotic renal artery stenosis or stenosis to a solitary functioning kidney
- 2. 腎血管性高血圧の診断 establishing the diagnosis of renovascular hypertension
- 3. 高血圧におけるACE阻害剤の腎への効果 renal effects of ace inhibitors in hypertension
- 4. 心原性肺水腫の病態生理 pathophysiology of cardiogenic pulmonary edema
- 5. 急性非代償性心不全の評価 evaluation of acute decompensated heart failure
Japanese Journal
- 経皮的腎動脈形成術により著明な腎機能改善が得られ維持透析から離脱可能となった両側腎動脈狭窄症の1例 (報告集 第28回東京CCU研究会) -- (医師一般演題)
- 15) 慢性心不全を有する両側腎動脈狭窄に対してminimum contrast PTRAを施行した一例(第104回日本循環器学会九州地方会)
- 中富 啓太,原田 敬,大江 学治,佐貫 仁宣,剱 卓夫,津田 有輝,太崎 博美
- Circulation journal : official journal of the Japanese Circulation Society 72(Supplement_III), 1115, 2008-10-20
- NAID 110007011479
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- 12.動脈硬化性腎動脈狭窄症 135 論文コード 対 象 方 法 結 果 1.Vasbinder GB, Ann Intern Med 2001 メタ解析 CT,MRA,超音波法,カプトプリルレノシ ンチグラフィ,カプ トプリル試験の腎動 脈狭窄に対する有効 性を血管 ...
- 慢性進行性閉塞(狭窄): 腎動脈 はアテローム性動脈硬化症または線維性異形成により狭窄する。 アテローム性動脈硬化症は主に50歳以上の男性に発症し,通常は大動脈開口部または,主腎動脈の近位区域で発症する。慢性閉塞は約 ...
- 腎動脈の狭窄を治療する方法として、血管外科による手術とカテーテルによるふうせん拡張術+ステント留置術の2つがあります。カテーテル治療の成績が手術と変わらない事、むしろ低侵襲で合併症の少ないことから、現在では ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- hypotensor, depressor, hypotensive drugs hypotensive agent hypotensive drug
- 同
- 降圧剤、血圧降下薬、高血圧症治療薬、抗高血圧薬 antihypertensive antihypertensive drug, antihypertensive drugs
[show details]
ja
hypotensor : 約 1,170 件
depressor : 約 13,000 件
hypotensive drugs : 約 1,410 件
hypotensive agent : 約 1,320 件
hypotensive drug : 約 1,200 件
en
hypotensor : 約 12,100 件
depressor : 約 1,220,000 件
hypotensive drugs : 約 29,100 件
hypotensive agent : 約 37,600 件
hypotensive drug : 約 12,500 件
降圧薬
-
- 近位尿細管:アセタゾラミド:炭酸脱水酵素を阻害
- 太いヘンレループ上行脚:フロセミド:Na+-K+-2Cl-共輸送体(NKCC)を阻害
- 遠位尿細管前半部:チアジド系利尿薬:Na+とCl-の共輸送体を阻害
- 遠位尿細管後半部と集合管:
- スピラノラクトン:アルドステロン受容体に競合的に結合
- トリアムチレン:Na+流入を抑制
-
-
-
- カルベジロール(α1遮断により末梢血管を拡張。β遮断により陽性変力作用を抑制)
- アムスラロールなど
- 強力な降圧効果を示す
- 細胞内へのCa流入を抑制することにより血管平滑筋を弛緩させ末梢血管抵抗を下げる
- 脳、心臓、腎臓への血流を保つ
- 膜電位依存性Caチャネルに作用して血管平滑筋を弛緩させる
-
- 副作用:ジルチアゼムの副作用:洞性徐脈、洞性ブロック
- ニフェジピン: 血管への親和性が高い→抗高血圧薬として優れる
- 副作用:反射性交感神経緊張、顔面紅潮、浮腫(静脈拡張より動脈拡張の度合いが大きいため)、便秘
- 臓器障害の改善、進展予防 beyond blood pressure
- RA系の抑制
- アンジオテンシノゲン→(レニン)→アンジオテンシンI→(アンジオテンシン転換酵素)→アンジオテンシンII-(アンジオテンシン受容体遮断薬)-|アンジオテンシン受容体1
- ACE阻害薬の腎機能保護
- ACE阻害薬:輸入細動脈 拡張、輸出細動脈 拡張 → 糸球体内圧↓
- Ca拮抗薬 :輸入細動脈 拡張、輸出細動脈 なし → 糸球体内圧↑
-
- 副作用
- ACEはブラジキニンを分解するキニナーゼIIと同一の酵素である。ACE阻害薬はこの酵素を阻害するが、ブラジキニンは血管拡張、決勝滲出決勝進出、発痛作用に関わっている。このため咳を誘発することがある。
- 禁忌
- 妊婦。ブラジキニンは胎児の動脈管閉鎖に関わっている。このた、母胎にACE阻害剤を加え、ブラジキニンが増えると胎児の動脈管が閉鎖してしまう。(血管浮腫?)
- 1型アンジオテンシンII受容体拮抗薬(AT1受容体拮抗薬)
降圧薬の積極的な適応と禁忌
- 合併症を有する高齢者高血圧に対する第一選択薬と併用薬
○:第一選択 空欄:適応可 △:注意が必要 ×:禁忌
- 理由はACE参照
使用できる降圧薬
- α2作動薬
- β遮断薬
- α遮断薬
参考
- http://www.jhf.or.jp/a&s_info/guideline/kouketuatu.html
漢方薬
- 降圧目的に釣藤散が使われることが多い。補助的に防風通聖散が用いられることがある。
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- 英
- renal artery stenosis
- 同
- (状態)腎動脈狭窄
- 関
- 腎動脈閉塞症、腎血管性高血圧症
病因
治療
- 経皮的血管形成術:線維筋性異形成では再狭窄は少ないが、粥状動脈硬化症では多い (参考1)
臨床関連
参考
- http://emedicine.medscape.com/article/1817671-overview#a30
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- 英
- renal artery (Z)
- ラ
- arteria renalis
- 関
- 腎臓、腎静脈
臨床関連
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- 英
- bilateral、two-tailed
- 関
- 両側性、左右対称
[★]
- 英
- stenosis, stricture, constriction, narrowing
[★]
- 英
- artery (Z)
- ラ
- arteria
- 関
- 静脈
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- 英
- arterial stenosis
- 関
- 動脈狭窄症