- 英
- urethral catheter
- 関
- 尿道留置カテーテル
禁忌
- http://okwave.jp/qa/q2260112.html
- proceduresconsult.jp
- 尿道口からの出血や会陰軟部組織の外傷を伴う尿道損傷が認められる、もしくはその疑いがあるとき。
- 陰唇の完全癒合(女性)
- 膀胱内に十分な尿量がなさそうな患者
- 免疫不全
- 先天性泌尿生殖器奇形
- 最近の尿道手術歴
- 尿道カテーテル挿入困難の既往
- ラテックスやヨードアレルギーの可能性がある患者
- 診察と手技が見えるvol.2 第1版 p.156
- 禁忌:(絶対禁忌)尿道損傷。重症の急性前立腺炎、高度の急性尿道炎、高度の尿道狭窄
感染症予防
- 閉鎖ドレナージ法を用いる。
- 尿バックは膀胱より低い位置に保つ。
- 留置期間の短縮つとめる。
参考
- http://www.ncgm.go.jp/kansen/c2/c2-5.htm
- http://www.ne.jp/asahi/akira/imakura/Foley_catheter.htm
- http://www.muikamachi-hp.muika.niigata.jp/academic/UTI.htm
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/12/26 08:38:29」(JST)
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尿道カテーテルあるいは経尿道的カテーテル(英名:Urinary catheterization)とは、尿道口から膀胱に通して導尿する目的で使用されるカテーテルである。[1][2] [3]
目次
- 1 目的
- 2 資格
- 3 使用法
- 4 脚注
- 5 参考文献
- 6 関連項目
- 7 外部リンク
|
目的
前立腺肥大あるいは脊髄や末梢神経の障害、麻酔や薬剤の影響などで排尿が困難な患者の導尿、手術や絶対安静時の導尿、残尿量の測定などの検査などの目的で使われる[3][4]。寝たきりなどの場合では長期留置の為にバルーン付きのカテーテルが用いられる[1][2][3]。ただし、エコーで残尿量が測定できる今日では検査目的で使われることは少ない。
資格
カテーテルを使うことが出来るのは医師、看護師、患者本人、患者家族のみである[2]。 患者及び家族は医師から十分に指導を受ける必要がある。
使用法
尿道留置カテーテル:バルーンを膨らます前、挿入する際の状態
男性の場合は尿道が長いので少し難しい、清潔と愛護操作が必要である[3]。
外陰部を消毒したのちに、(仰向けに寝ている患者の)ペニスを軽く上方に引っ張りながら親指と人差し指で尿道口が広がるように摘まんで持ち、開いた尿道口にカテーテルをゆっくりと挿入していく。潤滑と痛みの緩和の為にキシロカインゼリーを前もって塗っておくとよい。挿入が困難であるなら、一旦抜いてキシロカインゼリーを塗りなおしたり、注射器でキシロカインゼリーを注入しておいても良い。挿入しにくいときには細く硬いカテーテルが通りやすいが無理に挿入すると尿道を傷つけることがあるので無理はしない。カテーテルが前立腺に達すると特に抵抗があるが、前立腺を通過し膀胱に達すると抵抗が少なくなり、自然に尿が出てくるので、尿が出てくるまで挿入する。カテーテルを留置しない場合は尿が排出し終わったらカテーテルを引き抜く[1][3]。
女性の場合は尿道も短く前立腺もないので尿道口さえ見えれば簡単である。十分な消毒が必要である。 極端に太っていたり、高齢の場合は尿道口が見つけにくいことがあるので、間違えて膣に挿入しないように注意する[1][3]。
バルーンカテーテルを留置する場合はカテーテルを末端まで挿入した後に、バルーンを蒸留水、もしくは専用のバルーン固定液[5]で膨らませる。なお生理食塩水のように溶質に固形の物質が含まれるものをバルーン固定液として用いることは禁忌である。溶質が析出してチューブを目詰まりさせた場合、抜去時にバルーンの排水が出来なくなる可能性があるからである。カテーテルの挿入が間違っていると尿道でバルーンが膨らんでしまうので、抵抗を感じたらやり直す。 バルーンが抵抗無く膨らんだら、抵抗を感じるまで少し引き出して導尿用チューブをテープで下腹部もしくは大腿内側(女性)に固定する。膀胱内で膨らんだバルーンが抜け落ち防止の役割をはたし、カテーテルを抜く際には先にバルーンの蒸留水を抜いてバルーンをしぼませておく。[1][3]
尿道口からや、尿の逆流によるカテーテルと蓄尿バックの接続部からの細菌の侵入には注意が必要である。
脚注
- ^ a b c d e 『NEW泌尿器学』p92-93
- ^ a b c 『排尿障害のすべて』p172-173
- ^ a b c d e f g 『診療所での実践泌尿器外来』p154-157
- ^ 『排尿障害のすべて』p132-159
- ^ 精製水にグリセリンを添加して粘稠度を高めた液体が代表的である。『病院薬局製剤』 p260(2011年1月21日閲覧)
参考文献
- 西沢理、松田公志、武田正之 編集『NEW泌尿器科学』改訂第2版、南江堂、2007年、ISBN 978-4-524-24091-3
- 西澤理 編集『排尿障害のすべて』永井書店、2007年、ISBN 978-4-8159-1781-4
- 高井計弘 編著『診療所での実践泌尿器外来』永井書店、2007年、ISBN 978-4-8159-1798-2
- 日本病院薬剤師会 著 『病院薬局製剤』 第6版、薬事日報社、2008年、ISBN 978-4-8408-1039-5
関連項目
外部リンク
- リハビリテーションマニュアル7 - 間欠式バルーンカテーテル法 (PDF, 1318KB) - 国立障害者リハビリテーションセンター
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- バイポーラーシステムを利用した経尿道的前立腺核出術 : (Transurethral enucleation with bipolar:TUEB)の臨床的検討
- 奥木 宏延,牧野 武朗,加藤 春雄,大山 裕亮,岡崎 浩,中村 敏之
- 日本泌尿器科學會雜誌 102(1), 2-8, 2011-01-20
- (目的)前立腺肥大症に対して施行した,バイポーラーシステムを利用した経尿道的前立腺核出術(TUEB)の治療成績について検討した.(対象と方法)2008年2月より2009年8月までの間にTUEBを施行した45例を対象にした.周術期治療成績および手術前後の国際前立腺症状スコア(IPSS),QOL index,過活動膀胱症状スコア(OABSS),最大尿流量率(Qmax),残尿量(PVR)や合併症を検討し …
- NAID 110008440741
- 質問BOX TUR後の血尿による尿閉と,尿道カテーテルの膀胱刺激症状による尿流出不良はどう区別する?
- 尿道カテーテル (特集 術後患者のチューブ管理について学ぼう!)
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- 尿道カテーテル*1の使用や清潔間欠導 ... どのような場合に尿道カテーテルの適応と なるのか,そうなった場合の管理につ ... 前立腺切除術,膀胱腫瘍切除術など. 表2 尿道カテーテルの合併症. 尿路感染症. 膀胱結石. 尿道損傷. 尿道狭窄. 尿道皮膚瘻 ...
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[★]
- 次の文を読み、30、31の問いに答えよ。
- 72歳の男性。意識障害のため搬入された。
- 現病歴:1週前から咳と痰とがみられた。次第に元気がなくなり、今朝から家族が呼びかけても反応が悪くなったため救急搬送された。
- 既往歴:10歳で虫垂炎。25年前から高血圧症で治療中。
- 生活歴:喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。
- 家族歴:父親が心筋梗塞のため83歳で死亡。
- 現症:意識レベルはJCS I-3。身長 173cm、体重 58kg。体温 38.2℃。脈拍 112/分(微弱)、整。血圧 86/64mmHg。呼吸数 30/分。SpO2 94%(マスク4L/分酸素投与下)。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。甲状腺腫と頸部リンパ節とを触知しない。心音に異常を認めない。右の背下部にcoarse cracklesを聴取する。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。顔面と四肢とに麻痺を認めない。腱反射に異常を認めない。四肢に浮腫を認めない。排尿がないため尿検査は実施していない。
- 酸素投与、モニター装着および静脈路確保を行い治療を開始した。
- 検査所見:血液所見:赤血球 456万、Hb 13.9g/dL、Ht 44%、白血球 15,200(桿状核好中球 15%、分葉核好中球 65%、単球 3%、リンパ球 17%)、血小板 20万。血液生化学所見:総蛋白 6.6g/dL、アルブミン 3.2g/dL、AST 19IU/L、ALT 17IU/L、LD 292IU/L(基準 176~353)、ALP 256IU/L(基準 115~359)、γ-GTP 41IU/L(基準 8~50)、CK 108IU/L(基準 30~140)、尿素窒素 25mg/dL、クレアチニン 1.1mg/dL、血糖 110mg/dL、Na 133mEq/L、K 4.0mEq/L、Cl 96mEq/L。CRP 12.5mg/dL。12誘導心電図は洞調律で心拍数112/分。ポータブル胸部エックス線写真で右下肺野に肺炎像を認めるが、肺うっ血を認めない。喀痰のGram染色と培養検査を指示した。
- 今後の対応として適切でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109F030]←[国試_109]→[109G001]
[★]
- 55歳の女性。意識障害のため搬入された。4か月前から時々右腹関節部の痛みを感じていた。10日前から発熱と食欲低下とがあったが放置していた。本日急に意識障害が生じ、家族が救急車を要請した。15年前から関節リウマチの診断で非ステロイド性抗炎症薬とプレドニゾロン5mg/日とを服用している。糖尿病とアルコール依存とを指摘されているが放置していた。意識レベルはJCS II-30。身長 155cm、体重 42kg。体温 34.0℃。呼吸数 24/分。脈拍 112/分、整。血圧 90/40mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。皮膚は冷たく湿潤し、右中腹部~大腿に握雪感がある。尿所見: 尿道カテーテルから10ml採取、著しく混濁している。血液所見: 赤血球 305万、Hb 8.6g/dl、Ht 25%、白血球 37,100(桿状核好中球33%、分業核好中球55%、好酸球0%、好塩基球0%、単球3%、リンパ球9%)、血小板 8.2万、PT 22.9秒(基準10-14)。血液生化学所見:血糖 272mg/dl、総蛋白 4.8g/dl、アルブミン 1.9g/dl、尿素窒素 101mg/dl、クレアチニン 4.2mg/dl、総ビリルビン 0.3mg/dl、AST 87IU/l、ALT 20IU/l、LD 945IU/l(基準176-353)、CK 585IU/l(基準30-140)、Na 116mEq/l、K 6.0mEq/l、Cl 87mEq/l、CRP 14.3mg/dl。大腿部の写真(別冊No.17A)、大腿部エックス線写真(別冊No.17B)及び腹部エックス線写真(別冊No.17C)を別に示す。保温を図るとともに静脈路を確保し、必要な薬物療法を開始した。
- 次に行う処置として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104I064]←[国試_104]→[104I066]
[★]
- 次の文を読み、28、29の問いに答えよ。
- 78歳の女性。意識障害のため救急車で搬入された。
- 現病歴:7月下旬、快晴の日の午前10時ごろ自宅の暑い居間でぐったりしていたのをデイサービスの職員が発見し、救急車を要請した。
- 既往歴:不明。
- 生活歴(職員からの情報):冷房装置のない一戸建てで独居。喫煙歴と飲酒歴はない。
- 家族歴:不明。
- 現症:意識レベルはJCSⅢ-100。身長 145cm(推定)、体重 40kg(推定)。直腸温 42.0℃。心拍数 116/分、整。血圧 84/46mmHg。呼吸数 24/分で浅い。SpO2 100%(リザーバー付マスク10L/分酸素投与下)。皮膚は乾燥している。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。瞳孔径は両側3mmで、対光反射は両側遅延。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。下腿に浮腫を認めない。検査所見:血液所見:赤血球 510万、Hb 17.5g/dL、Ht 49%、白血球 12,400(桿状核好中球 12%、分葉核好中球 43%、好酸球 2%、単球 6%、リンパ球 37%)、血小板 24万。血液生化学所見:総蛋白 8.5g/dL、アルブミン 4.2g/dL、総ビリルビン 1.2mg/dL、AST 43U/L、ALT 32U/L、LD 251U/L(基準 176~353)、尿素窒素 23mg/dL、クレアチニン 1.8mg/dL。
- この患者への対応として適切でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111C027]←[国試_111]→[111C029]
[★]
- 56歳の男性。肝臓の腫瘤性病変の精査のため入院中である。C型肝炎の経過観察中に行った腹部超音波検査で肝臓に腫瘤性病変が見つかったため入院した。入院後に腹部造影CTを施行したところ、入院時1.1mg/dLであった血清クレアチニン値が造影検査後2日目に3.0mg/dLに上昇した。入院後に新たな薬剤投与はなく、食事は毎日全量摂取できており、体重は安定していた。体温、脈拍、血圧、呼吸数ともに正常範囲で、排尿回数も5、6回/日で変わらなかった。造影検査後2日目の検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)、沈渣に赤血球 1~4/1視野、白血球 1~4/1視野。血液所見:赤血球 302万、Hb 10.4g/dL、Ht 31%、白血球 4,600、血小板 16万。血液生化学所見:総ビリルビン 1.4mg/dL、直接ビリルビン 0.8mg/dL、AST 45U/L、ALT 62U/L、LD 360U/L(基準 176~353)、ALP 380U/L(基準 115~359)、γ-GTP 110U/L(基準 8~50)、尿素窒素 43mg/dL、クレアチニン 3.0mg/dL、尿酸 8.8mg/dL、Na 136mEq/L、K 5.2mEq/L、Cl 100mEq/L、Ca 8.2mg/dL、P 6.2mg/dL。CRP 0.3mg/dL。腹部超音波検査では両腎に水腎症を認めない。
- 対応として正しいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112A038]←[国試_112]→[112A040]
[★]
- 78歳の男性。排尿障害を主訴に来院した。2年前から尿勢の減弱を自覚していたという。3か月前からは頻尿および残尿感が出現し、昨日から症状が強くなり受診した。内服薬はない。意識は清明。身長 165cm、体重 63kg。体温 36.2℃。脈拍 80/分、整。血圧 148/86mmHg。呼吸数 16/分。下腹部に膨隆を認める。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、ケトン体(-)、潜血1+、沈渣に赤血球 5~9/HPF、白血球 5~9/HPF。血液所見:赤血球 476万、Hb 13.8g/dL、Ht 39%、白血球 5,200、血小板 24万。血液生化学所見:尿素窒素 28mg/dL、クレアチニン 4.4mg/dL、Na 137mEq/L、K 5.0mEq/L、Cl 114mEq/L。腹部超音波像(別冊 No.11A~C)を別に示す。
- まず行うべきなのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114C054]←[国試_114]→[114C056]
[★]
- 69歳の男性。発熱と下腹部の緊満感とを主訴に来院した。以前から排尿困難を自覚していた。数日前から頻尿と排尿時痛が出現し、今朝から38℃台の発熱と全身倦怠感および下腹部の緊満感を自覚したため受診した。腹部に肝・脾を触知しない。下腹部に緊満を認める。直腸指診で前立腺に圧痛を認める。尿所見:蛋白 1+、糖 (-)、ケトン体 (-)、潜血 1+、沈渣は赤血球 5~9個/HPF、白血球 50~99個/HPF。血液所見:赤血球 435万、Hb 13.6g/dL、Ht 41%、白血球 16,900、血小板16万。血液生化学所見:総蛋白 6.6g/dL、アルブミン 4.1g/dL、総ビリルビン 0.6mg/dL、AST 30U/L、ALT 21U/L、血糖 175mg/dL、Na 141mEq/L、K 4.1mEq/L、Cl 105mEq/L。CRP 8.5mg/dL。
- この時点での治療として検討すべきなのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [113F065]←[国試_113]→[113F067]
[★]
- 14歳の男子。陰嚢の疼痛を主訴に来院した。午前0時に右陰嚢の疼痛が出現した。陰嚢の疼痛は増悪し、悪心と嘔吐がみられるようになったため、午前時に受診した。体温 37.1℃。脈拍 92/分、整。血圧 120/58mmHg。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。右陰嚢が発赤、腫脹し、触知すると激痛を訴える。尿所見:蛋白 (-)、糖 (-)、潜血 (-)、沈渣に赤血球を認めず、白血球 1~4/HPF。血液所見:赤血球 462万、Hb 13.6g/dL、Ht 39%、白血球 7,100、血小板 20万。血液生化学所見:総蛋白 6.8g/dL、アルブミン 4.0g/dL、AST 27U/L、ALT 14U/L、尿素窒素 9mg/dL、クレアチニン 0.7mg/dL。CRP 0.3mg/dL。陰嚢部の超音波像(別冊No. 12)を別に示す。
- 行うべき治療はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113D036]←[国試_113]→[113D038]
[★]
- 78歳の男性。胃癌に対する胃切除術のため入院中である。術後2日、深夜に尿道カテーテルを自己抜去し、尿道出血を認めた。意識は清明。身長163cm、体重63kg。脈拍96/分、整。血圧130/70mmHg。下腹部は小児頭大に膨隆している。直腸指診で鶏卵大の前立腺を触知する。血液所見:赤血球377万、 Hb 10.2g/dl、Ht33%、白血球10,200、血小板23万。血液生化学所見:尿素窒素22mg/dl、クレアチニン1.4mg/dl。腹部超音波検査では、膀胱は多量の尿で拡張し、前立腺は腫大していた。尿道カテーテルは再挿入できなかった。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106D038]←[国試_106]→[106D040]
[★]
- 80歳の男性。発熱のため搬入された。数日前から38℃台の発熱が続き、食事もとれなくなってきた。尿が出なくなったため、長女が救急車を要請した。導尿時混濁尿を認め、尿路感染症と診断し、尿道カテーテルを留置した。
- 対応として適切なのはどれか。
- a 尿道カテーテルと連結する蓄尿バッグは開放式回路を用いる。
- b 尿道カテーテルは陰茎を頭側に向けて下腹部に固定する。
- c 尿道カテーテルを3日ごとに入れ換える。
- d 入院中は連日膀胱洗浄を行う。
- e 留置中は安静臥床を促す。
[正答]
※国試ナビ4※ [107F024]←[国試_107]→[107F026]
[★]
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [097H041]←[国試_097]→[097H043]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [113B021]←[国試_113]→[113B023]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [111E012]←[国試_111]→[111E014]
[★]
- ECCハンドブック2010 p.89
器材
|
灰色
|
ピンク
|
赤
|
紫
|
黄色
|
白
|
青
|
オレンジ
|
グリーン
|
|
小さい乳児
|
乳児
|
幼児
|
小さい小児
|
小児用
|
小児用
|
大きい小児用
|
成人用
|
3~5kg
|
6~7kg
|
8~9kg
|
10~11kg
|
12~14kg
|
15~18kg
|
19~23kg
|
24~29kg
|
30~36kg
|
蘇生法バッグ
|
|
乳児用/ 小児用
|
乳児用/ 小児用
|
小児用
|
小児用
|
小児用
|
小児用
|
小児用
|
成人用
|
酸素マスク (非再呼吸式)
|
|
小児用
|
小児用
|
小児用
|
小児用
|
小児用
|
小児用
|
小児用
|
小児用/ 成人用
|
口咽頭エアウェイ(mm)
|
|
50
|
50
|
60
|
60
|
60
|
70
|
80
|
80
|
喉頭鏡ブレード(サイズ)
|
|
1直型
|
1直型
|
1直型
|
2直型
|
2直型
|
2直型/2曲型
|
2直型/2曲型
|
2直型/2曲型
|
気管チューブ(mm)
|
|
3.5カフなし
|
3.5カフなし
|
4.0カフなし
|
4.5カフなし
|
5.0カフなし
|
5.5カフなし
|
6.0カフ付き
|
6.5カフ付き
|
|
3.0カフ付き
|
3.0カフ付き
|
3.5カフ付き
|
4.0カフ付き
|
4.5カフ付き
|
5.0カフ付き
|
|
|
気管チューブの長さ
|
3kg 9~9.5 4kg 9.5-10 5kg 10-10.5
|
10.5~11.0
|
10.5~11
|
11~12
|
13.5
|
14~15
|
16.5
|
17~18
|
18.5~19.5
|
吸引カテーテル(F)
|
|
8
|
8
|
10
|
10
|
10
|
10
|
10
|
10~12
|
血圧カフ
|
新生児用#5/ 乳児用
|
乳児用/ 小児用
|
乳児用/ 小児用
|
小児用
|
小児用
|
小児用
|
小児用
|
小児用
|
成人用(小)
|
静脈留置カテーテル(Ga)
|
|
22~24
|
22~24
|
20~24
|
18~22
|
18~22
|
18~20
|
18~20
|
16~20
|
骨髄針(Ga)
|
|
18′15
|
18′15
|
15
|
15
|
15
|
15
|
15
|
15
|
経鼻胃管(F)
|
|
5~8
|
5~8
|
8~10
|
10
|
10
|
12~14
|
14~18
|
16~18
|
尿道カテーテル(F)
|
5
|
8
|
8
|
8~10
|
10
|
10~12
|
10~12
|
12
|
12
|
胸腔ドレーンチューブ(F)
|
|
10~12
|
10~12
|
16~20
|
20~24
|
20~24
|
24~32
|
28~32
|
32~38
|
[★]
- 英
- urethral indwelling catheter
- 関
- 尿道カテーテル
[★]
尿道留置カテーテル、尿道カテーテル
[★]
- 英
- urethral catheterization
- 関
- 尿管カテーテル留置
[★]
- 英
- postcatheter urethral stricture
- 関
- 尿道狭窄
[★]
- 英
- urethra (Z)
- 関
- 膀胱、尿管、腎臓、男性生殖器系
発生
部位による分類 (KL.432, M.215)
- 1. 膀胱頚内の尿道(前立腺前部)
- 2. 前立腺部
- 3. 隔膜部
前立腺部
[★]
- 英
- catheter
- 同
- 血管内留置カテーテル
- 関
- カテーテル処置、カニューレ、カニューレ挿入法。French
- 診断や治療の目的で体腔、血管、臓器内に挿入する管。
参考
- http://www6.ufrgs.br/favet/imunovet/molecular_immunology/invivo_surgical.html
[★]
- 英
- street, meatus
- 関
- 管、街路、街角