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赤
あか
|
16進表記 |
#ED1A3D |
RGB |
(237, 26, 61) |
CMYK |
(0, 100, 78, 0) |
HSV |
(350°, 89%, 93%) |
マンセル値 |
5R 4/14 |
表示されている色は一例です |
レッド
red
|
16進表記 |
#FF0000 |
RGB |
(255, 0, 0) |
出典 |
X11の色名称 |
赤(あか、紅、朱、丹)は色のひとつで、熟したイチゴや血液のような色の総称。JIS規格では基本色名の一つ。国際照明委員会 (CIE) は700 nm の波長をRGB表色系においてR(赤)と規定している。赤より波長の長い光を赤外線と呼ぶが、様々な表色系などにおける赤の波長とは間接的にしか関係ない。語源は「明(アカ)るい」に通じるとされる。「朱・緋(あけ)」の表記が用いられることもある。赤色(セキショク、あかいろ)は赤の同義語。
赤は英語のred、外来語のレッドに相当する。ただし、JIS規格において赤とレッドは異なる色である。
目次
- 1 基本色名としての赤
- 2 光源色としての赤
- 3 物体色としての赤
- 3.1 印刷技術における赤
- 3.2 JIS規格における赤
- 4 赤の色料
- 4.1 赤色無機顔料
- 4.1.1 朱 (vermilion, cinnabar)
- 4.1.2 丹 (light red, hematite)
- 4.1.3 鉛丹 (red lead, minium)
- 4.2 赤色有機顔料
- 4.2.1 アントラキノン
- 4.2.2 アゾ
- 4.2.3 キナクリドン
- 4.2.4 ペリレン
- 4.2.5 ジケトピロロピロール
- 4.3 赤色天然染料
- 4.3.1 紅花
- 4.3.2 蘇芳
- 4.3.3 茜
- 4.3.4 コチニール
- 4.4 赤色合成染料
- 5 赤に関する事項
- 5.1 赤に関する文化
- 5.1.1 火のイメージとしての赤
- 5.1.2 血のイメージとしての赤
- 5.1.3 その他で赤に関する風習
- 5.2 国家・政治に関する赤
- 5.3 宗教・民俗などに関する赤
- 5.4 自然における赤
- 5.5 心理に関する赤
- 5.6 企業などに関する赤
- 5.7 スポーツに関する赤
- 5.8 交通に関する赤
- 5.9 鉄道に関する赤
- 5.9.1 赤と名の付く国鉄の色
- 5.9.2 赤をシンボルカラーに採用する会社
- 5.9.3 赤をシンボルカラーとする路線
- 5.9.4 列車の色に赤を採用する会社
- 5.9.5 種別案内などでの赤
- 5.10 人物・キャラクターに関する赤
- 5.11 ゲームに関する赤
- 5.12 テレビ番組に関する赤
- 6 赤・紅及びレッドを含む言葉
- 7 近似色
- 8 関連項目
- 9 出典
- 10 参考文献
基本色名としての赤[編集]
赤[編集]
赤という基本色名には、多くの固有色名が含まれる。比較的橙色に近いものから、 紫に近い色合いのものまで、また広くは茶色なども赤と総称される。茜色やカーマイン、アッシュローズ等も赤の範疇である。また、明るく彩度の低い桃色やピンクなども赤の一種と捉えられることが多い。
紅[編集]
赤の色名として、紅(べに、くれない)の表記が用いられることがある。「赤」は単独で“red”を表すのに対して、他の色と対置するときに「紅」とすることが多い。熟語で「紅色(こうしょく)」と読む場合もこの意味である。たとえば「紅白」「紅紫」などがその例である。この意味では紅(くれない)もまた基本色名としての役割を担うことがある。ただし紅(べに)、紅色(べにいろ)と表記した場合にはベニバナ由来の色素に基づく色であることが強く意識され、より固有色名的な意味合いを持つ。
丹、朱、緋[編集]
丹(タン)が色を名指すときは赭土(シャド)、赤土の色の意味である。赭土の主たる発色成分は三酸化二鉄である。黄土(;主要発色成分:水和酸化鉄)や緑土も焼成すれば丹色になる。なお、鶴の一種タンチョウの和名は、頭頂部(頂)が赤い(丹)ことに由来する。
朱(シュ)は、硫化水銀によるの赤色顔料辰砂の意味を持つ。硫化水銀による朱(辰砂・朱砂)には、例えば「黄口」や「青口」があり、色料 朱の範囲は比較的幅があると考えてよい。
緋(ヒ)は、濃く明るい赤色を指す。緋は緋色に染め付ける染料のみではなく、緋色に染め付けられた糸や絹の色も指すことがしばしば強調されることからも分かるように、染色によって現れる染色とも強く関わる。緋の英語訳として使われるscarlet(スカーレット)にも同様の傾向がある。
それぞれのニュアンスは異なるものの、これらも、他の固有色名に比較すると普遍的な「赤」を意味する語である。
光源色としての赤[編集]
Red (webcolor) |
|
16進表記 |
#ff0000 |
赤 (Red) は光の三原色のひとつで、カラーモニターやウェブサイト上で用いられ、緑 (Green) ・青 (Blue) と共に使われるためRGBと呼ばれる。この場合の赤はRGB値で表すと
( R, G, B ) = ( 255, 0, 0 )
で表され、
ちなみに、ウェブカラーでRedと指定したときは、#FF0000として定義される(右図)。色合いとしては日常的に想起される赤よりも明るく鮮やかな色であると判断する人も多い。そのほか、ウェブブラウザではDarkRedのが以下のように定義されている。
DarkRed (webcolor) |
|
16進表記 |
#800000 |
物体色としての赤[編集]
印刷技術における赤[編集]
金赤
きんあか
|
16進表記 |
#EF4123 |
RGB |
(239, 65, 35) |
CMYK |
(0, 90, 100, 0) |
HSV |
(9°, 85%, 94%) |
マンセル値 |
9R 5.5/14 |
表示されている色は一例です |
印刷技術の用語として、マゼンタをアカと呼ぶ場合もある。そのため、光の三原色の赤に近い標準的な赤色をオレンジレッドなどと呼ぶ。同様の色に、金赤(きんあか)がある。これは、イエローとマゼンタをほぼ一対一の割合で混合したものと定められている。したがって、RGBでは直接には定義されない。しかし、RGBとの対応関係をある程度明らかにすることは不可能ではない。
CMYK値を用いて C=0 M=100 Y=100 K=0
となる。ただしこれは仮構的な値とも言えるものであって、印刷や塗料の現場では大なり小なり差異が存在する。金赤として表現される赤は、一般的にイメージされる赤よりも黄色を帯びた赤である。また、RGBを用いて似た印象の色彩は指示できる。英語ではこの色をブロンズレッド (bronze red) という。
JIS規格における赤[編集]
赤(JIS慣用色名) |
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マンセル値 |
4R 3.5/11 |
レッド(JIS慣用色名) |
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マンセル値 |
5R 5/14 |
金赤(JIS慣用色名) |
|
マンセル値 |
9R 5.5/14 |
JISの規格では赤およびレッドがそれぞれ定義されている。両者は微妙に異なる色として定義されている。また金赤もJIS慣用色名にも規定されている。
赤の色料[編集]
赤は太古より血や火の色などと関連させられ、人を高揚させる色として多くの人間に認識されていた。当然であるが各色の物理的顕示は各色を示す物体によって為される。赤色気味の色料の入手は比較的容易であった為、赤は殊更使われて来た色となった。ただし、赤色と我々の緊密性はこれにのみ依るものであるのではない。また、赤の色料は一般に耐光性が高くなかったが、近年高い耐光性を持つ顔料が開発され、自動車等にも使われている。
赤色無機顔料[編集]
朱 (vermilion, cinnabar)[編集]
詳細は「辰砂」を参照
赤色の中で特筆すべきなのは、朱色([英]vermilion,vermillion)である。朱色は朱の色のことである。朱色の顕色は、辰砂(しんしゃ)、朱砂(しゅしゃ、すさ)、辰朱(しんしゅ)、丹砂(たんさ)と呼ばれる硫化第二水銀(硫化水銀)を用いる。赭土(丹、焼成土、弁柄。合成弁柄、三酸化二鉄)、鉛丹(光明丹、四酸化三鉛)、鶏冠石(リサージ、硫化砒素)を用いるか、或いはそれ以外の顔料や染料単独によって若しくはこれらの混合に基づいて、或いは他の朱色の発光物によっても、実現できる。
辰砂による朱(≠朱色)は壮美な発色をするので、紀元前から利用された。合成法は古くから知られ、その歴史は古代にさかのぼる。合成されたものは銀朱とも呼ばれ、現在の朱(≠朱色)の多くをまかなう。現在でも朱砂は山口県萩などで採掘される。赤の色料の中でも、太古から使われている朱砂は、東洋では寿(ほぎ)の色材、呪術的な意味を付与された色材として重用されていた。例えば平等院鳳凰堂、中堂の四面扉には朱(≠朱色)が塗られた[1]。また朱漆としても用いられた。これは朱砂が持っている色彩自体の印象以外に、硫化水銀や水銀そのものの毒性に依存・依拠するものとも考えられている。そして、乾性油で練り上げられた朱は、今日台頭しているジスアゾ縮合顔料やジケトピロロピロール、カドミウム赤を以ってしても代替不可能な、油絵具の内で最高の不透明性を誇る類例のない色材である。ただし、色材としての硫化水銀の運用にあっては、硫化水銀の黒変を回避しつつ目的の色彩を定着させる高次の技術が要請される。
丹 (light red, hematite)[編集]
「酸化鉄」も参照
死者を葬る際や祭祀の場に魔除けの意味で朱塗りを施した例が知られている。古代日本の軍場(いくさば)では顔を代表する身体の各部位に丹色(にいろ)を塗布し武運と安全を祈願したという。また、弁柄はしばしば朱漆の代用となった弁柄漆として器物と組み合わせられたりしてきた。
三酸化二鉄は鉱物としては、赤鉄鉱(セキテッコウ)として産する。現在、三酸化二鉄は「マルスレッド」としても流通している。この「マルス (mars)」は、ギリシャ神話におけるアレースに相当するローマ神話の軍神Marsの意味を持つ。これは先述の事態に関連するものとして看取してよい。三酸化二鉄は高彩度ではないものの安価にして比類ない耐光性を具えた色料である。そして、三酸化二鉄は土の発色成分の主たるものであって、古画や土器に見られる赤褐色の発色成分の大半は三酸化二鉄である。黄土を強熱すると酸素が取れて酸化鉄となり、赤色を呈する。これは特にレッドオーカーとする呼び習わしがある。ただし現代では、これ以外のレッドオーカーもある。
鉛丹 (red lead, minium)[編集]
詳細は「鉛丹」を参照
鉛丹は紀元前から使用されたといわれるが、硫化水銀との混同とも考えられる。朱と同じ位高彩度の赤色顔料として知られているが、硫黄と反応し黒変する為、一般に絵具などには用いられない。最も大きい用途は鉄の錆止め塗料の着色剤である。
赤色有機顔料[編集]
ブラジリン (en)
淡赤色を呈するブラジルレーキの主成分となる
「レーキ顔料」も参照
耐久性の高い赤色有機顔料が生産される以前には、自然由来の赤色染料を不溶化させて、顔料として用いることも盛んであった。
アントラキノン[編集]
アリザリンレーキの原料となるアリザリン
Pigment Red 83
「アントラキノン」も参照
赤色のレーキ顔料に主として用いられたのは、アントラキノン染料を主成分とする赤色染料であった。具体的には、ケルメス酸、カルミン酸、ラック酸、アリザリン、プルプリンである。特にアリザリンは、その特異な色相と際立った透明性、高い耐久性に着眼され、現代でも工業生産されており、例えば美術家用として人気がある。
アカネ色素をレーキ化したマダーレーキ(真正ローズマダー、真正ピンクマダー等)は天然レーキ中最も安定した色材のひとつである。カイガラムシ、エンジムシの色素をレーキ化したものはコチニールレーキである。これらは最大の顕色成分と同一の化学組成を有する合成品のレーキ顔料であるアリザリンレーキや類似した色相の有機顔料が存在する為、真正品が使用されることは稀である。
顔料色素型の赤色アントラキノン顔料としては、Pigment Red 168とPigment Red 177がある。Pigment Red 177はアリザリンレーキと比較すると幾分不透明である透明な顔料で、耐久性が高く鮮明で、耐水性にも問題が無い。Pigment Red 168はPigment Red 177より随分黄味。
アゾ[編集]
青味赤を呈するモノアゾ顔料
Pigment Red 170
詳細は「アゾ化合物」を参照
アゾ基を有する化合物で、顔料としては顔料色素型とレーキ顔料型がある。顔料色素型のモノアゾ赤の種類は膨大であるが概して耐溶剤性に劣る。ただし高分子化するにつれ耐溶剤性は高まる。レーキ顔料型は鮮明な色相を有し耐溶剤性も有する。
ジスアゾ縮合顔料は従来の不溶性アゾ顔料に比べ、耐光性、耐溶剤性などは高まっているが、製造コストが高い。Colour IndexにはPigment Red 48、Pigment Red 57、Pigment Red 170、Pigment Red 188、Pigment Red 221、Pigment Red 242等が記載されている。Pigment Red 188やPigment Red 242は黄味の赤、PigmentRed 221は青味の赤といった色合いである。
キナクリドン[編集]
無置換キナクリドン
Pigment Violet 19
詳細は「キナクリドン」を参照
キナクリドンは、対称性の高い複素環顔料である。この名称は1896年Nimerovskyが、キノリンとアクリジンが合わさった化合物としてつけたもので、無置換キナクリドンのCAS名はquino[2,3-b] acridine-5,12-dihydro-7,14-dioneである。無置換キナクリドンはPigment Violet 19とも呼ばれる。Colour IndexにはPigment Red 122、Pigment Red 202、Pigment Red 206、Pigment Red 207、Pigment Red 209、Pigment Violet 19、Pigment Violet 42等が記載されている。
Pigment Violet 19には色相が異なるβ型(赤味紫)やγ型(青味赤)がある。また、α型は顔料として使用されていない。Pigment Red 122は両者の中間的色相を備え、印刷等においてはマゼンタとしても使用されている。Pigment Red 202はPigment Red 122より若干青味が強いものの、その差異は希釈などによって両者の色合いを似せることが出来る程度の差異である。Pigment Violet 42はキナクリドンの混晶であり、やや彩度が低く、不鮮明。
Pigment Red 202とPigment Red 209は化学組成的には良く似ていて、共にジクロロキナクリドンであるが、塩素の位置が異なる。Pigment Red 207とPigment Red 209は色相的には良く似ていて、共に黄味赤であるが、Pigment Red 207はγ型結晶のPigment Violet 19とPigment Vioret 122の中間の色合いであるが、混晶であり、やや彩度が低く、不鮮明。
これ以外に褐色系統のキナクリドンもあるが、無置換キナクリドンと無置換キナクリドンの一部を酸素で置換した化合物の混晶であり、彩度が低く、不鮮明。Colur Indexには、Pigment Orange 48とPigment Orange 49の記載がある。
ペリレン[編集]
ペリレンテトラカルボン酸二無水物 (en)
Pigment Red 224
「ペリレン」も参照
ペリレン顔料は、ペリレンテトラカルボン酸二無水物の六員環を構成している酸素原子2個を脱落させた構造を有する顔料である。赤から紫、そして、緑(但し黒い緑)といった幅広い色相を持つ顔料グループであり、一般に着色力、堅牢性に優れる。
赤色のペリレン顔料、Pigment Red 149は、やや青味のある赤色だが他の有機顔料に比べて希釈した色が相対的に黄味に寄る傾向がある。Pigment Red 179は、アントラキノン系の高級顔料であるPigment Red 216よりも、更に暗く強い色調で、より堅牢である。
ジケトピロロピロール[編集]
詳細は「ジケトピロロピロール」を参照
1980年代初頭に開発された新しい、対称発色団を持つ複素環顔料である。粒子径を制御することにより透明性を操作することが出来る。粒子径が小さいものは青味が強く、透明性は比較的高いがそれでもやや不透明である。Colour IndexにはPigment Red 254、Pigment Red 255、Pigment Red 264、Pigment Orange 71、Pigment Orange 73等が記載されている。これらはいずれも鮮明で堅牢である。キナクリドンとの固熔体も研究されており、市場に流通している。キナクリドン-ピロールは手近な所では絵具として入手できる。Pigment Red 254やPigment Red 255の色相は実用的なRGBのRにも似た黄味赤である。Pigment Red 254は赤のカラーフィルターによく採用される。以前よく採用されていたPigment Red 177よりもこの用途には適する。このとき補助的に用いられるのはPigment Orange 71やPigment Yellow 139などのより黄味の顔料である。Pigment Red 255はPigment Red 254より相当黄味が強くやや彩度が低い。
赤色天然染料[編集]
自然物から抽出される赤色天然染料は多数存在する。植物由来の染料としてベニバナ、スオウ、アカネが、動物由来の染料としてコチニールがある。
紅花[編集]
ベニバナ(紅花)は媒染剤に灰汁と酢を用いる赤色染料である[2][3]。繊維の染色のほか口紅をはじめとする化粧品にも用いられる[3]。ベニバナ染めによる赤を紅の節で既出のように紅色(べにいろ)と呼ぶ。
蘇芳[編集]
スオウ(蘇芳)は媒染剤に灰汁や明礬を用いる赤色染料である[2][4]。媒染剤として灰汁を用いると紫味を帯びた赤に[2][4]、明礬を用いると茶色味を帯びた赤に染まる[2][4]。なお媒染剤として鉄を用いると紫に染まるため[2][4]、スオウは紫色染料としても用いられる[2][4]。スオウ染めによる赤を蘇芳色(すおういろ)と呼ぶ。
茜[編集]
アカネ(茜)は媒染剤に灰汁や明礬を用いる赤色染料である[2][5]。同じく植物由来の赤色染料であるベニバナやスオウよりも堅牢な染料である[5]。アントラキノンの節で既出の赤色有機顔料・マダーレーキはアカネ染料をレーキ化したものである。アカネ染めによる赤を茜色(あかねいろ)と呼ぶ。
コチニール[編集]
コチニールはカイガラムシやエンジムシの色素を染料として用いたものである[6]。媒染剤にアルミナ、クロム、鉄等を用いることにより鮮紅色から紫味を帯びた赤まで幅広い色相に染色することが出来る[6]。アントラキノンの節で既出の赤色有機顔料・コチニールレーキはコチニール染料をレーキ化したものである。コチニール染めによる赤を臙脂色(えんじいろ)と呼ぶ。
赤色合成染料[編集]
化学的に合成された赤色合成染料も多数存在する。
赤に関する事項[編集]
赤に関する文化[編集]
新生児のことを日本語では「
赤ちゃん」「
赤ん坊」「
赤子」などと呼ぶ。これは、出生後に最初に認識出来る色は赤であるため
火や血液からの連想で、赤は一般に「情熱」や「活気」など、精神や物事の盛り上がりを表すことが多い。
火のイメージとしての赤[編集]
- 赤は火のイメージから、気候や温度では、赤は「熱暑」を表す。⇔青(水、寒冷)
- 地図上で、熱帯は赤で示される。
- 水温計やサーモグラフでは、温度の高い方は赤で表示される。
- 水道の蛇口では、湯を赤で、冷水を青で識別することが多い。
- 空調機器では、暖房や温風側を赤で示すことがある。
- 温度に関連付けて、赤は増加を表す場合もある。⇔黒(増減なし)、青(減少)
- 消火器は外装の25%以上を赤色とすることが、日本の消火器の技術上の規格を定める省令で規定されている。
- ガスボンベは、容器保安規則で水素用を赤で識別している。
血のイメージとしての赤[編集]
- ヒトの血液の色は赤い。赤血球に含まれるヘモグロビンが鉄の錯体を含んでおり、これが酸素と結合すると赤くなるためである(酸化前の赤血球固有色は黄である)。
- 皮膚表面部の毛細血管の拡張により、赤くみえるものを紅斑という。同部を圧迫すると消失する。紅斑部は皮膚温度の上昇はない。より深部の動脈の拡張があれば皮膚温度は上昇する。
- 赤は血のイメージから警戒色であり、「警告」「禁止」「異常」の色として用いられることが多い。⇔緑(許可)、黒(平常)
- 交通では、停止信号を「赤信号」という。これに倣い、赤は「失格」「落第」の意味でも用いられる(例:赤点)。⇔緑(進行、及第)
- 災害時の医療トリアージでは、最優先で救命処置を行う必要がある患者に赤のタグを装着する。{⇔黄(要治療)、緑(軽症)、黒(救命不能)}トリアージの色は、覚えやすいように交通信号からきている。
- 会計では、支出が収入を上回る状況や負債を「赤字」という。(例:赤字国債、国鉄赤字ローカル線など。⇔黒字)
- 一方、電気では逆に、陽極が赤で表示される。⇔黒(陰極)
- 血→生との連想から、赤は「生」「愛」「幸福」「祝賀」のイメージを付加されることも多い。⇔黒(死、災難、男性)
- 生→愛との連想から、性別にて赤は「女性」を表す。
- 男性の中に女性が一人いる様相を、「紅一点」という。
- 日本の公立小学校の場合、ランドセルの色も女子は赤であることが多い。
- 結婚式などの吉事では、赤と白の二色組み合わせの垂れ幕が使用される。
- 血のイメージから転じて、旧帝国陸軍歩兵科の兵科色として緋色が制定されていた。陸上自衛隊においても引き続き普通科の旗やパレード時に着用するスカーフなどで赤色が用いられている。
その他で赤に関する風習[編集]
- 日本では、郵便局の配達車やオートバイや郵便ポストは赤色である。
- 赤は日本語では「明らかな」「全くの」という意味を持つことがある。(例:赤貧、真っ赤な嘘、赤っ恥、赤誠)
- 暦においては、休日(大半の国では日曜日)は赤で記される。⇔黒(平日)、青(半休)
- エレベーターでは、方向表示を色分けする場合、一般的に下降が赤となる。⇔緑(上昇)
国家・政治に関する赤[編集]
- 政治的に赤は社会主義や共産主義を象徴する(赤旗参照。赤軍、赤化、赤色テロなど。反対色は王党派の白。)特に急進派が積極的に使用する。社会民主主義も同様で社会主義インターナショナルは赤いバラをシンボルにしている。右翼(王党派)からの蔑称としても使われ、この場合は日本では「アカ」とカタカナで書かれる事が多い。
- アメリカ合衆国の共和党への支持傾向の高い州は「赤い州」と呼ばれる。近年の選挙報道において共和党の勝利した選挙区を赤色で示すため。(⇔青)
- ローマ帝国では皇帝を象徴した。ローマ軍団の最高指揮官であるインペラトルのマント色に由来する。
- ロシアでは気候が寒冷なため、雪の色である白を悪や恐怖の象徴とし、火の色である赤を善や美とする風習がある。モスクワの赤の広場の名はこうした風習に由来し、共産主義とは無関係。
宗教・民俗などに関する赤[編集]
- 五行思想において、赤は「火」を表し、夏・南方を表す色とされる。(例:朱雀、朱夏)
- 中国においては、赤は忠義を示す色とされる。(例:京劇における関羽)
- 民俗学において、赤には「魔除け」の意味があるとされ、神社の鳥居は赤いことや、地蔵の涎掛けも同様の意味があるとされる(諸説あり)。また、郷土玩具は、飛騨・高山市の猿ぼぼなど赤いものが多い。子供への疫病除けの願掛けがこめられている。現在でも還暦で赤いチャンチャンコや赤い帽子、座布団が使用される。
- 江戸時代、天然痘除けとして赤い達磨が使用された。痘瘡神が嫌いな赤を集め、患者も家族も赤を着、赤い布団を用い、赤い玩具、赤い達磨、赤い春駒、赤い犬張子、赤飯、赤鯛、赤い幔幕、赤い注連縄、赤い屏風、赤色の多い痘瘡絵などを掲げる。用がすんだら燃やすか、川に流す。この風習の発祥は、神聖ローマ帝国カール5世(16世紀)で、幼少時痘瘡に罹患したときに、赤い衣類を着、部屋の装飾品など一切を赤色にし、赤い光で部屋を充たしたところきれいに治ったので、この風習はヨーロッパでも、長く残ったという。沖縄では病人に赤を着せ、痘瘡神を喜ばせるために歌、三味線で、痘瘡神をほめたたえ、夜伽をした。[7]
- 赤=赤子から、還暦にかぶる頭巾は赤い。
- 仏教では、赤色は「餓鬼」の世界の色として考えられている。
- 西洋の紋章学において赤色はギュールズと呼ばれる。古フランス語。ペトラ・サンクタの方法では垂直の平行線で表現する。
- カトリック教会でローマ教皇に次ぐ地位である枢機卿は、赤い(緋色)法衣をまとう。その地位は「赤い帽子」とも表現される。
自然における赤[編集]
ナナホシテントウは赤い個体が一般的である。これは赤という警告色を持つ事により自分の身を守るためと考えられている。
- 日の出と日没の際、太陽および空が赤から橙に染まって見える。これは、赤い光の波長が長いという特徴からおこる現象である。(朝焼け・夕焼け)
- 白い虹が朝、夕の時間出現すると赤い虹としてみえる。
- 日本では、太陽が黄色ではなく赤で描かれることがある。
- 火星は赤く見える。これは、火星の表面のほとんどが酸化鉄によって構成されているからである。
- 赤は暖色というイメージとは裏腹に、炎では比較的温度の低い(酸素供給量が少ない)ほうが赤く見える。
- さそり座α星・アンタレスはその色から「赤星」という和名を持つ。これは、赤い炎と同じくアンタレスの表面温度が低いことによるものである。
心理に関する赤[編集]
- 副交感神経を刺激する色で、食欲や性欲を刺激する色[要出典]。(例:赤提灯)
- 赤地に白の文字や文様の入った配色は、購買意欲をそそる物として有名である(例:コカ・コーラ)
企業などに関する赤[編集]
- 三菱グループは赤いスリーダイヤをシンボルマークとしており、グループ各企業でも赤をコーポレートカラーにしているところが多い。
- 三菱自動車工業のワークスチーム「チーム三菱ラリーアート」では2000年代になって競技車両に赤を基調とした車体色を採用していた。
- 三菱グループと関連の深いサッカークラブ、浦和レッズのシンボルカラーも赤。
- 日本航空のコーポレートカラーである。
- スポーツカー製造やF1で有名なフェラーリ社は、「フェラーリレッド」と呼ばれる独特の発色の強い赤をイメージカラーとし、自社の車などにペイントしている。
- 明治製菓のロゴタイプの色。
スポーツに関する赤[編集]
浦和レッドダイヤモンズのホームゲームの様子。集まったファンの服やグッズによって、観客席が赤く見える。
- シンシナティ・レッズ(MLB)
- セントルイス・カージナルス(MLB)
- ヒューストン・アストロズ(MLB)
- ロサンゼルス・エンゼルス(MLB)
- フィラデルフィア・フィリーズ(MLB)
- アリゾナ・ダイヤモンドバックス(MLB)
- ワシントン・ナショナルズ(MLB)
- ボストン・レッドソックス(MLB)
- 赤ヘル軍団 : 日本プロ野球・広島東洋カープの愛称。1974年から75年まで監督を務めたジョー・ルーツにより、アンダーシャツも帽子も赤一色にされたため(費用の関係で実際には77年から導入された)。
- 大阪近鉄バファローズ (かつて存在した日本プロ野球球団)
- 阪急ブレーブス (かつて存在した日本プロ野球球団)
- 名古屋グランパスエイト(Jリーグ)
- ロアッソ熊本(Jリーグ)
- 浦和レッドダイヤモンズ(Jリーグ)
- コンサドーレ札幌(Jリーグ)
- 赤い悪魔 : チームカラーを赤とするイングランド・プレミア・リーグのマンチェスター・ユナイテッドの愛称。サッカー大韓民国代表のサポーターの愛称。サッカーベルギー代表の愛称。
- レッドスター・ベオグラード : セルビアを代表するプロサッカークラブ
- モータースポーツにおいては、失格は黒旗であり、赤旗はアクシデントによってレースが中断または中止される意味となる。
- サッカーでは、審判が選手に退場を勧告するカードは赤。レッドカード。
- 冷戦期の共産主義諸国では、赤をクラブカラーとするフットボールクラブのサポーターとなることがただ一つ許されていた反共産主義の意思表示であった[8]。
- 公営競技では3枠を示す色で、競技者は赤い競技服や帽子などを着用する。
- ボクシングでは片方が赤コーナー、他方が青コーナー。赤コーナーは普通、チャンピオン・サイドとなる。
- 鹿島アントラーズ(Jリーグ)
- 選手時代の川上哲治は戦後1リーグ時代の一時期、赤バットを使用。
交通に関する赤[編集]
飛行機の安全に影響が出ると思われる物件は、航空法により昼間障害標識を設置しなければならない。(東京タワー)
- 赤は警戒色であることから信号機で赤は「止まれ」を意味する。また、禁止を意味する標識でも使われる。
- 例:赤信号(シグナルレッド)、車両進入禁止、一時停止などの道路標識(特に規制標識) (⇔緑)
- 路線バスでは赤の照明で浮かび上がっている方向幕は終バスを意味する(緑が最終一本前)。LED方向幕の場合は表示を赤枠で囲むことで代用している。
- ロンドン市内の路線バスのシンボルカラーは赤を採用する。
- 日本に輸入二階建てバスが導入された当初、車体色を赤一色にした事業者が存在したが、ロンドン市内を走るルートマスターをイメージしたものと思われる。
- 日の丸自動車興業の定期観光バス「スカイバス東京」専用車も赤をベースとしている。
- JR九州バスではJR九州直営時代に車体色を赤一色としたことから「レッドライナー」の愛称がある。
鉄道に関する赤[編集]
赤と名の付く国鉄の色[編集]
- 赤1号
- 赤2号
- 赤3号
- 赤7号
- 赤11号
- 赤13号
赤をシンボルカラーに採用する会社[編集]
- 東京急行電鉄 - 現行社章制定以降。
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- 沖縄都市モノレール
赤をシンボルカラーとする路線[編集]
- 京葉線 - 正式には紅色である。
- 大阪環状線 - 車体の色は主に朱色1号。また本路線をはじめ、朱色1号を車体色とする通勤路線は、時刻表で「あか色の電車」と表記された。
- 九州新幹線 - コーポレートカラーの赤がそのまま採用された。
- 東急東横線
- 東京メトロ丸ノ内線
- 名古屋市営地下鉄桜通線
- 大阪市営地下鉄御堂筋線
- 北大阪急行電鉄(コーポレートカラーは、赤と親会社である阪急電鉄のマルーンとのツートン。)
- メトロビアスB線
列車の色に赤を採用する会社[編集]
- 京浜急行電鉄 - コーポレートカラーは水色。
- 京成電鉄 - 現行一代前の車両(赤電)が、「ファイヤーレッド」と呼ばれる、赤地に銀の縁取り付きクリーム色(モーンアイボリー)の帯だった。旧赤電色では車体下半色が赤(上半はクリーム色、帯は銀の縁取り付きミスティラベンダ色)となっていた。
- 名古屋鉄道 - 近年のステンレス車両にも赤い塗装が継承されている。
- 京阪電気鉄道 - 特急車を表す車両塗装でリニューアル後は「エレガント・サルーン」と呼ばれる(8000系)。なお、各駅停車向けの車両は緑色となっている。
- 阪神電気鉄道 - 急行車を表す車両塗装は「赤胴車」と呼ばれる(8000系旧塗装まで)。なお、各駅停車向けの車両は青胴車と呼ばれる。
- 南海電気鉄道 - 高野線特急「こうや・りんかん」と2300系の塗装となっている。
- 西日本鉄道 - 2000形登場以降。
- 西武鉄道 - 5000系以来座席指定特急の車体塗装は赤となっており、これらの特急を総称してレッドアローまたはニューレッドアローと呼ぶ。
- 旧国鉄では交流電機の車体色や昼行電車特急の窓廻り等に使われていた。また50系客車で編成された列車はその車体色からレッドトレインと呼ばれた。
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)金沢支社の415系800番台電車車体塗装の色。なお、457系・471系・475系は青色となっている。
- イタリアのトレニタリアで運行するペンドリーノは、ETR470を除き、赤を帯色としている。
- アメリカのアムトラックに所属する車輛の帯色に、青・白との組み合わせで使用されていた。
種別案内などでの赤[編集]
多くの鉄道会社で「急行」または「特急」を示す色となっている。
- 東海道新幹線・山陽新幹線 - 「ひかり」を赤い表示で案内する。
- 京浜急行電鉄 - 特急が赤で案内される。緑の表示で案内されている快特と区別するため、英語放送では「Red Limited Express」と案内される。
名古屋市電・京都市電などの路面電車ではワンマンカーの案内として車体に赤帯を使用していた。
人物・キャラクターに関する赤[編集]
- ももいろクローバーZの百田夏菜子のイメージカラー。
- 関ジャニ∞の渋谷すばるのイメージカラー。
- モーニング娘。の鞘師里保のイメージカラー。
- Berryz工房の菅谷梨沙子のイメージカラー。
- ℃-uteの矢島舞美のイメージカラー。
- S/mileageの竹内朱莉のイメージカラー。
- 日本テレビの番組『笑点』出演時の山田隆夫の衣装カラー。
ゲームに関する赤[編集]
- トランプのスート(絵柄)では、ハートとダイヤの色。
テレビ番組に関する赤[編集]
- クイズ番組等で解答席が色分けされている場合、1枠が赤であることが多かった。
赤・紅及びレッドを含む言葉[編集]
赤・紅[編集]
- 赤道
- 赤十字社(紅十字会)
- 紅白歌合戦
- あかがねは銅の古語。色が赤いことから。
- 赤旗(紅旗) - いずれも対義語は白旗
- 赤線 - 日本で1958年以前に公然と売春が行われていた地域の俗称。
- 赤紙(あかがみ) - 第二次世界大戦中に日本陸軍が発行した召集令状の俗称。
- 赤備え - 武具を朱塗りに統一させた戦国時代の軍団編成。
- 赤ドラ - 麻雀牌の中で、同種・同数のほかの牌と異なり、赤一色で彩色されている牌。常にドラとして扱われる。
- 赤ペン先生
- 赤い羽根共同募金
- 赤痢 - 下痢・腹痛などをともなう大腸感染症。
- 紅玉
- 赤花:極めて単純な表現であるが、沖縄では沖縄に多いハイビスカスを赤花ともいう。
- 赤ロム - 電波強度の表示が赤くなることから。
- 赤軍・紅軍 / ドイツ赤軍・赤い旅団・日本赤軍・連合赤軍
- 赤色テロ (⇔白色テロ)
- 紅衛兵
- 赤バット
- 赤ん坊
地名[編集]
レッド[編集]
ことわざ[編集]
近似色[編集]
- 橙(オレンジ)
- 黄
- 茶
- ピンク
- マゼンタ
- 紫
- ワインレッド
- 臙脂
関連項目[編集]
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- 色空間
出典[編集]
- ^ http://www.kyoto-arc.or.jp/leaflet/222.pdf 「平安宮の赤い色 」(財)京都市埋蔵文化財研究所・京都市考古資料館
- ^ a b c d e f g 『日本大百科全書 7』、394頁、草木染めの表(草木染めの項目自体は395頁に掲載)より。
- ^ a b 『日本大百科全書 21』、71頁、紅の項目より。
- ^ a b c d e 『日本大百科全書 12』、901頁、蘇芳の項目より。
- ^ a b 『日本大百科全書 1』、153頁、茜の項目より。
- ^ a b 『日本大百科全書 9』、308頁、コチニールの項目より。
- ^ 琉歌おもしろ読本 青山洋二 郷土出版 1998
- ^ ディナモ・フットボール―国家権力とロシア・東欧のサッカー(宇都宮徹壱著)
参考文献[編集]
- 『色彩学概説』 千々岩 英彰 東京大学出版会 2001年4月 ISBN 4130820850
- 『色彩論の基本法則』ハラルド キュッパース(著)、Harald K¨uppers(原著)、沢田 俊一(翻訳) 中央公論美術出版 1997/07 ISBN 4805503343 ISBN 9784805503348
- 『顔料の事典』 伊藤 征司郎(編集) 朝倉書店 2000年10月 ISBN 4254252439 ISBN 978-4254252439
- 『絵具の科学』 ホルベイン工業技術部編 中央公論美術出版社 1994年5月(新装普及版) ISBN 480550286x
- 『絵具材料ハンドブック』 ホルベイン工業技術部編 中央公論美術出版社 1997年4月(新装普及版) ISBN 4805502878
- 『カラー版 絵画表現のしくみ―技法と画材の小百科』森田 恒之監修 森田 恒之ほか執筆 美術出版社 2000年3月 ISBN 4568300533
- 『絵画材料事典』 ラザフォード・J・ゲッテンス・ジョージ・L・スタウト著 森田恒之訳 美術出版社 1999年6月 ISBN 4254252439
- 『広辞苑 第五版』新村 出 岩波書店 1998年11月 ISBN 4000801120 ISBN 978-4000801126
- 『漢字源』漢字源 藤堂 明保、竹田 晃、松本 昭、加納 喜光 学習研究社 改訂第四版版 2006年12月 ISBN 4053018285 ISBN 978-4053018281
- 『漢字源』藤堂 明保、竹田 晃、松本 昭、加納 喜光 学習研究社 改訂新版版 2001年11月 ISBN 4053008891 ISBN 978-4053008893
- 『ジーニアス英和辞典』 小西 友七、南出 康世(編集) 大修館書店 第3版版 2001年11月 ISBN 4469041580 ISBN 978-4469041583
- 『ジーニアス和英辞典』 小西 友七、南出 康世(編集) 大修館書店 第2版版 2003年11月 ISBN 4469041653 ISBN 978-4469041651
- 近江源太郎・監修 『色々な色』 光琳社出版 1996年 ISBN 4771302324
- 清野恒介・島森功 『色名事典』 新紀元社 2005年7月 ISBN 4-7753-0384-8。
- 永田泰弘・監修 『新版 色の手帖』 小学館 2002年 ISBN 4095040025
- 福田邦夫・著 『色の名前はどこからきたか』 青娥書房 1999年 ISBN 4790601803
- 福田邦夫・著 『色の名前507』 主婦の友社 2006年 ISBN 4072485403
- 藤井健三・監修 『京の色事典330』 平凡社 2004年 ISBN 4582634125
- 『日本大百科全書 1』 小学館 1984年11月20日初版第1刷発行 ISBN 4-09-526101-3
- 『日本大百科全書 7』 小学館 1986年1月1日初版第1刷発行 ISBN 4-09-526107-2
- 『日本大百科全書 9』 小学館 1986年5月1日初版第1刷発行 ISBN 4-09-526109-9
- 『日本大百科全書 12』 小学館 1986年11月1日初版第1刷発行 ISBN 4-09-526112-9
- 『日本大百科全書 21』 小学館 1988年5月1日初版第1刷発行 ISBN 4-09-526121-8
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