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リンク元 | 「妊娠性疱疹」 |
関連記事 | 「妊娠」「類天疱瘡」「天疱瘡」「疱瘡」 |
一般名または薬物群名 | 報告された催奇形性・胎児毒性 |
アミノグリコシド系抗菌薬 | 非可逆的第VIII脳神経障害、先天性聴力障害 |
アンギオテンシン変換酵素阻害薬 アンギオテンシン受容体拮抗薬 |
(中・後期)胎児腎障害・無尿・羊水過少、肺低形成、四肢拘縮、頭蓋変形 |
エトレチナート | 催奇形性、皮下脂肪に蓄積されるため継続治療後は年単位で血中に残存 |
カルバマゼピン | 催奇形性 |
サリドマイド | 催奇形性:サリドマイド胎芽病(上肢・下肢形成不全、内臓奇形、他) |
シクロホスファミド | 催奇形性:中枢神経系、他 |
ダナゾール | 催奇形性:女児外性器の男性化 |
テトラサイクリン系抗菌薬 | (中・後期)歯牙の着色、エナメル質の形成不全 |
トリメタジオン | 催奇形性:胎児トリメタジオン症候群 |
バルプロ酸ナトリウム | 催奇形性:二分脊椎、胎児バルプロ酸症候群 |
非ステロイド性消炎鎮痛薬 | (妊娠後期)動脈管収縮、胎児循環持続症、羊水過少、新生児壊死性腸炎 |
ビタミンA | 催奇形性 |
フェニトイン | 催奇形性:胎児ヒダントイン症候群 |
フェノバルビタール | 催奇形性:口唇裂・口蓋裂、他 |
ミソプロストール | 催奇形性、メビウス症候群 子宮収縮・流早産 |
メソトレキセート | 催奇形性:メソトレキセート胎芽病 |
ワルファリン | 催奇形性:ワルファリン胎芽病、点状軟骨異栄養症、中枢神経系の先天異常 |
尋常性天疱瘡 | 落葉性天疱瘡 | 水疱性類天疱瘡 | ||
年齢 | 中年~老年 | 中年 | 老年(若年もあり) | |
好発部位 | 口腔粘膜、全身 | 全身 | 全身 | |
臨床像 | 皮膚所見 | 水疱、びらん | びらん、葉状落屑、 | 緊満性水疱、浮腫性紅斑、掻痒 |
粘膜浸潤 | ++ | 痂皮 | + | |
Nikolsky現象 | + | - | ||
病理組織像 | 所見 | 表皮内水疱 (棘融解) |
表皮下水疱 好酸球の浸潤 | |
Tzanck試験 | + | + | ||
棘融解部位 | 表皮下層(基底細胞直上) | 表皮上層(顆粒層) | ||
抗原 | Dsg3 のみ、 Dsg3 と1 の共存 |
Dsg1 のみ | BP180、BP230 | |
ELISA | Dsg1(+または-)、Dsg3(+) | Dsg1(+)、Dsg3(-) | ||
蛍光抗体法所見 | 直接法(病変部皮膚) | 表皮細胞間に IgG、C3 陽性 |
病変部基底膜部に IgG とC3 の線状沈着 | |
間接法(血清中) | 抗表皮細胞間物質抗体(IgG)陽性 | 抗基底膜抗体の検出 | ||
治療 | ステロイド、免疫抑制薬、血漿交換療法、γ グロブリン療法 | ステロイド内服、免疫抑制薬、DDSなど |
尋常性天疱瘡 | 落葉性天疱瘡 | 水疱性類天疱瘡 | ||
年齢 | 中年~老年 | 中年 | 老年(若年もあり) | |
好発部位 | 口腔粘膜、全身 | 全身 | 全身 | |
臨床像 | 皮膚所見 | 水疱、びらん | びらん、葉状落屑、 | 緊満性水疱、浮腫性紅斑、掻痒 |
粘膜浸潤 | ++ | 痂皮 | + | |
Nikolsky 現象 | + | - | ||
病理組織像 | 所見 | 表皮内水疱 (棘融解) |
表皮下水疱 好酸球の浸潤 | |
Tzanck 試験 | + | + | ||
棘融解部位 | 表皮下層(基底細胞直上) | 表皮上層(顆粒層) | ||
抗原 | Dsg3 のみ、 Dsg3 と1 の共存 |
Dsg1 のみ | BP180、BP230 | |
ELISA | Dsg1(+または-)、Dsg3(+) | Dsg1(+)、Dsg3(-) | ||
蛍光抗体法所見 | 直接法(病変部皮膚) | 表皮細胞間に IgG、C3 陽性 |
病変部基底膜部に IgG とC3 の線状沈着 | |
間接法(血清中) | 抗表皮細胞間物質抗体(IgG)陽性 | 抗基底膜抗体の検出 | ||
治療 | ステロイド、免疫抑制薬、血漿交換療法、γ グロブリン療法 | ステロイド内服、免疫抑制薬、DDSなど |
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