- 英
- self, oneself, ego
WordNet
- (used as a combining form) relating to--of or by or to or from or for--the self; "self-knowledge"; "self-proclaimed"; "self-induced"
- your consciousness of your own identity (同)ego
- a person considered as a unique individual; "ones own self"
- an inflated feeling of pride in your superiority to others (同)egotism, self-importance
- (psychoanalysis) the conscious mind
PrepTutorEJDIC
- (他人と区別して)『自己』,自分,自身 / 〈C〉(人・物の)本質,個性;性格の一面 / 〈U〉私利,私欲,私心 / 同じ材料でできた,共ぎれの
- 〈U〉〈C〉自我;《しばしばE・go》主観 / 〈U〉《話》うぬぼれ,自尊心(conceit)
- 《強意用法》《主語のoneと同格に用いて》『自分自身が(で)』,みずから / 《再帰用法》《動詞・前置詞の目的語として》『自分自身を(に)』,自分を(に)
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/11/29 04:07:11」(JST)
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自己(じこ、英: Self)とは心理学において自分によって経験または意識される自分自身を言う。
研究
主体としての自己はあらゆる行動や思考の原点であるが、客体的な自己は物質的自己、精神的自己、社会的自己の三つから構成される。ホーナイは「自己」を現実にいる人間の心理的かつ身体的な総体としての現実的自己、さらに潜在的な可能性を持つ実在的自己、さらに理想化された自己の三つに分けており、神経症が理想化された自己によって実在的自己を見失った状態であると考える。
人間にとって自己は成長とともに獲得するものである。社会心理学の自己過程論によれば、幼児期においては自己意識は持たないが、鏡に映し出された自身の姿などを知覚することによる自覚事態、自分という存在の概念化による自己概念の獲得、自己概念の評価的側面である自尊心の獲得、そして自己の存在を他者に示す自己開示や自己呈示の実施などを経て自己を段階的に発展させる。
自己の内容は複雑であり、内省を行ったとしても行動や感情の理由がわからない場合もある。これは内省の合理性や論理性、また内省によって動員される経験的知識や文化的背景が思考に強く影響するために因果関係が正確とは限らないためである。ベムの自己知覚理論は自分のことは自分がもっともよく知っているとする常識を否定し、自己の知覚と他者の知覚は基本的に変わらないことを示した理論である。
言語面からの「自己(self)」の研究も進んでおり、認知言語学とその隣接諸科学の複合的観点から、言語面に見るselfの正体を明らかにしている。
カウンセリングから
精神分析学によれば、自己という概念は「私」に近い。しかし正確に言えば「自己イメージ」だとされている。自己は幼少期における母子環境などを通して形成される。主に母親という他者との関係で自己という自分の存在を明確に学んでいくのである。良い母子環境があれば自己イメージは現実と呼応したものになる。対象関係論はこの自己イメージの歪みにより精神病理が発生することを見出している。
自己心理学では、自己は心的構造の上部構造として意識に近いものだと考えられている。広義で言えば「個人の心理的中心」であり「個人が体験する主観世界」を意味する。ほぼ「私」という感覚に近いものである。そして自己は主に感情(feeling)や情動(emotion/affect)などによって構成されるものである。
臨床心理学では自己という観念はどちらかと言うと、それが存在するという前提で語られている。私たちは自己を「考えずとも誰でも持っている」からである。故に科学的な観察アプローチに則って自己を考察するとなると困難が出てくる。何故ならば「自己」は個人が主観的に感じられるものであるが、自分とは全く違う他人の自己は確認する術がないからである。このことからカウンセリングなどでは、自己という概念は最初から人間に存在する心の中心という前提として捉えられている。現在でも正確な定義は論者によって様々で、臨床の見地からすれば今でも曖昧なままである。
関連項目
参考文献
- 外林大作、辻正三、島津一夫、能見義博編『誠信 心理学辞典』(誠信書房、1981年)
- 上里一郎監『心理学基礎辞典』(至文堂、平成14年)
- 福森雅史他 『FD改革下における語学教員への7人の新提案 -認知言語学・教育学・社会学・心理学・言語文化学の学際的観点から-』 星雲社、2009年。ISBN 9784434134302。
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- News&Analysis 新自己資本規制に思わぬ負担 地銀の再編、待ったなし
- 症例報告 転倒・車椅子からの滑落へのアプローチに難渋している一症例について
Related Links
- デジタル大辞泉 - 自己の用語解説 - 1 おのれ。自分。自身。「―を欺く」2 哲学で、同一性を保持して存在するあるものそれ自身。人格的存在以外にも用いられる。⇔他者。
- じこ【自己】とは。意味や解説、類語。1 おのれ。自分。自身。「―を欺く」2 哲学で、同一性を保持して存在するあるものそれ自身。人格的存在以外にも用いられる。⇔他者。じこあい【自己愛】⇒ナルシシズム ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
パラベールクリーム1%
組成
- 1g中エコナゾール硝酸塩10mgを含有する。
本剤は添加物としてポリソルベート60、モノステアリン酸ソルビタン、自己乳化型モノステアリン酸グリセリン、ミリスチン酸イソプロピル、パラフィン、ステアリルアルコール、D‐ソルビトール、精製水を含有する。
禁忌
効能または効果
下記の皮膚真菌症の治療
白癬:
- 足部白癬(汗疱状白癬)、手部白癬(汗疱状白癬)、体部白癬(斑状小水疱性白癬、頑癬)、股部白癬(頑癬)
カンジダ症:
- 指間びらん症、間擦疹、乳児寄生菌性紅斑、爪囲炎、外陰炎(ただし、外陰炎はクリームのみ適用)
癜風
薬効薬理
抗菌活性
- 本剤の抗菌スペクトルは広く、皮膚糸状菌、Candida albicans,その他のCandida 属菌種、Candida 以外の酵母及び酵母様真菌、黒色糸状菌、Aspergillus 属菌種、Penicillium 属菌種、放線菌、グラム陽性細菌に対して強い抗菌活性を示す(in vitro)20)。
- 殺真菌作用が強く、その活性は培養時間、接種菌量、培地pH、培地の栄養条件等の諸因子にはほとんど影響されない(in vitro)21,22)。
- Trichophyton mentagrophytes によるモルモットの実験的皮膚感染に対し、1%クリームの局所適用法による治療効果は、投与開始4日後から現われ、14日間の治療で症状は治癒し、逆培養法でも菌は完全に陰性化した23)。
作用機序
- 本剤の作用機序は、細胞膜に一次作用点を有し、物質輸送と透過性障壁を阻害し、高分子物質合成阻害と呼吸阻害を二次的に誘起させ、更に高濃度ではRNA 分解を促進し、細胞発育阻止又は細胞死に至らしめる24 〜 26)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
- エコナゾール硝酸塩(Econazole Nitrate)
- 白色の結晶性の粉末で、においはない。メタノールにやや溶けやすく、無水酢酸又は氷酢酸にやや溶けにくく、エタノールに溶けにくく、水又はエーテルに極めて溶けにくい。
★リンクテーブル★
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- 英
- automatic、auto
- 関
- 自己、自動性、オート、自動的
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- 英
- autologous、autogenous
- 関
- 自家、自己、自己的
[★]
- 英
- autologous
- 関
- 自家性、自己
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- 英
- self
- 関
- 自己、自我
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自発循環再開、return of spontaneous circulation, ROSC
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- 英
- autoregulatory
- 関
- 自動調節