★リンクテーブル★
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- 62歳の男性。2年ほど前から歩行時のふらつき、ろれつの回りにくさ及び排尿困難がみられ、徐々に増悪するため来院した。意識は清明。身長158cm、体重67kg。体温36.0℃。呼吸数16/分。脈拍84/分、整。血圧130/72mmHg。胸部にラ音を聴取しない。腹部は平坦で、肝・脾を触知しない。下肢に浮腫を認めない。知能は正常である。言語は不明瞭で、頚部部・四肢に筋固縮を認める。四肢の協調運動と歩行とに小脳性運動失調を認める。四肢筋力と表在・深部感覚とは正常である。頭部単純MRIのT2強調像を以下に示す。
[正答]
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- 88歳の女性。右大腿部の疼痛を主訴に家族に伴われて来院した。2日前、自宅の玄関で履物を脱いでいるとき転倒した。直後は痛かったが、その後歩けるようになった。しかし、歩行時の痛みは軽快しない。右股関節に軽度の運動痛はあるが可動域はほぼ正常である。右股関節エックス線単純写真で明らかな骨折はみられない。
- a. 心配ないので歩行訓練を行うよう説明する。
- b. 痛みが取れるまで安静臥床を保つよう説明する。
- c. 確定診断のためにMRIが必要と説明する。
- d. 骨折している可能性があるのでギプス固定が必要と説明する。
- e. 骨折している可能性があるので内固定術が必要と説明する。
[正答]
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