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Japanese Journal
- GERDに対する腹腔鏡下逆流防止術とNERDに対する対応
- 柏木 秀幸,小村 伸朗,矢野 文章
- 日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology 107(4), 559-568, 2010-04-05
- … 胃食道逆流症(GERD)に対する外科治療は,腹腔鏡下逆流防止手術(LARS)の登場により,増加してきた.噴門形成術としては,全周性のNissen法が多く用いられているが,術後の嚥下障害が少ない非全周性のToupet法が増加してきている.良好な治療成績が得られているが,LARSでは,軽症型の食道裂孔ヘルニアの再発がおこりやすい可能性がある.Collis胃形成術やメッシュの適応を含め,術式の改良が行われてきているが, …
- NAID 10026417031
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- 成術の 1 つである Toupet 法4)は左右の fundic wrap. をおのおの同側の横隔膜脚に 固定後,さらに wrap を. 同側の食道壁に固定することによって,180度から210. 度の wrapping を行う後壁噴門形成術である.本術式. は鏡視下手術の導入にともない再 評価 ...
- と Toupet 法を施行し良好な結果を得ることができたことから,本疾患に対し,状況に 応じて. Toupet 法などを用いることは有用と考えられる. はじめに. 傍裂孔ヘルニアは 食道裂孔近傍の横隔膜にヘル. ニア門を形成し,ヘルニア門と食道裂孔の間に横 ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- gastroesophageal reflux disease GERD
- 関
- 酸逆流症、胃食道逆流症
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概念
- 胃内容物が食道側に逆流する現象により不快な症状や合併症を伴うもの
- 病態を示すので下位概念として逆流性食道炎などが存在する。
疫学
胃食道逆流症に含まれる疾患概念
- 胃食道逆流症 gastroesophageal reflux disease
- 逆流性食道炎(びらん性食道炎)。症状あり。内視鏡的食道炎あり
- 非びらん性胃食道逆流症(NERD) non erosive reflux disease。症状あり。内視鏡的食道炎なし
- 無症候性GERD(sGERD)(無症候性逆流性食道炎)。症状なし。内視鏡的食道炎あり
病態
- 胃酸分泌過多:Herycobacter pylori除菌後、Zollinger-Ellison症候群
- 食道クリアランス不全
症状
食道症状
食道外症状
分類
- 胃食道逆流症(GERD)の下位概念に以下のようなものがある
- 症状(+)、内視鏡異常(+):びらん性食道炎、逆流性食道炎
- 症状(+)、内視鏡異常(-):非びらん性胃食道逆流症, NERD
- 症状(-)、内視鏡異常(+):無症候性GERD
検査
- 重症度評価 → 改訂ロサンゼルス分類
- そのほかの食道疾患鑑別:好酸球性食道炎、[[アカラシア]
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治療
生活療法
- ファーラー位での臥床睡眠
- 禁煙
- 肥満治療(ダイエット)、
- 食後に前屈を回避
- 就寝前に食事をしない
- アルコールの回避
- 高脂肪食の回避
- 過食の回避
薬物療法
- プロトンポンプ阻害薬
- H2受容体阻害薬
- 消化管運動促進:モサプリド、六君子湯
- (カルシウム拮抗薬服用の場合)他剤への切り替え ← 平滑筋弛緩作用によりLES圧の低下を招く
手術療法
[★]
- 英
- Toupet procedure
- 同
- Toupet法
- 関
- 胃食道逆流症 GERD
[★]
- 英
- method、law
- 関
- 測定法、測定方法、訴訟、方法、法律学、手法、方式、法律