外耳道真菌症 : 約 4,610 件 耳真菌症 : 約 11,000 件 耳糸状菌症 : 9 件 外耳道真菌症 otomycosis : 41 件 耳真菌症 otomycosis : 41 件 耳糸状菌症 otomycosis : 7 件
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2019/02/17 10:36:59」(JST)
耳真菌症(じしんきんしょう、英: otomycosis, Singapore Ear)とは外耳道の表在性真菌症の1つ。
耳真菌症は熱帯諸国でより一般的である。耳真菌症は急性あるいは亜急性に進行し、炎症、掻痒感、鱗屑、重度な不快感を特徴とする。耳真菌症の炎症の結果、表在性上皮の剥離、菌糸や膿による堆積物、痛みが認められる[1]。
耳の検査における最も特徴的な所見はwet blotting paperと呼ばれる灰白色の厚い堆積物である。多くの耳の感染症は真菌によっては発生しないが、Aspergillus nigerやCandida albicansのような例外は存在する[2]。
耳真菌症は抗真菌薬の局所投与および抗ヒスタミン薬の経口投与によって治療される。
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分類群 | 菌名 | 病名 | 出芽分裂 | 菌体 | 菌糸 | 胞子 | 発芽管 | 寄生性 | 感染経路 | 病原体の特徴 | 病型 | 検査 | 治療 |
不完全菌 | Candida albicans | カンジダ症 | 仮性菌糸 | 厚膜胞子 | 形成 | 常在菌→各所 | 日和見感染症 | ||||||
担子菌 | Filobasidiella neoformans | クリプトコッカス症 | 出芽 | 厚い莢膜 | 通性細胞内寄生体 | 鳩の乾燥糞→空気感染→肺(通性細胞内寄生体) | 日和見感染菌 | 肺クリプトコッカス症、 中枢神経クリプトコッカス症、 皮膚クリプトコッカス症、 全身性クリプトコッカス症 |
墨汁染色 | ( アムホテリシンB or フルコナゾール ) ± フルシトシン | |||
不完全菌 | Trichosporon asahii | トリコスポロン症 | 仮性菌糸 | 分節分生子 | |||||||||
子嚢菌 | Aspergillus fumigatus/ 'Aspergillus flavus |
アスペルギルス症 | 糸状菌 不完全菌 |
有隔菌糸 | 土壌や朽ちた植物、空気中の浮遊胞子 | ||||||||
Mucor/'Rhizopus/ Absidia/Rhizomucor |
ムコール症 | 無隔菌糸 | 血管に親和性 | 土壌や朽ちた植物、空気中の浮遊胞子 → 浮遊胞子の吸入 |
鼻眼脳型ムコール症 侵襲性肺ムコール症 全身播種型ムコール症 |
β-D-グルカン陰性。 喀痰、血培陰性 |
アムホテリシンB | ||||||
子嚢菌 | Pneumocystis jirovecii ('Pneumocystis carini) |
ニューモシスチス・カリニ感染症 | |||||||||||
子嚢菌 | Histoplasma capsulatum | ヒストプラスマ症 | 二形性真菌 37℃酵母型発育 25℃菌糸形成 |
空気感染。肺に一次病変を作り様々な臓器に播種 | AIDS患者に好発 | ||||||||
不完全菌 | Coccidioides immitis | コクシジオイデス症 | 二形性真菌 | 内生胞子 | |||||||||
不完全菌 | Sporothrix schenckii | スポロトリクス症 | 二形性真菌 |
白癬 | スポロトリコーシス | 皮膚カンジダ症 | 癜風 | |
原因菌 | 皮膚糸状菌 | Sporothrix schenckii | Candida albicans | Malassezia furfur |
症状 | 頭部、顔面、体部、股部、足の白癬 | 皮下結節→潰瘍化 | 指趾間びらん、爪周囲炎、粘膜カンジダ | 胸・背部に黒・白色斑 |
検査 | KOH法 | スポロトリキン反応、PAS染色法 | KOH法 | KOH法、Wood灯検査 |
治療 | 抗真菌薬外用、抗真菌薬内服 | ヨードカリ内服、温熱療法、抗真菌薬内服 | イミダゾール系抗真菌薬外用 | 抗真菌薬外用 |
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