パンクロニウム

pancuronium
臭化パンクロニウム パンクロニウム臭化物 pancuronium bromide
Pavulonミオブロック


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/03/26 08:21:40」(JST)

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Japanese Journal

  • P-1104 低体温療法施行中のシバリングに対する筋弛緩薬パンクロニウムの間歇的な使用について(一般演題 ポスター発表,ハイケアユニット業務(ICU・CCU・SCU・救急等),Enjoy Pharmacists' Lifestyles)
  • 入江 利行,道越 淳一,増田 和久
  • 日本医療薬学会年会講演要旨集 21, 365, 2011-09-09
  • NAID 110008910569
  • 家兎摘出灌流肺におけるベクロニウムおよびパンクロニウムの肺循環への影響

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パンクロニウム. 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』. 移動: 案内、 検索 ... パンクロニウム(英: pancuronium)とはステロイド骨格を持つ神経筋接合遮断薬の一 つ。一般には臭素と化合させた臭化パンクロニウムとして用いられる。 筋弛緩作用を ...
P-1104 低体温療法施行中のシバリングに対する筋弛緩薬パンクロニウムの間歇的な 使用について(一般演題 ポスター発表, ... 通常、成人には初回量パンクロニウム臭化物 として、0.08mg/kgを静脈内投与し、術中必要に応じて0.02?0.04mg/kgを追加投与する ...


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 パンクロニウムやベクロニウムパンクロニウム パンクロ ニウム は いう まで

Japan Pharmaceutical Reference

薬効分類名

  • 非脱分極性麻酔用筋弛緩剤

販売名

ミオブロック静注4mg

組成

  • ミオブロック静注4mg:1管2mL中に、日局パンクロニウム臭化物4mgを含有

添加物

  • 1管2mL中に、酢酸ナトリウム4mg、等張化剤、pH調整剤を含有

効能または効果

  • 脳神経外科、一般外科、小児外科、産婦人科、整形外科、耳鼻科、泌尿器科、口腔外科など各科領域における手術時の筋弛緩
  • 通常、成人には初回量パンクロニウム臭化物として、0.08mg/kgを静脈内投与し、術中必要に応じて0.02?0.04mg/kgを追加投与する。
    なお年齢・症状により適宜増減する。

慎重投与

  • 呼吸困難及び気道閉塞のある患者[換気不全により、患者の自発呼吸の再開が遅れることがある。]
  • 肝疾患、胆道疾患又は腎疾患の患者[本剤の排泄が遅れるため作用が遷延することがある。]
  • 気管支喘息の患者[喘息発作、気管支痙攣を起こすことがある。]
  • 電解質異常(低カリウム血症、低カルシウム血症、高マグネシウム血症等)、低蛋白血症、脱水症、アシドーシス、高炭酸ガス血症の患者[本剤の作用が増強されるおそれがある。]
  • 妊婦(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
  • 高血圧症の患者[血圧上昇を起こすことがある。]
  • 低体温麻酔及び低体温灌流法による人工心肺使用の患者[作用の遷延がみられることがある。]
  • 重症筋無力症、筋無力症症候群の患者を除く神経筋疾患の患者(筋ジストロフィー、筋緊張症候群、先天性ミオパシー、脊髄性筋萎縮症、ギラン・バレー症候群等)又はポリオ罹患後の患者[本剤の作用の増強又は減弱が生じることがある。]
  • 心拍出量の低下が認められる患者[作用発現時間が遅延することがある。]
  • 肥満の患者[実体重で投与量を算出した場合、作用持続時間が延長し回復が遅延することがある。]
  • 熱傷の患者[筋弛緩剤の作用が抑制されることが知られている。]
  • 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)

重大な副作用

*ショック、アナフィラキシー様症状

頻度不明

  • ショック、アナフィラキシー様症状(気道内圧上昇、血圧低下、頻脈、全身発赤等)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し適切な処置を行うこと。

遷延性無呼吸

0.1%未満

  • 遷延性無呼吸があらわれることがある。このような場合には、自発呼吸が回復するまで呼吸管理を行うこと。

横紋筋融解症

頻度不明

  • 筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれ、これに伴って急激に腎機能が悪化し、腎不全等の重篤な症状に移行することがあるので、このような場合には直ちに投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。

*気管支痙攣

頻度不明

  • 気管支痙攣を起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

薬効薬理

神経筋遮断作用

  • パンクロニウム臭化物は神経筋接合部を遮断することにより筋弛緩作用を示すことが認められている。
  • 麻酔下のネコによる実験で、本剤の静脈内注射により、神経の間接刺激によるtwitch responseを抑制するが、その抑制中は、筋の直接刺激による正常のtwitch responseを示すことが明らかにされている7)
  • 健康人の筋弛緩作用を握力の90%低下を指標とした用量?反応曲線にて比較した場合、本剤の作用はd-ツボクラリンの約5倍で、その持続時間は同程度であるとされている8)
  • 麻酔下のネコ及びヒトでの実験で、本剤は非脱分極性筋弛緩剤に属し、その作用はコリンエステラーゼ阻害剤により抑制される7,9)


有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • パンクロニウム臭化物(Pancuronium Bromide)

化学名

  • 1,1'-(3α,17β-Diacetoxy-5α-androstan-2β,16β-diyl)bis(1-methylpiperidinium) dibromide

分子式

  • C35H60Br2N2O4

分子量

  • 732.67

性状

  • 白色の結晶性の粉末である。水に極めて溶けやすく、エタノール(95)又は無水酢酸に溶けやすい。吸湿性である。

融点

  • 215℃

★リンクテーブル★
リンク元薬理学」「ニコチン受容体」「非脱分極性筋弛緩薬
関連記事パンク

薬理学」

  [★]

pharmacology
drug entries


定義

  • 生物系と化学物質の選択的な相互作用を研究する学問 (SPC.2)

生物系と薬の相互作用

  • 薬の生物系に対する相互作用:薬理作用 <-化学の視点
  • 生物系の薬に対する相互作用:薬物動態 <-生物の視点

関連分野

  • 薬物学 materia medica
  • 生薬学
  • 実験薬理学
  • 臨床薬理学
  • 動物薬理学
  • 人体薬理学
  • 比較薬理学
  • 薬理作用学(薬力学)
  • 薬物動態学
  • 中毒学、毒科学
  • 薬物治療学
  • 処方学

薬品の命名

Ending of the drug name Category Example
~afil Erectile dysfunction sildenafil
~ane Inhalatinal general anesthetic halothane
~azepam Benzodiaizepine diazepam
~azine Phenothiazine (neuroleptic, antiemetic) chlorpromazine
~azole Ailtifungal ketoconazole
~barbital Barbiturate phenobarbital
~caine Local anesthetic lidocaine
~cillin Penicillin methicillin
~cycline Antibiotic, protein syntlesis inhibitor tetracycline
~ipramine TCA iimipramine
~navir Protease inhibitor saquinavir
~olol β-antagonist propranolol
~operidol Butyrophenone ( neuroleptic ) haloperidol
~oxin Cardiac glycoside ( inotropic agent ) digoxin
~phylline Methylxanthine theophylline
~pril ACE inhibitor captopril
~terol β2 agonist albuterol
~tidine H2 antagonist cimtidine
~triptyline TCA amitriptyline
~tropine Pituitary hormone somatotropine
~zosin a1 antagonist prazosin

薬一覧

薬物代謝

薬理動態

神経伝達物質

神経筋接合部遮断薬(筋弛緩薬)

交感神経作動薬

アドレナリン受容体

交感神経遮断薬

アドレナリン受容体

副交感神経作動薬

アセチルコリン受容体

副交感神経遮断薬

アセチルコリン受容体

貧血治療薬

甲状腺関連物質

痛風治療薬

  • 痛風発作予防薬
  • 尿酸排泄促進薬
  • 尿酸生成抑制薬

ニコチン受容体」

  [★]

nicotinic receptor
ニコチン性受容体ニコチン性アセチルコリン受容体
アセチルコリン受容体アドレナリン受容体
  • 神経筋接合部の運動終板に存在するニコチン性受容体:NM受容体
  • 神経筋接合部では、4種類5個のサブユニットからなる→五量体
α1, α1, β1, γ, δ ← 胎児
α1, α1, β1, ε, δ ← 成人
  • 自律神経節、副腎髄質に存在するニコチン性受容体:NN受容体
  • GOO. 155
受容体 サブユニット 局在 透過するイオン 作動薬 阻害薬
NM受容体 胎児 1)2, β1, γ, δ 骨格筋神経筋接合部 Na+, K+ アセチルコリン
ニコチン
スキサメトニウム
デカメトニウム
ベクロニウム
パンクロニウム
アトラクリニウム
d-ツボクラリン
成人 1)2, β1, ε, δ
NN受容体 3)2, (β4)3 自律神経節
副腎髄質
Na+, K+ アセチルコリン
ニコチン
epibatidine
dimethylphenylpiperazinium
triethaphan
mecamylamine
CNS 4)2, (β4)3 postjunctional
prejunctional
Na+, K+ cytisine, epibatidine
anatoxin A
mecamylamine
dihydro-β-erythrodine
erysodine
lophotoxin
7)5 postsynaptic
presynaptic
Ca2+ anatoxin A methyllycaconitine
α-bungarotoxin
α-conotoxin
IMI

非脱分極性筋弛緩薬」

  [★]

nondepolarizing muscle relaxant non-depolarizing muscle relaxant
競合的神経筋遮断薬 competitive neuromuscular blocker競合的筋弛緩薬 competitive muscle relaxant非脱分極性神経筋遮断薬 non-depolarizing neuromuscular blocker非脱分極性遮断薬 nondepolarizing blocking drugsクラーレ様作用薬 curarimimeticクラーレ様物質
脱分極性筋弛緩薬筋弛緩薬、Train of four monitor、脱分極性遮断薬神経筋接合部遮断薬

[show details]


  • ニコチン性アセチルコリン受容体にアセチルコリンと競合的に結合することで、アセチルコリンの受容体結合を阻害
  • 脱分極させることなく、アセチルコリンと競合してアセチルコリン結合部位への結合を妨げる。
  • 重症筋無力症の場合、(競合してAch受容体を奪うため)少量の非脱分極性筋弛緩薬でも筋弛緩が出現 (SPC.169)

拮抗薬

パンク」

  [★]

健胃消化剤パンクレアンパンクレアチン