- 英
- abdominal bruit
- 関
- 腹部ブルイ
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Japanese Journal
- 伊藤 貞嘉
- 日本内科学会雑誌 92(2), 213-219, 2003
- … 腎血管高血圧(RVH)は若年または中高年で出現する高血圧で疑われ,原因として動脈硬化,線維筋性異形成(FMD),大動脈炎症候群などがある.腹部血管雑音が聴取され,血漿レニン活性,レノグラム・レノシンチグラム, MR血管撮影や三次元CTにてスクリーニングされる.血行再建術がFMDでは基本となるが,動脈硬化症では慎重に適応を決定する必要がある.動脈硬化症によるRVHは糖尿病,心不全,大血管障害に.腎機能障害を伴う時に頻度 …
- NAID 130000895329
- 動脈塞栓術を施行したAneurysmal type腎動静脈瘻の1例
- 畢 建斌,松本 真由子,畠山 直樹,大東 貴志,村井 勝,成松 芳明
- 泌尿器科紀要 47(10), 731-733, 2001-10
- … .脂肪肝の精査中に右腎に異常陰影を指摘され入院となった.CT及びMRアンギオグラフィー所見より右腎動静脈瘻と診断し,detachable coilを用いた動脈塞栓術を施行した.塞栓術後,動静脈瘻への血流は遮断され,腹部血管雑音も消失した.発熱及び背部痛が出現したが次第に軽快し退院となった.退院後約4ヵ月目の動脈造影では,流入動脈は完全に閉塞されており,他の部分はほぼ正常に造影されたWe report a case of aneurysmal-type renal …
- NAID 120002142196
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- 聴診(ちょうしん)とは診察の項目のうち音を聴き取って行うものである。聴診器を使う 間接聴診と、直接体壁に耳をつけて聴く直接聴診とがある。 胸部聴診では心音や心 雑音、頸動脈雑音、呼吸音などを聞き、腹部聴診では腹部血管雑音、グル音を聞く。
- まれに,吸収不良が発現して体重減少の一因となる。患者は腹部血管雑音,悪心,嘔吐 ,下痢,便秘,暗色便を呈することがある。 腎動脈塞栓による急性閉塞は突然の側腹部 痛を引き起こし,血尿がそれに続く(腎血管性疾患: 急性閉塞を参照 )。慢性閉塞は無 ...
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- 次の文を読み、43、44の問いに答えよ。
- 44歳の男性。右下腹部の痛みと嘔吐とで来院した。
- 現病歴 : 昨日海水浴を楽しんで帰宅した。今朝4時ころ突然、腹痛で目覚めた。痛みは右側腹部から右下腹部まで拡がり、右陰嚢部にも放散した。嘔気を我慢できず、透明な胃液を少量嘔吐した。吐血や黒色便は認めず、心窩部痛もない。
- 既往歴 :30歳から高尿酸血症を指摘されているが、治療歴はない。
- 現症 : 意識は清明。身長165cm、体重78kg。体温37.1℃。脈拍76/分、整。血圧146/90mmHg。腹部は平坦で、肝・脾は触知しない。外陰部は正常で、陰嚢内容に触診上異常所見はない。
- 検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血2+。血液所見:赤血球560万、Hb 15g/dl、Ht48%、白血球9,500、血小板35万、プロトロンビン時間(PT)●2秒(基準10~14)。血清生化学所見:総蛋白7.8g/dl、アルブミン5.2g/dl、尿素窒素20mg/dl、クレアチニン1.2mg/dl、尿酸7.5mg/dl、総ビリルビン0.6mg/dl、AST(GOT)18単位(基準40以下)、ALT(GPT)16単位(基準35以下)、LDH320単位(基準176~353)、Na135mEq/l、K4.2mEq/l、Cl101mEq/l。腹部エックス線単純写真を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [096F042]←[国試_096]→[096F044]
[★]
- 44歳の男性。航空会社の職員に付き添われて空港内の診療所を受診した。持参した英文紹介状の一部を示す。
- This patient is a 44-year-old man with a complaint of right flank pain*. The pain suddenly occurred while he was on the airplane. It was colicky and radiated to the right inguinal region. Neither nausea nor diarrhea was associated. He had appendectomy when he was 8 years old.
- Urinalysis results: Protein(-), Sugar(-), Occult blood(2+)
- *flank pain: lateral abdominal pain
- 出張のため近隣国へ向かう飛行機内で上記の症状を認めたため、到着直後に現地の空港内の診療所を受診し鎮痛薬を投与された。疼痛は我慢できる程度になり、予定を変更して次の便で日本に帰国した。現在、紹介状に書かれた症状は我慢できる程度に続いており、新たに生じた症状はない。意識は清明。身長 165cm、体重 68kg。体温 37.1℃。脈拍 76/分、整。血圧 136/76mmHg。
- この患者にみられる可能性の高い身体診察所見はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109F024]←[国試_109]→[109F026]
[★]
- 英
- secondary hypertension
- 同
- 症候性高血圧 symptomatic hypertension
- 関
- 高血圧、本態性高血圧
病因
-
二次性高血圧を連想する症状
二次性高血圧を疑わせる臨床所見
- JSH2014 第13章 二次性高血圧
原因疾患
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示唆する所見
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鑑別に必要な検査
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二次性高血圧一般
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重症高血圧、治療抵抗性高血圧、 急激な高血圧発症、 若年発症の高血圧
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腎血管性高血圧
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RA系阻害薬投与後の急激な 腎機能悪化、腎サイズの左右差、 低K血症、腹部血管雑音
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腎動脈超音波、腹部CTA、 腹部MRA、レノグラム、PRA、PAC
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腎実質性高血圧
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血清Cr上昇、蛋白尿、血尿、 腎疾患の既往
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血清免疫学的検査、腹部CT、 超音波、腎生検
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原発性アルドステロン症
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低K血症、副腎偶発腫瘍
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PRA、PAC、負荷試験、副腎CT、副腎静脈採血
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睡眠時無呼吸症候群
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いびき、肥満、昼間の眠気、早朝・夜間高血圧
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睡眠ポリグラフィー
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褐色細胞腫
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発作性・動揺性高血圧、動悸、 頭痛、発汗
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血液・尿カテコールアミンおよび カテコールアミン代謝産物、腹部 超音波・CT、MIBGシンテグラフィー
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クッシング症候群
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中心性肥満、満月様顔貌、 皮膚線条、高血糖
|
コルチゾール、ACTH、腹部CT、 頭部MRI、デキサメサゾン抑制試験
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サブクリニカル クッシング症候群
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副腎偶発腫瘍
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コルチゾール、ACTH、腹部CT、 デキサメサゾン抑制試験
|
薬物誘発性高血圧
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薬物使用歴、低K血症
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薬物使用歴の確認
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大動脈縮窄症
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血圧上下肢差、血管雑音
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胸腹部CT、MRI・MRA、血管造影
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甲状腺機能低下症
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徐脈、浮腫、活動性減少、 脂質・CPK・LDH高値
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甲状腺ホルモン、TSH、自己抗体、甲状腺超音波
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甲状腺機能亢進症
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頻脈、発汗、体重減少、 コレステロール低値
|
甲状腺ホルモン、TSH、自己抗体、甲状腺超音波
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副甲状腺機能亢進症
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高Ca血症
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副甲状腺ホルモン
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脳幹部血管圧迫
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顔面けいれん、三叉神経痛
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頭部MRI・MRA
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検査
- 原発性アルドステロン症:ARR
- クッシング症候群:
- 褐色細胞腫:
[★]
- 英
- abdominal bruit
- 関
- 腹部血管雑音
[★]
[★]
- 英
- blood vessel, blood vessels
構造
- 内皮細胞(単層扁平上皮細胞)
- 基底板
- 内皮下結合組織(内皮下層 subendothelial layer):疎性結合組織、縦走平滑筋
- 内弾性板
分類
[★]
- 英
- abdomen
腹部の9つの領域
- M.111
RH right hypochondriac 右下肋部
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E epigastric 上胃部
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LH left hypochondriac 左下肋部
|
RL right lumbar 右側腹部
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U umbilical 臍部
|
LL left lumbar 左側腹部
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RI right inguinal 右鼡径部
|
P pubic 恥骨部
|
LI left inguinal 左鼡径部
|
腹腔を仕切る2つの面
腹部の4つの領域
- (M.112)
- 身体所見を記述するために、4つの領域で分ける
- 水平面
- 垂直面
[★]
- 英
- noise
- 関
- ノイズ、心雑音、部分音
[★]
- 英
- tone、sound
- 関
- 緊張、緊張度、トーン、響く、健全
[★]
- 英
- vascular murmur vascular bruit
- 同
- ブリュイ
- 関
- [[]]