- たん白質と結合した多糖類。かわらたけの菌糸体より得られたもの
- 関
- その他の腫瘍用薬
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
カルボクリン末
組成
- カルボクリン末は、1包(1g)中にたん白質と結合した多糖類で、かわらたけの菌糸体より得られたものを1g含有する。
効能または効果
- 胃癌(手術例)患者及び結腸・直腸癌(治癒切除例)患者における化学療法との併用による生存期間の延長
- 小細胞肺癌に対する化学療法等との併用による奏効期間の延長
薬効薬理
抗腫瘍効果1)
- マウスSarcoma-180、ラットAH-13腹水肝癌、マウスLewis肺癌、マウスAdenocarcinoma755等の実験腫瘍において、腫瘍増殖抑制効果や延命効果を認めた。
作用機序1)
- 担癌マウスにおける遅延型皮膚反応及び抗体産生の低下を抑制した。また担癌個体由来の免疫抑制因子を投与されたマウスにおける抗体産生細胞の減少を抑制した。
本剤は、担癌により低下した免疫能の回復作用を有すると考えられる。
有効成分に関する理化学的知見
名称
- たん白質と結合した多糖類で、かわらたけの菌糸体より得られたもの。
性状
- 本品はかっ色又はかっ色を帯びた粉末で、わずかに特異なにおいがあり、味はない。
本品はメタノール、ピリジン、クロロホルム、ベンゼン又はヘキサンにほとんど溶けない。
本品1gに水100mLを加えて溶かすとき、液はかっ色で、わずかな濁りがある。
本品の水溶液(1→100)のpHは6.6〜7.2である。
融点
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- krestin
- 商
- クレスチン、エトール、カルボクリン、キノレスパン、チオレスチン
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3