- 英
- tremor at rest
- 関
- 静止時振戦、パーキンソン病
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- Neurological CPC(115)左被殻出血の1年後より右上肢に安静時振戦と固縮を呈した67歳男性
- 中脳出血の後,対側上下肢にパーキンソン病様症候を呈した1例
- 井上 治久,宇高 不可思,高橋 牧郎,西中 和人,亀山 正邦
- 臨床神経学 37(3), 266-269, 1997-03-01
- NAID 10008319116
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- ふるえる速さ(振動数)、ふるえの大きさ(振幅)、動きは細かいか粗いか、振戦が起こる 頻度、重症度、発生時の状態(安静時か ... 安静時振戦: 筋肉が休んでいるときに起きる 、ゆっくりとした動きの粗いふるえで、患者が完全にリラックスした状態なのに腕や脚が ...
- 振戦には,安静時振戦,姿勢(維持)時振戦,企図振戦がある。安静時振戦は安静時に 最大となり,活動時には減少するもので,通常はパーキンソン病の症状である。姿勢時 振戦は,重力に逆らって一肢を固定位置に保持しているときに最大となる;徐々に発現 ...
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★リンクテーブル★
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- 62歳の男性。2年ほど前から歩行時のふらつき、ろれつの回りにくさ及び排尿困難がみられ、徐々に増悪するため来院した。意識は清明。身長158cm、体重67kg。体温36.0℃。呼吸数16/分。脈拍84/分、整。血圧130/72mmHg。胸部にラ音を聴取しない。腹部は平坦で、肝・脾を触知しない。下肢に浮腫を認めない。知能は正常である。言語は不明瞭で、頚部部・四肢に筋固縮を認める。四肢の協調運動と歩行とに小脳性運動失調を認める。四肢筋力と表在・深部感覚とは正常である。頭部単純MRIのT2強調像を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [099A044]←[国試_099]→[099A046]
[★]
[show details]
[正答]
※国試ナビ4※ [097G083]←[国試_097]→[097G085]
[★]
- 病態と実施すべき生体機能検査の組合せで適切でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110B008]←[国試_110]→[110B010]
[★]
- (1) 家族性がある
- (2) 頸や上肢の振戦である
- (3) 安静時振戦である
- (4) アルコール飲用により増強する
- (5) 交感神経β遮断薬により抑制される
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[★]
- 英
- Parkinson disease Parkinson's disease PD
- 同
- Parkinson病
- 振戦麻痺 paralysis agitans shaking palsy、特発性パーキンソニズム idiopathic parkinsonism
- 関
- 症候性パーキソニズム、定位脳手術
疫学
- 50-60歳のに発症
- 有病率は10万人対約100人
病因
病理
- 黒質線条体系のドーパミン欠如が成因に関与している (SPC.9)
- 黒質緻密部メラニン含有細胞の変性萎縮減少と残像神経細胞の細胞内にレビー小体が出現する。レビー小体 Lewy小体
- 障害部位およびレビー小体の出現部位:黒質緻密部、迷走神経背側運動核、交感神経心臓枝の節後線維、嗅球、青斑核、縫線核、マイネルト基底核、扁桃核。 (HBN.938)
- 時にレビー小体が大脳皮質に出現。(HBN.938)
病態生理
- 脳の神経細胞は加齢により減少。
- パーキンソン病では減少が早く著しい
- ↓
- 黒質ドパミン神経細胞が変性脱落し、ドパミンを十分合成できない。
- 線条体コリン神経が優位
症状
- 安静時振戦 rest tremor
- 固縮 rigidity
- 無動 akinesia ← 動作緩慢 bradykinesia と記述される場合もある (HIM.2550)
- 姿勢保持反射障害 postual instability
- 2. 精神障害 認知症、うつ病、神経心理学障害
- 3. 自律神経障害 便秘、起立性低血圧、流涎(リュウゼン)、排尿障害、脂漏
症状の頻度
- 振戦 58.2%
- 歩行障害 24.0%
- 動作緩慢 20.9%
症状の初発
- 振戦 > 歩行障害、固縮、無動
- すくみ足や姿勢反射障害で発症することはない
病因
- 若年性Perkinson病、家族性慢性優性遺伝型Perkinson病
- 1. Parkin遺伝子の異常、1998年
- chr6にあるパーキン遺伝子の変異
- パーキンはユビキチンリガーゼの一種
- パーキンの変異でパエル受容体が異常蓄積
- 2. α-synclein遺伝子の異常、1998年
- chr4上のα-synuclein gene
- リン酸、αシヌクレイン異常蓄積
- ドパミン神経細胞師を引き起こす
- 除草剤パラコート、園芸用殺虫剤マンネブ、天然系殺虫剤ロテノン
治療
薬物療法
薬物治療の副作用
その他
症状
- these various motor impediments and tremors characteristically begin in one limb (more often the left) and spread to one side and later to both sides until the patient is quite helpless.(APN.1036) 片側性で始まる
国試
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- 英
- akinesia
- 同?
- 無動、寡動、無動症、アキネジア
- 無動症
- 関
- 動作緩慢
[show details]
無動 : 約 73,700 件
寡動 : 約 6,190 件
無動症 : 約 12,900 件
運動不能 : 約 5,910 件
アキネジア : 約 399 件
[★]
- 英
- pill-rolling tremor
- 同
- 丸薬丸め運動様振戦、丸薬丸め運動 丸薬まるめ様運動 pill rolling movement
- 関
- パーキンソン病、安静時振戦、振戦
[show details]
[★]
- 英
- rest tremor, resting tremor, tremor at rest
- 同
- 安静時振戦、休止時振戦
- 関
- 振戦
[★]
- 英
- tremor
- 関
- 不随意運動
分類
動作状態による分類
- 膝の上に力を抜いて置いた手を観察
- 筋が活動していない状態で出現する振戦。3-6Hz。
- →パーキンソン病
- 上司を前方に伸展させ、手指を開くように命じる。
- 筋がある一定の強さの持続的な活動を行っているときに出現する振戦。4-12Hz
- →本態性振戦、甲状腺機能亢進症、尿毒症、CO2ナルコーシス
- 筋が随意的な活動を行っている状態で出現する振戦
- 小脳の障害
- →小脳障害、ウイルソン病、多発性硬化症
- 運動時に目標に近づくほど増強する振戦として運動時振戦と区別。
- 統一されていないらしい。intention tremor/postural tremor+intention tremor
原因による分類(BET.176)
心雑音
- 英
- thrill
- 心尖は心雑音の原因となる振動が大きくなると生じる(手技見えvol.1 p.92)
- 心尖の触診は聴診の4部位と同じ位置、手掌遠位部でおこなう
振戦が見られる領域 (手技見えvol.1 p.95)
血管雑音
- 英
- thrill
- 同
- 猫喘 purring thrill
[★]
- 英
- rest、ease
- 関
- 緩和、静止、残り、安楽、和らげる、休養
[★]
- 英
- resting
- 関
- 静止