- 英
- flutamide
- 商
- オダイン
- 関
- 前立腺癌治療剤
薬効分類
適応
- オダイン125mg
用法用量
- オダイン125mg
- (成人)フルタミド1回125mg 3T/3 食後 内服
薬効薬理
- オダイン125mg
- 抗腫瘍効果:アンドロゲン依存性前立腺癌細胞の増殖を抑制する
- フルタミドの主活性代謝物であるOH-フルタミドは200倍の濃度で、ジヒドロテストステロン(アンドロゲンの一種)のアンドロゲンレセプターに対する結合を50%阻害することができる。
作用機序
- オダイン125mg
- OH-フルタミドのアンドロゲンレセプターに対するアンドロゲンの結合を阻害する。
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- OP-414 再燃性前立腺癌に対するセカンドライン・フルタミド療法の治療成績(前立腺腫瘍/薬物療法1,一般演題口演,第98回日本泌尿器科学会総会)
- 高田 剛,木内 利郎,木下 竜弥,小林 正雄,植田 知博,井上 均,原 恒男
- 日本泌尿器科學會雜誌 101(2), 336, 2010-02-20
- NAID 110007868331
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- フルタミドは非ステロイド性の抗アンドロゲン剤です。男性ホルモン(アンドロゲン) によって増殖が促がされる前立腺がんの治療に用いられます。リュープロレリンなどの。 LH-RHアナログと併用されることが多いようです。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
フルタミド錠125mg「マイラン」
組成
成分・含量(1錠中)
添加物
- 結晶セルロース、乳糖水和物、トウモロコシデンプン、アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー分散液、アルファー化デンプン、ラウリル硫酸ナトリウム、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム
禁忌
- 肝障害のある患者[重篤な肝障害に至るおそれがある。]
- 本剤に対する過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 前立腺癌
- 通常成人にはフルタミドとして1回125mgを1日3回、食後に経口投与する。なお、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 薬物過敏症の既往歴のある患者
- ワルファリン投与中の患者〔「2.相互作用」の項参照〕
重大な副作用
重篤な肝障害
(頻度不明)
- 劇症肝炎等の重篤な肝障害(初期症状:食欲不振、悪心・嘔吐、全身けん怠感、そう痒、発疹、黄疸等)があらわれることがあるので、定期的(少なくとも1ヵ月に1回)に肝機能検査を行うなど患者の状態を十分に観察すること。異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
間質性肺炎
(頻度不明)
- 発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
*心不全、心筋梗塞
(頻度不明)
- 心不全、心筋梗塞があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 2-methyl-N-[4-nitro-3-(trifluoromethyl)phenyl]propanamide
分子式
分子量
性状
- 淡黄色の結晶性の粉末である。
N,N?ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、メタノール又はエタノール(95)に溶けやすく、ジエチルエーテルにやや溶けやすく、水にはほとんど溶けない。
融点
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