ベンズブロマロン

benzbromarone
ウロリープガウトマロンキランガトレビアノームナーカリシンブロマノームベンズマロンムイロジンユリノーム
痛風尿酸痛風治療薬薬理学

概念

  • 尿酸排泄促進薬
  • 尿酸排泄促進薬の中で最も強力

作用機序

  • 腎臓尿細管における尿酸の再吸収を抑制

注意

  • 尿路結石を予防する
  • ①尿量を多くする ← 水を飲む
  • ②尿アルカリ化薬(ウラリット)併用 尿のpHを6.0-7.0に維持
  • 重篤な肝機能の異常を起こすことがある
  • ①投与半年は定期的に肝機能の検査
  • ②眼球結膜黄染、尿濃染出現で停止

禁忌

  • 1. 肝障害の徴候が見られた場合
  • 2. 腎結石・高度の腎機能障害
  • 3. 薬剤過敏症
  • 4. 妊婦又は妊娠の可能性


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/01/17 01:43:31」(JST)

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UpToDate Contents

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Japanese Journal

  • 薬物性/ 二次性高尿酸血症
  • 山内 高弘,上田 孝典,YAMAUCHI Takahiro,UEDA Takanori
  • 総合臨床, 2010-02
  • … 治療が必要な場合、尿酸生成抑制薬アロプリノール、尿酸排泄促進薬ベンズブロマロンを中心に使い分ける。 …
  • NAID 120001893552
  • 脂肪細胞と尿酸代謝
  • 慢性腎不全患者の高尿酸血症に対する尿酸排泄促進薬ベンズブロマロンの効果
  • 山下 正弘,内田 俊也
  • 痛風と核酸代謝 = Gout and nucleic acid metabolism 33(1), 95, 2009-07-01
  • NAID 10025596976

Related Links

ベンズブロマロン(英: benzbromarone)とは痛風の第一選択薬であるアロプリノールが 有効ではないあるいはアロプリノールによって過度の副作用が生じた際に使用される尿酸 排泄薬の一つ。ベンズブロマロンは構造的に抗不整脈薬であるアミオダロンに類似して ...
ユリノームとは?ベンズブロマロンの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べ られる(おくすり110番:薬事典版)


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Japan Pharmaceutical Reference

薬効分類名

  • 尿酸排泄薬

販売名

ブロマノーム錠50mg

組成

 成分・含量(1錠中)

  • 日局 ベンズブロマロン 50mg

 添加物

  • D-マンニトール、セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、クロスCMC-Na、タルク、ステアリン酸Ca

禁忌

  • 肝障害のある患者[肝障害を悪化させることがある。]
  • 腎結石を伴う患者、高度の腎機能障害のある患者[尿中尿酸排泄量の増大により、これらの症状を悪化させるおそれがある。また、効果が期待できないことがある。]
  • 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

効能または効果

 下記の場合における高尿酸血症の改善

  • 痛風、高尿酸血症を伴う高血圧症

 ○痛風

  • 通常成人1日1回1/2錠または1錠(ベンズブロマロンとして25mgまたは50mg)を経口投与し、その後維持量として1回1錠を1日1?3回(ベンズブロマロンとして50?150mg)経口投与する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。

 ○高尿酸血症を伴う高血圧症

  • 通常成人1回1錠を1日1?3回(ベンズブロマロンとして50?150mg)経口投与する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。

重大な副作用

 重篤な肝障害

(頻度不明)

  • 劇症肝炎等の重篤な肝障害、黄疸があらわれることがあるので、定期的に肝機能検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。(「警告」の項参照)

有効成分に関する理化学的知見

 一般名:

  • ベンズブロマロン(Benzbromarone)

 化学名:

  • 3, 5-Dibromo-4-hydroxyphenyl 2-ethylbenzofuran-3-yl ketone

 分子式:

  • C17H12Br2O3

 分子量:

  • 424.08

 融点:

  • 149?153℃

 構造式:

 性状:

  • 白色?淡黄色の結晶性の粉末である。N , N -ジメチルホルムアミドに極めて溶けやすく、アセトンに溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けにくく、水にほとんど溶けない。希水酸化ナトリウム試液に溶ける。

★リンクテーブル★
国試過去問104I028
リンク元薬理学」「痛風」「痛風治療剤」「痛風治療薬
関連記事ベンズ

104I028」

  [★]

  • 痛風発作初期に用いる薬剤はどれか。2つ選べ。

[正答]


※国試ナビ4※ 104I027]←[国試_104]→[104I029

薬理学」

  [★]

pharmacology
drug entries


定義

  • 生物系と化学物質の選択的な相互作用を研究する学問 (SPC.2)

生物系と薬の相互作用

  • 薬の生物系に対する相互作用:薬理作用 <-化学の視点
  • 生物系の薬に対する相互作用:薬物動態 <-生物の視点

関連分野

  • 薬物学 materia medica
  • 生薬学
  • 実験薬理学
  • 臨床薬理学
  • 動物薬理学
  • 人体薬理学
  • 比較薬理学
  • 薬理作用学(薬力学)
  • 薬物動態学
  • 中毒学、毒科学
  • 薬物治療学
  • 処方学

薬品の命名

Ending of the drug name Category Example
~afil Erectile dysfunction sildenafil
~ane Inhalatinal general anesthetic halothane
~azepam Benzodiaizepine diazepam
~azine Phenothiazine (neuroleptic, antiemetic) chlorpromazine
~azole Ailtifungal ketoconazole
~barbital Barbiturate phenobarbital
~caine Local anesthetic lidocaine
~cillin Penicillin methicillin
~cycline Antibiotic, protein syntlesis inhibitor tetracycline
~ipramine TCA iimipramine
~navir Protease inhibitor saquinavir
~olol β-antagonist propranolol
~operidol Butyrophenone ( neuroleptic ) haloperidol
~oxin Cardiac glycoside ( inotropic agent ) digoxin
~phylline Methylxanthine theophylline
~pril ACE inhibitor captopril
~terol β2 agonist albuterol
~tidine H2 antagonist cimtidine
~triptyline TCA amitriptyline
~tropine Pituitary hormone somatotropine
~zosin a1 antagonist prazosin

薬一覧

薬物代謝

薬理動態

神経伝達物質

神経筋接合部遮断薬(筋弛緩薬)

交感神経作動薬

アドレナリン受容体

交感神経遮断薬

アドレナリン受容体

副交感神経作動薬

アセチルコリン受容体

副交感神経遮断薬

アセチルコリン受容体

貧血治療薬

甲状腺関連物質

痛風治療薬

  • 痛風発作予防薬
  • 尿酸排泄促進薬
  • 尿酸生成抑制薬

痛風」

  [★]

gout
原発性代謝性痛風、尿酸

痛風、高尿酸血症

  • DNAがプリン体を介して尿酸が産生される。
  • プリン体は肝臓から700mg, 食事から300-400mg摂取される
  • 腎臓から500mg、腸管から200mg排泄される

病因

  • プリン体の過剰摂取
  • プリン体が多い食品
鶏・豚レバー、小魚、干し物
  • プリン体の排泄障害

病型

  • 1. 尿酸過剰生産型 10%
  • 肝臓で尿酸が過剰に産生される
  • 2. 尿酸排泄低下 60%
  • 腎臓からの尿酸の排泄が低下
  • 3. 混合型

病態生理

  • 尿酸が関節組織に析出・沈着
尿酸はプリン代謝の最終産物
  • 尿酸結晶に対する炎症反応
  • 顆粒球の遊走・結晶貪食・ケミカルメディエーターの放出・スーパーオキシド放出
好中球と滑膜細胞が乳酸を分泌して組織のpHを下げ、酸を析出しやすくする
  • 組織に蓄積した尿酸が引き金となって臓器障害を呈する
  • 高尿酸血症-(引き金)→高尿病、高脂血症、高血圧症、腎障害、結石→動脈硬化

症状

  • 夜間~早朝に突然のに疼痛。数時間内に激烈となり、著明な発赤、腫脹、熱感を呈する。
  • 部位:母趾の中足趾節間関節(60-70%)、足背、距腿関節、膝関節
  • 関節・耳介などの軟骨、骨端部、皮下組織などに形成された肉芽組織。白色の小結節として認められる (IMD.924)
  • 尿酸ナトリウム血症を核とする肉芽腫。皮下、軟骨(鼻、耳)、骨に見られる。骨にできた場合にはpunched-out lesionとなる。(QB.D-325) また、嚢胞状変化のようにも見える?(REU.298)

診断基準

SOR.237
  • 1) 尿酸結晶が関節液中に存在すること
  • 2) 痛風結節の証明
  • 3) 次の11項目のうち、該当するものが6つ以上ある
  • a) 2回以上の急性関節炎の既往がある
  • b) 24時間以内に炎症のピークに達する
  • c) 単関節炎である
  • d) 関節の発赤がある。
  • e) 第1中足趾節関節の疼痛または腫脹がある
  • f) 片側の第1中足趾節関節の病変である。
  • g) 片側の足関節の病変である
  • h) 痛風結節がある
  • i) 血清尿酸値の上昇がある
  • j) X線上の非対称性腫脹がある
  • k) 発作の完全な寛解がある

治療方針

6・7・8のルール
  • 血清尿酸値(mg/dl)が7mg/dlで正常、8mg/dlで要治療、治療目標は6mg/dl以下

治療

  • 生活療法
  • 食事療法:アルコール、プリン体に富む食物の回避
  • 薬物療法 → 痛風治療薬

食事療法のポイント

  • 肥満、水分多く。プリン体を控える。野菜を十分に取る→尿をアルカリ性にする
  • アルコールを控える(ピールは麦芽由来のプリン体を多く含む。アルコールの取りすぎは尿酸排泄を悪化させる)
  • 規則正しい食事、塩分摂取を控える

ガイドライン

  • 1. 高尿酸血症・痛風治療のガイドライン、第2版ダイジェスト版
http://www.tukaku.jp/tufu-GL2.pdf

参考

uptodate

  • 1. [charged] 痛風の臨床症状および診断 - uptodate [1]
  • 2. [charged] 痛風性関節炎の病態生理 - uptodate [2]
  • 3. [charged] 急性痛風の治療 - uptodate [3]
  • 4. [charged] 痛風再発の予防 - uptodate [4]

痛風治療剤」

  [★]

商品

痛風治療薬」

  [★]

arthrifuge, gout suppressant, drug for treatment of gout, antipodagric
抗痛風薬
薬理学痛風
  • 痛風発作予防薬
  • 尿酸排泄促進薬
  • 尿酸生成抑制薬

ベンズ」

  [★]

benz, bends
ケイソン病