悪性高熱症
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Japanese Journal
- 筋細胞におけるCa^<2+>homeostasis研究40年を顧みて(<特集>教授定年退職記念講演)
- 小川 靖男
- 順天堂医学 51(2), 114-122, 2005-06-30
- … た.最後にCa^<2+>遊離チャネルであるリアノジン受容体についてのわれわれの最新の研究成果を紹介し,RyR1はCa^<2+>誘発性Ca^<2+>遊離CICRのゲインが低く抑えられており,CICRは骨格筋の生理的Ca^<2+>遊離には殆んど寄与していないこと,悪性高体温症を起す変異RyR1はCICRのゲインが脱抑制されていることを示した.心室筋多細胞系でのCa^<2+>waveの研究が不整脈発症機構解明に新しい展望をもたらすことを示した. …
- NAID 110004616610
- 悪性高体温症 (本邦臨床統計集--診療に必須の情報・数値--その他)
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- 悪性高熱症(あくせいこうねつしょう、英: malignant hyperthermia, MH)は、全身麻酔 の併発症の一つで、唯一の特効薬である ..... この過剰なCa2+を再吸収するプロセスは 、大量のATP(アデノシン三燐酸)を消費し、過度の熱(高体温)、すなわちこの疾患の ...
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- pyrexia
- 英
- malignant hyperpyrexia, MH
- 同
- 悪性高体温症 malignant hyperthermia
- 関
- 悪性高熱
病因
- (最も多い)
- (起こりにくい)
病態生理
- 骨格筋内の筋小胞体からのカルシウムイオンの異常な遊離亢進により筋強直
- 小胞体のカルシウムチャネルにおけるアミノ酸配列に異常が見られることによる
症状
- 高熱(40℃以上)、筋硬直、頻脈、不整脈、高度のアシドーシス、多臓器不全
診断
診断基準
- 15分間で0.5℃以上 or 1時間で1℃以上の体温の上昇
- 発症後にミオグロビン尿が見られる
- ETCO2の上昇
鑑別疾患
発症が疑われたとき
- 疑わしい薬物の投与中止
- 発熱がある場合は、ダントロレンを投与
- 冷却(大量輸血、対外循環)
- 輸液(アシドーシス・電解質の補正)
- 利尿剤の投与
治療
- 麻酔の中止
- 純酸素の吸入
- 全身を冷却
- 対ショック療法
- ダントロレンの投与
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[★]
悪性高熱症、悪性高体温症
[★]
- 英
- body temperature
- 関
- 発熱
- 口腔温:36.8±0.4 ℃
- 部位:直腸(口腔温度より0.4℃高い) > 口腔 > 腋窩
- 時間:夕方(18時)>朝(6時) 差は0.5℃
臨床関連
-
- SIRSの診断基準:37℃より±1℃より大きいまたは小さいこと。すなわち、>38℃ or <36℃
[★]
- 英
- sis, pathy
[★]
- 英
- hyperthermia
- 関
- 高熱、高体温症
[★]
- 英
- malignant、pernicious、malignantly