- 英
- depolarizing muscle relaxant
- 同
- 脱分極性神経筋遮断薬 depolarizing neuromuscular blocker、脱分極性神経筋接合部遮断薬 depolarizing neuromuscular junction blockingagent
- 非競合的筋弛緩薬、非競合的神経筋遮断薬、脱分極性神経筋遮断薬 ←この使われ方は一般的ではない
- 関
- 競合的筋弛緩薬
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 高畑 治
- 日本臨床麻酔学会誌 = The Journal of Japan Society for Clinical Anesthesia 28(4), 590-598, 2008-06-19
- … 迅速導入施行には,術前回診での気管挿管困難の予測に加え,麻酔導入前での十分な酸素化が必須となる.麻酔導入薬としてはチアミラール,プロポフォールの選択が多いものの,安定した血行動態を得るには麻薬性鎮痛薬の併用が勧められる.非脱分極性筋弛緩薬ロクロニウムは迅速導入において有用であるが,スキサメトニウムと同等の作用発現時間を求めると,使用量が増加し作用が延長することを考慮しなくてはならない. …
- NAID 10024130154
- ニコチン性アセチルコリン受容体の基礎と臨床 (特集 筋弛緩薬--薬理と臨床の新展開)
Related Links
- 脱分極性筋弛緩薬は、ニコチン性Ach受容体に結合し脱分極(一過性の筋攣縮)を 引き起こすが、 AChに比べて分解が遅いので、脱分極が2-3分間持続し、Naチャネル が不活性状態になり 筋弛緩が生じる(第I相遮断)、さらに数分後に、終板電位は再分極 ( ...
- 天然の筋弛緩をもたらす薬物として、フグ毒であるテトロドトキシンや、ボツリヌス菌の 毒素ボツリヌストキシンが知られており、これらの中毒を放置すると呼吸不全によって 死亡することがある。d-ツボクラリンは「クラーレ」とも呼ばれる非脱分極性筋弛緩薬で ある ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- pharmacology
- 関
- drug entries
定義
- 生物系と化学物質の選択的な相互作用を研究する学問 (SPC.2)
生物系と薬の相互作用
- 薬の生物系に対する相互作用:薬理作用 <-化学の視点
- 生物系の薬に対する相互作用:薬物動態 <-生物の視点
関連分野
- 薬物学 materia medica
- 生薬学
- 実験薬理学
- 臨床薬理学
- 動物薬理学
- 人体薬理学
- 比較薬理学
- 薬理作用学(薬力学)
- 薬物動態学
- 中毒学、毒科学
- 薬物治療学
- 処方学
薬品の命名
薬一覧
薬理動態
神経伝達物質
神経筋接合部遮断薬(筋弛緩薬)
交感神経作動薬
- →アドレナリン受容体
交感神経遮断薬
- →アドレナリン受容体
副交感神経作動薬
- →アセチルコリン受容体
副交感神経遮断薬
- →アセチルコリン受容体
甲状腺関連物質
[★]
- 英
- suxamethonium
- 同
- サクシニルコリン succinylcholine、塩化サクシニルコリン succinylcholine chloride, SCC
- 化
- 塩化スキサメトニウム suxamethonium chloride
- 商
- サクシン、レラキシン、Anectin
- 関
- 薬理学
[show details]
分類
構造
作用機序
薬理作用
動態
適応
- 気管内挿管時・骨折脱臼の整復時・喉頭痙攣の筋弛緩
- 精神神経科における電撃療法の際の筋弛緩
- 腹部腫瘤診断時
注意
禁忌
副作用
- SAN.71改変
- 1. 筋肉痛:強い攣縮が起こるために筋痛をきたす。
- a) 外眼筋攣縮:眼圧亢進を来たし、緑内障を生ずることがある。この眼圧亢進は投与後1-6分で5-10mmHgほど上昇
- b) 脳圧亢進
- c) 腹筋の攣縮:胃内圧亢進を来たす。
- 治療:ダントロレン:筋小胞体からのカルシウム遊離を阻害
[★]
- pyrexia
- 英
- malignant hyperpyrexia, MH
- 同
- 悪性高体温症 malignant hyperthermia
- 関
- 悪性高熱
病因
- (最も多い)
- (起こりにくい)
病態生理
- 骨格筋内の筋小胞体からのカルシウムイオンの異常な遊離亢進により筋強直
- 小胞体のカルシウムチャネルにおけるアミノ酸配列に異常が見られることによる
症状
- 高熱(40℃以上)、筋硬直、頻脈、不整脈、高度のアシドーシス、多臓器不全
診断
診断基準
- 15分間で0.5℃以上 or 1時間で1℃以上の体温の上昇
- 発症後にミオグロビン尿が見られる
- ETCO2の上昇
鑑別疾患
発症が疑われたとき
- 疑わしい薬物の投与中止
- 発熱がある場合は、ダントロレンを投与
- 冷却(大量輸血、対外循環)
- 輸液(アシドーシス・電解質の補正)
- 利尿剤の投与
治療
- 麻酔の中止
- 純酸素の吸入
- 全身を冷却
- 対ショック療法
- ダントロレンの投与
[★]
- 英
- neuromuscular junction blocker
- 関
- 脱分極性筋弛緩薬、筋弛緩薬
- アセチルコリンと競合的にアセチルコリン受容体に結合することで阻害する。
- 受容体と結合して脱分極してこれが持続、さらに筋弛緩剤を作用させることで再分極後も筋弛緩が継続
[★]
- 英
- neuromuscular depolarizing agent, depolarizing neuromuscular blocker
- 関
- 脱分極性筋弛緩薬
[★]
- 英
- nondepolarizing muscle relaxant non-depolarizing muscle relaxant
- 同
- 競合的神経筋遮断薬 competitive neuromuscular blocker、競合的筋弛緩薬 competitive muscle relaxant、非脱分極性神経筋遮断薬 non-depolarizing neuromuscular blocker、非脱分極性遮断薬 nondepolarizing blocking drugs、クラーレ様作用薬 curarimimetic、クラーレ様物質
- 関
- 脱分極性筋弛緩薬、筋弛緩薬、Train of four monitor、脱分極性遮断薬、神経筋接合部遮断薬
[show details]
- ニコチン性アセチルコリン受容体にアセチルコリンと競合的に結合することで、アセチルコリンの受容体結合を阻害
- 脱分極させることなく、アセチルコリンと競合してアセチルコリン結合部位への結合を妨げる。
- 重症筋無力症の場合、(競合してAch受容体を奪うため)少量の非脱分極性筋弛緩薬でも筋弛緩が出現 (SPC.169)
拮抗薬
[★]
- 英
- muscle relaxant muscle relaxants
- 同
- 神経筋接合部遮断薬、骨格筋弛緩薬 skeletal muscle relaxant skeletal muscle relaxants
- 関
筋弛緩のモニタリング(SAN.74-75)
- 関
- 四連反応比刺激
[★]
- 英
- drug, agent
- 同
- 薬物
- 関
- 作用薬、剤、ドラッグ、媒介物、病原体、麻薬、薬剤、薬物、代理人、薬品
[★]
- 英
- relaxation、relax
- 関
- 緩和、ほどける、リラクゼーション
[★]
- 英
- depolarization
- 関
- 再分極、閾膜電位、過分極
[★]
- 英
- muscle relaxation, muscular relaxation