出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/10/24 18:47:35」(JST)
癜風 英: Tinea versicolor |
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分類及び外部参照情報 | |
ICD-10 | B36.0 |
ICD-9 | 111.0 |
DiseasesDB | 10071 |
MedlinePlus | 001465 |
eMedicine | derm/423 |
MeSH | D014010 |
プロジェクト:病気/Portal:医学と医療 | |
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癜風(でんぷう、英: Tinea versicolor)は、表皮に発症する真菌感染症。
細かい鱗屑が付着する淡褐色斑(黒色癜風)あるいは脱色素斑(白色癜風)ができる。好発部位は背部、胸部、頸部、上腕、腋窩などで、春から夏にかけて発症および悪化しやすく、痒みは伴わないことが多い。ありふれた日和見感染の一つであるが気づかない人が多く、一般的に認知されていない。皮膚の常在菌の一つで酵母に属するマラッセジア属(英語版)(英: Malassezia)(マラセチアとも、Malassezia globosa 、M. furfur など)が原因で、これらの菌は皮脂を好む。
黒色癜風を黒なまず、白色癜風を白なまずともいう(原因の異なる尋常性白斑も俗に白なまずという)。
白斑は治ったあとのことが多く、徐々に消えるのを待つしかありません。
治療にはミコナゾール、イトラコナゾール(英語版)などイミダゾール系の抗真菌薬が用いられる。
イミダゾール系が効かない場合、テルビナフィン系が効くとの報告もある。いずれにせよ、3日ぐらいで効果がない場合は、抗真菌薬の種類を変えるといい。2週間も外用すれば、治まるものである。
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白癬 | スポロトリコーシス | 皮膚カンジダ症 | 癜風 | |
原因菌 | 皮膚糸状菌 | Sporothrix schenckii | Candida albicans | Malassezia furfur |
症状 | 頭部、顔面、体部、股部、足の白癬 | 皮下結節→潰瘍化 | 指趾間びらん、爪周囲炎、粘膜カンジダ | 胸・背部に黒・白色斑 |
検査 | KOH法 | スポロトリキン反応、PAS染色法 | KOH法 | KOH法、Wood灯検査 |
治療 | 抗真菌薬外用、抗真菌薬内服 | ヨードカリ内服、温熱療法、抗真菌薬内服 | イミダゾール系抗真菌薬外用 | 抗真菌薬外用 |
corynebacteria, Dermatophilus congolensis, Kytococcus sedentarius, actinomyces, streptomyces
<youtube>http://www.youtube.com/watch?v=OMCU26CGkQg</youtube>
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