新生児痙攣
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Japanese Journal
- 良性家族性新生児けいれんモデルマウスにおける脳波の解析
- 新生児けいれんで発症し、発作時脳波とMRI拡散強調画像で診断し得た脳梗塞の1例
- 柴田 真理,武山 雅博,藤田 百合,内田 賀子,釜本 智之,新居 育世,井崎 和史,西久保 敏也,斎藤 こずえ,小池 菜月,小林 浩,田岡 俊昭,高谷 恒範,今井 竜子,高橋 幸博
- 日本産婦人科・新生児血液学会誌 = The Japanese journal of obstetrical, gynecological & neonatal hematology 19(1), 63, 2009-05-01
- NAID 10026710206
- 小児・新生児領域における医師主導治験 : 新生児けいれんに対する静注用フェノバルビタールを実施して
- 河田 興
- 臨床薬理 = Japanese journal of clinical pharmacology 39(6), 275-279, 2008-11-30
- NAID 10026157361
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- 新生児けいれんは,新生児ではよく遭遇する病態で,最近の報告では全新生児の発症 率 ... 新生児けいれん. はさまざまな原因で生じるが,中枢神経系の機能異常を示す 症状として出現することが最. も多い.新生児では,大脳皮質機能の未熟性,髄鞘化の 未 ...
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- 母体に授与した薬物と児への影響の組合せで正しいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104A016]←[国試_104]→[104A018]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [096H003]←[国試_096]→[096H005]
[★]
- 英
- convulsion of the newborn, neonatal seizure
- 同
- (国試)新生児けいれん
- 関
- 痙攣
疫学
- 出生児の1/500~1/125。
- 正期産児で0.2%ないし0.4-0.6%。(出典不明)
- 低出生体重児、早産児、糖尿病母体胎児、遷延分娩、難産児に多い。(SPE.620)
病因
- SPE.83 YN.D-144
症状
- 痙攣:焦点性、多少天性、全身強直、強直間代痙攣、局在性筋痙攣、秘計錬成無呼吸、チアノーゼ (SPE.620)
- 新生児に独特の発作型がある:眼振・異常眼球運動、吸啜・舌挺出動作(口をもぐもぐさせるような動作)、ボート漕ぎ様・ペダル漕ぎ様動作
治療
国試
<youtube>http://www.youtube.com/watch?v=0j-pwZSKOpc</youtube>
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- 英
- benign familial neonatal convulsion
- 関
- 良性家族性新生児痙攣、家族性良性新生児痙攣
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- 英
- benign neonatal convulsion
- 関
- 良性新生児痙攣
[★]
- 英
- neonate
- 同
- 新産児 newborn
- 関
- 胎児 fetus,乳児 infant
- neonatal, newborn, newborn animal, newborn infant
定義
- 早期新生児期:出生後1週未満
- 後期新生児期:7日から28日未満
出生後にみとめられるもの
- 098G051
- 吸啜反射:出生時より
- 胎便:出生直後-3日頃
- 生理的黄疸:出生後2-3日に出現。出生後4-6日にピーク ← 出生時~出生後24時間内の黄疸は病的
- 生理的体重減少:出生後3-4日で最大。
- 臍帯の脱落:出生後5-7日
解剖
生理
腎機能
免疫
- 細胞性免疫>液性免疫
- 在胎26-33週に移行した母体のIgGによる受動免疫で感染から防御している。
- 出生後5ヶ月で消失
血液
- Ht:50-55%:生後細胞外液の喪失に伴い上昇、8日で生後の値にもどり、3ヶ月に最も低くなる。
- Hb:17-19g/dL
- 白血球:9,000-30,000/mm3
- 血小板:10-28万/mm3 (SPE.74)
身体所見
身体の大きさ
- QB.P-329
- 前後径、肩幅:11cm
- 大横径、小斜径、殿幅:9cm
- 体重:3300g
- 頭囲:33cm
- 胸囲:33cm
呼吸器
- SPE.78
- 腹式呼吸
- 呼吸数:40-50/分 (早産児ではこれより早く、5-10秒の呼吸停止を挟む呼吸)
- 聴診:呼吸音は胸壁が薄いためよく聴取され、高調である。
経過観察できる所見
- QB.O-76改変
診察箇所と疑われる疾患
- SPE.77
出生体重による分類
- 高出生体重児 high birth weight infant
- 巨大児 giant baby : 4000g以上
- 超巨大児 exceptionally large baby : 4500g以上
- 正出生体重児 normal birth weight infant :2500g以上、4000g未満
- 低出生体重児 low birth weight infant : 2500g未満
- 極低出生体重児 very low birth weight infant : 1500g未満
- 超低出生体重児 extremely low birth weight infant : 1000g未満
身長、体重による区分
- SPE.48
- 日本での定義/体重のみで評価
- light for gestational age infant / light for dates infant : 体重が10パーセンタイル未満の児
- apropriate for gestational age infant AGA infant : 体重が10パーセンタイル以上の児 かつ 体重が90パーセンタイル未満の児
- heavy for gestational age infant :体重が90パーセンタイル以上の児
- 参考1
- 体重による評価
- light for date LFD
- appropriate for date AFD
- hearve for date
- 参考1
- 身長と体重による評価
- small for date SFD / small for gestational age SGA
- large for date? LFD? / large for gestational age? LGA?
成熟新生児の身体所見
- 参考2 G10.M235 SPE.78 など
- 大泉門は開存(4x4cm)しており、小泉門は小さい
- 産瘤(経腟分娩による場合)
- 頭頂部方向に長く変形(児が後頭位であって、経腟分娩により出生した典型的な場合)
- 骨重積(産瘤、頭部変形、骨重積は2日程度で戻る)(経腟分娩による場合)
- 頭髪の長さは2cm前後
- 耳介の巻き込み
- 面疱は鼻に限局
- うぶ毛は背中、肩甲部に限局 ← 未成熟の場合、うぶ毛は多い
- 皮膚は厚く、血管は透けない
- 足底にしわを認める ← 未成熟の場合、しわは少ない
- 四肢に浮腫を認めない
- 関節屈曲部に胎脂が残る
新生児と疾患
在胎週数と疾患
参考
- 1. C.産婦人科検査法 14.胎児発育・児体重推定 - 日産婦誌59巻6号
- http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5906-168.pdf
- http://www.hogarakana.jp/study/index.php?ID=55
国試