出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/07/07 02:19:41」(JST)
自家感作性皮膚炎(じかかんさせいひふえん、Autosensitization dermatitis)とは、局所の湿疹や熱傷が痒くて掻いているうちに、湿疹病変が拡大し全身に広がる皮膚疾患である。
目次
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元になる病変は接触性皮膚炎(かぶれ)、貨幣状湿疹、うっ滞性皮膚炎、下腿潰瘍、熱傷など。 ある湿疹病変(原発疹)の治療が十分されていなかったり、細菌感染を起こしたりして急激に悪化した後、7~10日後に離れた部位の皮膚にもとの湿疹と同じような性質を持った発疹がたくさん見られる状態。 小児には、とびひなどからなる場合がある。
全身に湿疹があり、強い痒みを伴う。散布疹は左右対称で手足末端に多い。 原発疹治療後、散布疹は自然消失する。
原発疾患に治療していた外用剤に対するアレルギーがある場合があるので、必要に応じて貼付試験(パッチテスト)を行う。
外用剤としてしばしばステロイド外用薬が使われる。抗アレルギー薬・ステロイド内服も用いられることがある。
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湿疹続発性(約50%) | アトピー性皮膚炎、自家感作性皮膚炎など |
各種疾患続発性 | 乾癬(数%)、毛孔性紅色粃糠疹、天疱瘡など |
中毒性 | 薬疹(約10%)(ピラゾロン、INH、SMなど)、ウイルスなどの感染症、GVHD |
落屑性 | ビタミンB群欠乏症 |
腫瘍性 | T細胞リンパ腫(Sezary症候群、菌状息肉腫) |
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