- 関
- 血液型不適合妊娠
児がRh(D)陽性、母がRh(D)陰性でかつ未感作妊婦の管理
- 参考1
- 少なくとも妊娠28 週前後かつ分娩時に抗Rh(D)抗体陰性を確認
- インフォームドコンセント後、妊娠28週前後に母体感作予防目的で抗D免疫グロブリンを投与 ← 十分なエビデンスが得られていないため、ICによって同意が得られなければやらないと思われる。欧米ではこの時期の投与が行われている。
- 児がRh(D)陽性かつ直接クームス試験陰性であることを確認し、分娩後72時間以内に感作予防のため母体に抗D免疫グロブリンを投与。
- 自然および人工流産後、子宮外妊娠後、羊水穿刺(絨毛生検,胎児血採取)後に感作予防のため抗D免疫グロブリンを投与。
ガイドライン
- http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/FUJ-FULL.pdf
WordNet
- the 18th letter of the Roman alphabet (同)r
PrepTutorEJDIC
- resistance / 17歳以下父兄同伴映画の表示 / rook
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- Rh式血液型不適合妊娠 (周産期診療指針2010) -- (産科編 妊娠中期・後期の異常)
- 重症Rh式血液型不適合妊娠に対し二重濾過血漿交換を計27回施行した1症例
- 宮川 光二,板花 玲子,西影 裕文,和泉 雅章,平岡 敬介,井上 徹,中西 健,高光 義博,藤城 佳世,堀 理照,伊田 昌功,香山 浩二
- 日本アフェレシス学会雑誌 21(1), 106, 2002-02-28
- NAID 110003151829
- SAFETY OF CORDOCENTESIS UNDER ULTRASOUND GUIDANCE FOR FETAL BLOOD SAMPLING
- MAEDA Hirotaka,SHIMOKAWA Hiroshi,SATOH Shoji,YAMAGUCHI Yoshiyuki,HISANAGA Sachio,KOYANAGI Takashi,NAKANO Hitoo
- 日本産科婦人科學會雜誌 42(2), 199-202, 1990-02-01
- … 43例の内訳は非免疫性胎児水腫23例, 胎児奇形12例, 染色体異常3例, Rh式血液型不適合妊娠3例, 特発性血小板減少性紫斑病2例であった. …
- NAID 110002105503
- Rh式血液型不適合妊娠 (デ-タのみかた・読み方<特集>) -- (分娩)
Related Links
- 血液型不適合妊娠には、ABO式血液型不適合妊娠(母親がO型で胎児がA型かB型の 場合)と、Rh式血液型不適合妊娠が ... ABO式血液型不適合妊娠よりも、Rh式血液型 不適合妊娠のほうが、新生児に重症の黄疸(おうだん)が生じるといわれてきました。
- 血液型不適合妊娠としてはこのRh型不適合がもっとも問題となりますが、ABO式血液 型不適合も当然のことながら存在します。しかし、Rh型とは異なり血液型抗原(A,B) に対する抗体は自然に存在するため、不適合の場合には早期に溶血を起こすこと、 および ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- pregnancy, gravidity, gestation
- 関
- 妊娠週数、妊娠期間、(妊娠週数・妊娠月数の推定)子宮#子宮の大きさ、trimester。妊婦
- 妊娠x週
- x weeks of gestation
妊娠期間 (L.107)
- 最終月経の開始から280日(40週)
- 受精後266日(38週)
妊娠に伴う自覚、検査所見
- QB必修
- 尿検査による妊娠反応陽性:4週
- つわり症状 :6週
- 胎動の自覚 :18-20週
検査
超音波検査
- QB必修
- 妊娠4週:胎囊
- 妊娠5週:胎児
- 妊娠6週:胎児心拍
- 妊娠10-12週:ドップラーによる胎児心拍
尿妊娠反応
妊娠による変化
- G10M.38 NGY.293-303
- 循環血液量増加 → 血漿量の増加が血球成分の増加より著しい → 血液希釈(赤血球数↓、Hb↓、Ht↓)
- 白血球増加(5000~12000 /ul)。多核白血球優位に増加。
- 凝固能:凝固系亢進、線溶系抑制
- 血液凝固因子:第XI因子、第XIII因子を除き、血液凝固因子の濃度が上昇
- 胃:緊張度と運動性低下。食道括約筋圧低下、妊娠子宮による胃の変異により胃食道逆流が生じやすい(→麻酔管理では妊婦はfull stomach扱い)。
- 胸郭弛緩、横隔膜挙上、気道拡張(プロゲステロンによる気管平滑筋弛緩)
- →[一回換気量]増加、[予備呼気量]減少、[残気量]減少 → 残気量が減少し、一回換気量が増加 → 分時換気量増加
-
- 食後血糖は上昇。空腹時血糖は低下する。また、食後に高インスリン血症が持続する。 (NGY.293)
- FSH, LH:非妊娠時の基礎値
- hCG:10週前後にピークとなり以降、減少。
- PRL:妊娠末期に向かって増加
妊娠によるエネルギー付加量
- NGY.324
- 日本人成人女子の生活活動強度別の栄養所要量(kcal/day)
- 妊婦 +350
- G10M.72
- 妊娠初期:50kcal
- 妊娠中期:250kcal
- 妊娠末期:500kcal
- 授乳中:450kcal
妊娠と服用薬
- 妊娠と薬情報センター - 独立行政法人 国立成育医療研究センター
- http://www.ncchd.go.jp/kusuri/index.html
服用薬の影響
- 4週から7週末までは器官形成期であり、催奇形性が確認されているものはワルファリン(鼻奇形、骨形成不全)、メトトレキセート(種々の奇形)、抗てんかん薬(種々の奇形)がある。(参考1)
臨床関連
届出
参考
- http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/FUJ-FULL.pdf
[★]
- 英
- blood (PT,Z)
- ラ
- sanguis
- 関
- 全血球計算値、循環血液量、血球、血液量
概念
- 血液は45%の細胞成分と55%の血漿成分から構成される。
- 弱アルカリ性(pH7.4)でやや粘稠の鮮紅色から暗赤色の体液 (HIS.189)
- 成人の血液量は約5L (HIS.189)
- 体重の1/13 (SP.484),体重の約7% (HIS.189), 体重の約8% (2007年度前期解剖学授業)
- 全血液量の約1/3が失われると死亡する
構成
- 血漿(約55%)
- 水(血漿のうち91%)
- 無機塩類(0.9%)
- 有機物
- 血球(約45%)
血液の量
- 091208II 麻酔
|
新生児
|
乳児
|
幼児以降
|
高齢者
|
循環血液量(ml/kg)
|
90
|
80
|
70
|
60
|
体重に対する血液量(%)
|
9
|
8
|
7
|
6
|
血液に関する標準値
- SP.484
|
男性
|
女性
|
単位など
|
ヘマトクリット
|
45
|
40
|
%
|
血液量
|
75
|
65
|
ml/kg
|
比重
|
1.057
|
1.053
|
(血漿1.027)
|
浸透圧
|
275-290
|
mOsm/Kg・H2O
|
基準値
- ♂:4.95±0.75 x 10^6 (/μl)
- ♀:4.65±0.85 x 10^6 (/μl)
- 白血球 (2007前期解剖学プリント)
- 血小板 (2007前期解剖学プリント)
- ヘマトクリット
- ♂:40-50 (%) 45%
- ♀:35-45 (%) 40%
LAB.1790
項目名
|
|
性別/ 種類
|
|
赤血球
|
|
♂
|
414~563
|
x10^4/ul
|
♀
|
373~495
|
ヘモグロビン
|
Hb
|
♂
|
12.9~17.4
|
g/dl
|
♀
|
10.7~51.3
|
ヘマトクリット
|
Ht
|
♂
|
38.6~50.9
|
%
|
♀
|
33.6~45.1
|
平均赤血球容量
|
MCV
|
♂
|
84.3~99.2
|
fl
|
♀
|
80.4~101.0
|
平均赤血球血色素量
|
MCH
|
♂
|
28.2~33.8
|
pg
|
♀
|
25.5~34.6
|
平均赤血球血色素濃度
|
MCHC
|
♂
|
32.2~35.5
|
%
|
♀
|
30.8~35.4
|
網赤血球
|
|
♂
|
0.5~1.8
|
%
|
♀
|
0.4~1.6
|
血小板
|
Plt
|
♂
|
14.3~33.3
|
x10^4/ul
|
♀
|
13.7~37.8
|
白血球
|
WBC
|
♂
|
2970~9130
|
/ul
|
♀
|
3040~8720
|
好中球桿状核
|
0~9
|
%
|
好中球分葉核
|
28~68
|
%
|
好酸球
|
0~10
|
%
|
好塩基球
|
0~2
|
%
|
リンパ球
|
17~57
|
%
|
単球
|
0~10
|
%
|
[★]
- 英
- blood group system, blood groups
- 関
- P式血液型、ルイス血液型/ルイス式血液型
臨床関連
[★]
- 英
- incompatibility、incompatible
- 関
- 配合禁忌、配合変化、非両立、不適合性、不和合性、矛盾、両立しない、適合しない
[★]