- 英
- vitamin deficiency、hypovitaminosis、avitaminosis
- 関
- ビタミン欠乏
WordNet
- any of several diseases caused by deficiency of one or more vitamins (同)hypovitaminosis
PrepTutorEJDIC
- ビタミン欠乏症
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/07/02 19:05:27」(JST)
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ビタミン欠乏症(ビタミンけつぼうしょう)とは、ビタミンの不足によって起こる症状の総称である。発展途上国においては問題となっているが、日本ではあまり問題とはなっていないも、潜在性ビタミン欠乏症というビタミン欠乏症に近い症状も先進国の間では出始めている。
目次
- 1 分類
- 1.1 脂溶性ビタミン
- 1.1.1 ビタミンA欠乏症
- 1.1.2 ビタミンD欠乏症
- 1.1.3 ビタミンE欠乏症
- 1.1.4 ビタミンK欠乏症
- 1.2 水溶性ビタミン
- 1.2.1 ビタミンB1欠乏症
- 1.2.2 ビタミンB2欠乏症
- 1.2.3 ビタミンB6欠乏症
- 1.2.4 パントテン酸欠乏症
- 1.2.5 ナイアシン(ニコチン酸)欠乏症
- 1.2.6 葉酸欠乏症
- 1.2.7 ビタミンB12欠乏症
- 1.2.8 ビオチン欠乏症
- 1.2.9 ビタミンC欠乏症
- 2 関連項目
分類
脂溶性ビタミン
ビタミンA欠乏症
- 症状
- 夜盲症
- 皮膚・粘膜などの乾燥化:眼球乾燥症、ビトー斑、視力低下、失明、毛包周囲の角化、角膜軟化症
- 原発性ビタミンA欠乏症:通常は長期の摂食不足によって発症。南アジア、東アジアなどのカロテンを欠いた米を主食とする地域特有のものである。
- 続発性ビタミンA欠乏症:
- 治療:欠乏ビタミンを3000~10000IU/日内服
ビタミンD欠乏症
ビタミンE欠乏症
- 症状
- 溶血性貧血
- 歩行不調
- 位置感覚障害
- 未熟児で浮腫、脱毛
ビタミンK欠乏症
水溶性ビタミン
ビタミンB1欠乏症
- 症状
- 脚気、ウェルニッケ脳症(意識障害、精神障害)、手足のしびれ、腰痛など反射神経の異常、食欲不振、消化不良、下痢
- 治療:欠乏ビタミンを10~100mg/日内服もしくは100~200mg/日静注
ビタミンB2欠乏症
- 症状
- 口角炎、口唇炎、口内炎、舌炎、羞明、流涙、脂漏性皮膚炎 、てんかん、目や舌、唇の粘膜異常、肌荒れ、髪のトラブル
ビタミンB6欠乏症
- 症状
- 貧血、多発性末梢神経炎、脂漏性皮膚炎、口角炎、舌炎 、てんかん、神経過敏、眠れない、胃がただれる
パントテン酸欠乏症
ナイアシン(ニコチン酸)欠乏症
葉酸欠乏症
- 症状
- 巨赤芽球性貧血(悪性貧血)、下痢、舌炎、胎児(神経管閉鎖障害)二分脊椎症
ビタミンB12欠乏症
- 症状
- 巨赤芽球性貧血(悪性貧血)、ハンター舌炎、末梢神経炎、亜急性連合脊髄変性症 、だるさ、めまい、動悸、息切れのほか、手足のしびれや精神的落ち込み
ビオチン欠乏症
- 症状
- 乾癬、アトピー性皮膚炎、掌蹠膿疱症性骨関節炎、糖尿病、免疫不全症諸病、脂漏性皮膚炎、舌炎、筋肉痛、悪心、嘔吐
- 栄養型ビオチン欠乏症 欠乏ビタミンを9mg~12mg/日(血中半減期が3時間のため1日3等分に分けて内服)L-アスコルビン酸、パントテン酸、ミヤBM細粒3g
- 先天性ビオチン欠乏症 欠乏ビタミンを5mg~20mg/日(血中半減期が3時間のため1日3等分に分けて内服)
ビタミンC欠乏症
関連項目
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Japanese Journal
- (講演4)先天性ビタミン代謝異常および新しいタイプのビタミン欠乏症(カルニチン,ビオチン,ビタミンB_<12>代謝異常)(<特集>第63回大会シンポジウム「現代でも見られる小児のビタミン欠乏」)
- 高柳 正樹
- ビタミン 86(1), 37-40, 2012-01-25
- Vitamin deficiency is considered as disappeared disease now. However, vitamin deficiency caused by inborn errors of vitamin metabolism is now become clinical program. There are many patients with new …
- NAID 110009327882
- (講演3)GC/MS有機酸分析で発見される小児の後天性ビタミン欠乏症 : ビタミンB_1欠乏症とビオチン欠乏症(<特集>第63回大会シンポジウム「現代でも見られる小児のビタミン欠乏」)
- 山口 清次,長谷川 有紀,虫本 雄一,小林 弘典,ジャミヤン プレブスレン
- ビタミン 86(1), 32-36, 2012-01-25
- It is considered that dietary vitamin deficiencies are very rare nowadays. However, we have recently found 8 children with thiamine deficiency (beriberi), and 14 cases of multiple carboxylase deficien …
- NAID 110009327881
- 上肢のしびれと下肢脱力を来したビタミン欠乏症の1例
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★リンクテーブル★
[★]
- 譫妄
- 「せん妄」を使うのが普通らしいよ
- 英
- delirium, confusional state
- 同
- せん妄。急性錯乱状態 acute confusional state、急性脳症候群 acute brain syndrome
- 関
- 意識障害。アメンチア ← せん妄の軽度なものとして使われていたが、今日で使われるのは稀らしい。
定義
- 種々の意識混濁があって、時間、空間の見当識障害が見られ、情動不穏、精神運動興奮が見られる状態
概念
- 軽度ないし中等度の意識混濁が基底にあり、認知の障害、精神運動活動の変化を主徴とする急性の器質性精神症候群。
- 急性発症し日内変動を示し、数日ないし1週間くらいで消失する。
症状
- 患者は強い不安、恐怖状態にあり、体動が激しく、錯覚、幻覚も出現する。
- 見当識も障害されており、発症中の記憶はないか不完全である。
疾患との関連
- 手術後、感染症等の身体的疾患、薬物中毒、多発性脳梗塞、痴呆など脳機能が低下しているときに発生しやすい
病因
table 26-2 譫妄の主要な病因 (HIM.160)
- 処方薬:抗コリン薬、麻薬、ベンゾジアゼピン系薬
- 薬物乱用:アルコール中毒、アルコール離脱、オピオイド系薬、エクスタシ、LSD、γ-ヒドロキシ酪酸(GHB, γ-hydroxybutyrate)、フェンシクリジン(PCP, phencyclidine)
- 全身感染症:尿路感染症、肺炎、皮膚・軟部組織感染症、敗血症
- 中枢神経感染症:髄膜炎、脳炎、脳の右葉
- 全身性低灌流状態(global hypoperfusion states)
- 高血圧性脳症
- 巣状虚血性梗塞や出血:頭頂葉、視床(ただ主要な病変部位ではない)
- 非痙攣性てんかん重積状態
- intermittent seizures with prolonged post-ictal states
[★]
ビタミン欠乏症
- 関
- hypovitaminosis、vitamin deficiency
[★]
ビタミン欠乏症
- 関
- avitaminosis、vitamin deficiency
[★]
- 英
- vitamin deficiency
- 関
- ビタミン欠乏症
[★]
- 関
- ビタミン欠乏症、ビタミン過剰症、ビタミン依存症
[★]
- 英
- vitamin
- ビタミン、生物の生存・生育に必要な栄養素のうち、炭水化物やタンパク質、脂質、ミネラル以外の栄養素であり、微量ではあるが生理作用を円滑に行うために必須な有機化合物の総称 wiki
ビタミン
ビタミンと欠乏症、過剰症
[★]
- 英
- deficiency、deprivation
- 関
- 欠失、欠損、欠損症、欠乏、欠乏性、剥脱、欠くこと
[★]
- 英
- deficit
- 同
- 欠乏症 deficiency
- 関
- 欠損
[★]
- 英
- sis, pathy