- 関
- 特発性乳児ビタミンK欠乏性出血症、ビタミンK欠乏症
概念
- 乳児ビタミンK欠乏性出血症には、原因が不明な特発性と原因が明らかな二次性(胆道閉鎖症、難治性下痢症、長期抗菌薬投与など)のものに分けられる。発症に関連する病因として母乳哺乳児、ビタミンK合成能・吸収能・利用能低下、肝障害、腸内細菌叢の変化によるビタミンK2合成低下がある。
検査
治療
- PED.1175
- ビタミンK製剤の静脈内投与:1時間以内に止血。ヘパトプラスチンテスト、PTは4-5時間以内に回復。
- 新鮮凍結血漿:緊急時
国試
WordNet
- United States guitar player and singer of the blues (born in 1925) (同)B. B. King, Riley B King
- United States woman tennis player (born in 1943) (同)Billie Jean King, Billie Jean Moffitt King
- United States charismatic civil rights leader and Baptist minister who campaigned against the segregation of Blacks (1929-1968) (同)Martin Luther King, Martin Luther King Jr.
- street names for ketamine (同)jet, super acid, special K, honey oil, green, cat valium, super C
- the 11th letter of the Roman alphabet (同)k
PrepTutorEJDIC
- Kelvin / Kindergarten / (チェスの)King / kalium(ラテン語)(=potassium)の化学記号
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- (講演1)新生児・乳児ビタミンK欠乏性出血症の今後の課題 : 過去の基礎研究を踏まえて(<特集>第63回大会シンポジウム「現代でも見られる小児のビタミン欠乏」)
- 伊藤 進,磯部 健一,日下 隆,岡田 仁,岩瀬 孝志
- ビタミン 86(1), 24-27, 2012-01-25
- The vitamin K one-day given dose to a neonate in mother's milk is about 10 - 20 percent of artificial milk in 13% tone milk. Hind milk with many fat contents mostly contained Vitamin K. Vitamin K conc …
- NAID 110009327879
- 新生児・乳児ビタミンK欠乏性出血症の今後の課題 : 過去の基礎研究を踏まえて(シンポジウム「現代でも見られる小児のビタミン欠乏」,日本ビタミン学会第63回大会講演要旨)
- 新生児・乳児ビタミンK欠乏性出血症の今後の課題--過去の基礎研究を踏まえて (日本ビタミン学会第63回大会 プログラム・講演要旨) -- (シンポジウム 現代でも見られる小児のビタミン欠乏)
Related Links
- 乳児ビタミンK欠乏性出血症。乳児ビタミンK欠乏性出血症とはどんな病気か ビタミンK欠乏のため、生後1カ月ころに突然の頭蓋内(ずがいない)出血を起こします。原因は何か ビタミンKは出血を止める凝固因子を作るために必要な ...
- 新生児に対するビタミンKの予防投与 「乳児ビタミンK欠乏性出血症」の予防の目的で処方されるケイツーシロップについて解説します。 乳児ビタミンK欠乏性出血症とは、生後1ヶ月前後の乳児にみられる、ビタミンK依存性凝血 ...
- 4 5.予防投与方式をめぐる問題点 (1)筋注と経口投与の有効性に差はあるか? Cochrane Databaseに登録されている比較対照試験の成績をもとに、①出生後1 回のビ タミンK 製剤の投与で新生児と乳児のビタミンK 欠乏性出血症を ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 生後2か月の乳児。元気がないことと皮膚の黄染とを主訴に来院した。在胎40週3日、2,580gで出生した。母乳栄養である。3日前に鼻出血の痕に気付いたが様子を見ていた。2日前から哺乳力が低下した。身長56.4cm、体重4,980g。体温36.3℃。呼吸数66/分。心拍数136/分、整。大泉門の膨隆は認めない。眼球結膜に黄染を認める。瞳孔径左3mm、右2mm。心音と呼吸音とに異常を認めない。右肋骨弓下に肝を5cm触知する。脾は触知しない。血液所見:赤血球290万、Hb7.5g/dl、白血球9,600、血小板32万、PT<6%(基準80~120)、APTT>180秒(基準対照32.2)。血液生化学所見:血糖70mg/dl、総ビリルビン17.4mg/dl、直接ビリルビン16.1mg/dl、AST97IU/l、ALT67IU/l、LDH822IU/l(基準324~755)。頭部単純CTを以下に示す。
- 直ちに行うのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102D048]←[国試_102]→[102D050]
[★]
- 英
- idiopathic vitamin K deficiency in infancy
- 関
- ビタミンK。乳児ビタミンK欠乏性出血症 乳児VK欠乏性出血症 vitamin K deficiency in infancy
概念
- 乳児ビタミンK欠乏性出血症には、原因が不明な特発性と原因が明らかな二次性(胆道閉鎖症、難治性下痢症、長期抗菌薬投与など)のものに分けられる。発症に関連する病因として母乳哺乳児、ビタミンK合成能・吸収能・利用能低下、肝障害、腸内細菌叢の変化によるビタミンK2合成低下がある。
検査
[★]
- 英
- vitamin
- ビタミン、生物の生存・生育に必要な栄養素のうち、炭水化物やタンパク質、脂質、ミネラル以外の栄養素であり、微量ではあるが生理作用を円滑に行うために必須な有機化合物の総称 wiki
ビタミン
ビタミンと欠乏症、過剰症
[★]
- 英
- vitamin K, VK
- 関
- ビタミン、(薬剤として存在)フィトナジオン(=ビタミンK1)
種類
生理作用
- ビタミンKはγ-glutamyl carboxylase(多分、Ca2+を補酵素として用いる酵素の総称で、γ-carboxyglutamate residueを有する)に必要である。
- 血液凝固に必要な因子の肝臓における生合成を促進 (SPC.360)
-
- 促進というより、凝固因子のグルタミン酸をγ-カルボキシグルタミン酸(Gla)に変換しないとセリンプロテアーゼとしての酵素活性を発揮できないということ?
- bone Gla proteinやmatrix Gla proteinといった骨の石灰化に関与する蛋白質の補酵素として働いており、またビタミンK1(phylloquinone)やビタミンK2は骨粗鬆症の治療薬として臨床試験が進められている(参考1)。
体内産生
- 低栄養or肝障害の存在するとき腸内細菌を死滅させるような広域抗生剤の使用 → ビタミンK欠乏症
吸収
適応
- クマリン誘導体による低プロトロンビン血症による出血
==禁忌
臨床関連
- 特発性乳児ビタミンK欠乏性出血症(乳児ビタミンK欠乏性出血症)
- 新生児メレナ
- 閉塞性黄疸、膵臓疾患、小腸疾患(例えばクローン病)、下痢、抗菌薬の長期連用
- ビタミンKに依存している血液凝固因子の血中半減期は、以下の通りなので、PTでビタミンK欠乏症のスクリーニングが行われるらしい
- 半減期(hr):F II(50-80) > F X(25-60) > F IX](24) >F VII(6)
参考
- 1. [charged] ビタミンKの概要 - uptodate [1]
[★]
- 英
- infant、infantile
- 関
- 新生児、小児
- 小児型、小児性、新生仔、新生児、乳児期、哺乳、幼児期、乳児性、幼児、吸乳、赤ん坊、仔、乳幼児期、乳幼児
[★]
- 英
- deficiency、deficient
- 関
- 欠く、欠失、欠損、欠損症、欠乏、欠乏症、不十分、欠くこと
[★]
- 英
- deficit
- 同
- 欠乏症 deficiency
- 関
- 欠損