羽ばたき振戦

flapping tremor, asterixis
固定姿勢保持困難


羽ばたき振戦が見られる疾患


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/09/04 01:26:58」(JST)

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Japanese Journal

  • 羽ばたき振戦を伴う精神病症状の増悪を呈し,抗てんかん薬と抗精神病薬の減量で症状軽快した統合失調症の1例
  • 岡田 直大,山末 英典,土井 永史 [他]
  • 精神医学 50(9), 905-908, 2008-09
  • NAID 40016215668
  • 膵頭十二指腸切除術後に肝性脳症を発症した mesocaval shunt に対して塞栓術を施行した1例
  • 中澤 哲郎,大須賀 慶悟,松村 太,東原 大樹,前田 登,三上 恒治,馬屋原 豊,松久 宗英,友田 要,中村 仁信
  • 肝臓 = ACTA HEPATOLOGICA JAPONICA 48(9), 463-468, 2007-09-25
  • … 45歳男性.8年前に腫瘤形成性膵炎に対し膵頭十二指腸切除術が施行された.3年前より頭呆感,異常行動,健忘などの精神症状や羽ばたき振戦が出現し高アンモニア血症による肝性脳症と診断された.腹部造影CTにて右精巣静脈を経由する上腸間膜静脈-下大静脈短絡(mesocaval shunt)を認めた.経皮経肝門脈造影では,SMV本幹に術後変化と思われる壁不整を認めるも有意な狭窄や圧較差を認めなかった.右内頚静脈から右 …
  • NAID 10019941671

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手関節を背屈させたまま手指と上肢を伸展させ,その姿勢を保持するように指示すると,「手関節及び中指関節が急激に掌屈し,同時に,元の位置に戻そうとして背屈する運動」が認められる。手関節や手指が速くゆれ,羽ばたいているよう ...
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★リンクテーブル★
国試過去問110F030
リンク元肝性昏睡」「代謝性脳症」「アステリクシス」「固定姿勢保持困難」「asterixis
関連記事振戦

110F030」

  [★]

  • 次の文を読み、30、31の問いに答えよ。
  • 61歳の男性。腹部膨満感と意識障害とを主訴に家族に連れられて来院した。
  • 現病歴:3か月前から全身倦怠感を自覚していた。1か月前から食欲低下と下腿の浮腫とがあり、2週前から腹部膨満感とふらつきも出現して外出ができなくなった。本日朝から発熱を認め、傾眠状態となったため家族に連れられて受診した。
  • 既往歴:47歳時に人間ドックで肝機能異常と耐糖能異常とを指摘されたが医療機関を受診していなかった。
  • 生活歴:喫煙は20本/日を40年間。脚本家で、若い頃から飲酒をしながら深夜まで仕事をするのが習慣化している。
  • 家族歴:母親が脳出血で死亡。
  • 現症:意識レベルは JCSⅠ-2。身長 169cm、体重 79kg。体温 37.9℃。脈拍 84/分、整。血圧 134/78mmHg。呼吸数 16/分。SpO2 98%(room air)。眼瞼結膜は貧血様である。眼球結膜に黄染を認める。呼気にアンモニア臭を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は膨隆しているが軟で、波動を認める。圧痛と筋性防御とを認めない。直腸指診で黒色便の付着を認める。四肢に運動麻痺はなく、下腿に浮腫を認める。
  • 検査所見:血液所見:赤血球 328万、Hb 8.8g/dL、Ht 27%、白血球 9,500(桿状核好中球 31%、分葉核好中球 44%、好酸球 1%、好塩基球 1%、単球 6%、リンパ球 17%)、血小板 9万、PT 48%(基準 80~120)。血液生化学所見:総蛋白 6.4g/dL、アルブミン 2.5g/dL、総ビリルビン 6.9mg/dL、直接ビリルビン 4.7mg/dL、AST 118IU/L、ALT 96IU/L、LD 377IU/L(基準 176~353)、ALP 683IU/L(基準 115~359)、γ-GTP 332IU/L(基準 8~50)、アミラーゼ 50IU/L(基準 37~160)、尿素窒素 52mg/dL、クレアチニン 1.1mg/dL、尿酸 6.9mg/dL、血糖 100mg/dL、HbA1c 7.3%(基準 4.6~6.2)、総コレステロール 156mg/dL、トリグリセリド 90mg/dL、Na 131mEq/L、K 4.5mEq/L、Cl 96mEq/L。CRP 2.4mg/dL。頭部CTで異常を認めない。腹部造影CT(別冊No. 6)を別に示す。


  • この患者に認められる可能性が高いのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 110F029]←[国試_110]→[110F031

肝性昏睡」

  [★]

hepatic coma
coma hepaticum
昏睡


概念

  • 重篤な肝機能障害に基づく意識障害(昏睡)。
  • 肝性脳症の部分症。

分類

医学事典

  • 第1度:錯乱状態、人格と行動の変化、睡眠覚醒リズムの逆転。
  • 第2度:傾眠、不適当な行動、指南力障害、医師の指示には従う。
  • 第3度:昏迷、よくしゃべり簡単なことは理解できる。言語不明瞭、嗜眠と興奮状態、脳波では徐波が多くみられ、三相波が出現しはじめる。
  • 第4度:昏睡、脳波は徐波化が進行し、三相波が多くなる。
  • 第5度:深昏睡、痛み刺激に反応せず、脳波はデルタ(δ)波が主体。

1981年 第12回犬山シンポジウム YN.B-10

昏睡度 精神症状 参考事項
・睡眠-覚醒リズムの逆転
・多幸気分、ときに抑うつ状態
・だらしなく、気にもとめない態度
・retrospective にしか判定できない場合が多い
・指南力(時・場所)障害、物を取り違える(confusion)
・異常行動(例:お金をまく、化粧品をゴミ箱に捨てるなど)
・ときに傾眠状態(普通の呼びかけで開眼し、会話ができる)
・無礼な言動があったりするが、医師の指示に従う態度をみせる
・興奮状態がない
・尿、便失禁がない
羽ばたき振戦あり
・しばしば興奮状態または譫妄状態を伴い、反抗的態度をみせる
・嗜眠状態(ほとんど眠っている)
・外的刺激で開眼しうるが、医師の指示に従わない、または従えない(簡単な命令には応じうる)
羽ばたき振戦あり(患者の協力が得られる場合)
・指南力は高度に障害
・昏睡(完全な意識の消失)
・痛み刺激に反応する
・刺激に対して、払いのける動作、顔をしかめる等がみられる
・深昏睡
・痛み刺激にもまったく反応しない
 

代謝性脳症」

  [★]

metabolic encephalopathy
同??
代謝性脳疾患 metabolic brain disease
肝性昏睡肺性脳症羽ばたき振戦
意識障害


特徴

代表疾患

神経内科プリント

神経細胞の代謝障害を起こす疾患を上げればよい
  • 低酸素、全脳虚血、低血糖、ビタミンB1欠乏
  • てんかん重積発作、肝性脳症、尿毒症、CO2ナルコーシス、糖尿病性昏睡、電解質異常(Na,Ca)、内分泌障害、中毒など
電解質異常(Na,Ca):Kは心筋収縮に影響があり得るが、意識障害に関わることはない?低カルシウム血症はテタニー、てんかんを起こしうるが、意識障害には関わりにくい?むしろ高カルシウム血症で意識障害をきたす。

IMD.237

1) ショック:心筋梗塞、大出血など 2) 薬物、毒物 3) 無酸素ないし低酸素血症 4) DIC、全身性感染症:敗血症など 5) 肝不全、腎不全、糖尿病性高血糖、重症肝炎、内分泌疾患など 6) 低血糖、ビタミンB1欠乏: Wernicke脳症 7) 脳振盪、てんかん大発作後 8) 酸塩基平衡および電解質異常 9) 栄養障害

アステリクシス」

  [★]

asterixis
固定姿勢保持困難羽ばたき振戦肝性脳症

[show details]

  • 狭義では「羽ばたき振戦」のこと

固定姿勢保持困難」

  [★]

asterixis
アステリキシス陰性ミオクローヌス negative myoclonus
ジスキネジア不随意運動羽ばたき振戦異常運動片側バリズムバリズム
  • 四肢を一定の姿勢に固定することができない病態の総称。

asterixis」

  [★]

abnormal movementballismusdyskinesiahemiballismhemiballismusinvoluntary movement

振戦」

  [★]

tremor
不随意運動



分類

動作状態による分類

  • 膝の上に力を抜いて置いた手を観察
  • 筋が活動していない状態で出現する振戦。3-6Hz。
パーキンソン病
  • 上司を前方に伸展させ、手指を開くように命じる。
  • 筋がある一定の強さの持続的な活動を行っているときに出現する振戦。4-12Hz
本態性振戦甲状腺機能亢進症尿毒症CO2ナルコーシス
  • 筋が随意的な活動を行っている状態で出現する振戦
  • 小脳の障害
小脳障害ウイルソン病多発性硬化症
  • 運動時に目標に近づくほど増強する振戦として運動時振戦と区別。
  • 統一されていないらしい。intention tremor/postural tremor+intention tremor

原因による分類(BET.176)


心雑音

thrill
  • 心尖は心雑音の原因となる振動が大きくなると生じる(手技見えvol.1 p.92)
  • 心尖の触診は聴診の4部位と同じ位置、手掌遠位部でおこなう

振戦が見られる領域 (手技見えvol.1 p.95)

  収縮期 両方 拡張期
大動脈弁領域 大動脈弁狭窄症    
肺動脈弁領域 肺動脈弁狭窄症 動脈管開存症  
Erb領域     大動脈弁閉鎖不全症
三尖弁領域 心室中隔欠損症    
心尖部     僧帽弁狭窄症



血管雑音

thrill
猫喘 purring thrill