- 英
- N-acetylglucosamine, N-acetyl glucosamine, GlcNAc, NAG
- 同
- N-アセチル-D-グルコサミン N-acetyl-D-glucosamine、N-アセチルキトサミン N-acetylchitosamine
- 関
- N-アセチルグルコサミニダーゼ
WordNet
- the 14th letter of the Roman alphabet (同)n
PrepTutorEJDIC
- nitrogenの化学記号
- neodymiumの化学記号
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N-アセチルグルコサミン |
|
IUPAC名
2-(アセチルアミノ)-2-デオキシ-D-グルコース
|
別称
N-アセチル-D-グルコサミン
GlcNAc
NAG
|
識別情報 |
CAS登録番号 |
7512-17-6 |
- [H][C@](C([H])(CO)O[C@@](O) ([H])[C@@](NC(C)=O)1[H])(O)[C@@]1(O)[H]
|
特性 |
化学式 |
C8H15NO6 |
モル質量 |
221.21 g/mol |
融点 |
211 ºC
|
特記なき場合、データは常温(25 °C)・常圧(100 kPa)におけるものである。 |
N-アセチルグルコサミン(N-アセチル-D-グルコサミン、GlcNAc、NAG)は、グルコースの2位ヒドロキシル基がアセチルアミノ基に置換された単糖である。化学的にはグルコサミンの2位アミノ基をアセチル化することで容易に調製できる。いくつかの生化学的機構にとって重要な物質である。
GlcNAcは細菌の細胞壁の生体高分子の一部を構成している。そこではGlcNAcとN-アセチルムラミン酸 (MurNAc) が交互ユニットを形成しており、MurNAcの乳酸残基にテトラペプチドが結合している。この層をなしている構造はペプチドグリカンと呼ばれている。
GlcNAcは、昆虫と甲殻類動物の外被を作っているキチン質のモノマーでもある。また、GlcNAcは疼痛の経路において非定型的な神経伝達物質として作用するとも考えられている。
効能・機能
乾燥肌の改善効果、美肌効果、関節に対する効果については、十分なデータが存在していない。[1]
関連項目
- ケラタン硫酸
- N-アセチルラクトサミンシンターゼ
- ヒアルロン酸
参考文献
- ^ 厚生労働省所轄(独)国立健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報
炭水化物 |
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一般構造 |
アルドース · ケトース · ピラノース · フラノース
|
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立体構造 |
エピマー · アノマー · 変旋光
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単糖類 |
トリオース
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ケトトリオース(ジヒドロキシアセトン) · アルドトリオース(グリセルアルデヒド)
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|
テトロース
|
ケトテトロース(エリトルロース) · アルドテトロース(エリトロース, トレオース)
|
|
ペントース
|
ケトペントース(リブロース, キシルロース)
アルドペントース(リボース, アラビノース, キシロース, リキソース)
デオキシ糖(デオキシリボース)
|
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ヘキソース
|
ケトヘキソース(プシコース, フルクトース, ソルボース, タガトース)
アルドヘキソース(アロース, アルトロース, グルコース, マンノース, グロース, イドース, ガラクトース, タロース)
デオキシ糖(フコース, フクロース, ラムノース)
|
|
ヘプトース
|
セドヘプツロース
|
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マルチプル |
二糖類
|
スクロース · ラクトース · マルトース · トレハロース · ツラノース · セロビオース
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|
三糖類
|
ラフィノース · メレジトース · マルトトリオース
|
|
四糖類
|
アカルボース · スタキオース
|
|
その他のオリゴ糖
|
フラクトオリゴ糖 (FOS) · ガラクトオリゴ糖 (GOS) · マンナンオリゴ糖 (MOS)
|
|
多糖類
|
グルコース: グリコーゲン · デンプン(アミロース, アミロペクチン) · セルロース · デキストリン · グルカン(β1,3-グルカン)
フルクトース: フルクタン(イヌリン, レバンβ2→6)
N-アセチルグルコサミン: キチン質
|
|
|
主要な生体物質
ペプチド - アミノ酸 - 核酸 - 炭水化物 - 脂肪酸 - テルペノイド - カロテノイド
テトラピロール - 補因子 - ステロイド - フラボノイド - アルカロイド - ポリケチド - 配糖体 |
|
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- シイタケおよびFlammulina populicola培養への低分子ヒアルロン酸を主成分とするニワトリ鶏冠分解物の応用
- 寺下 隆夫,白坂 憲章,楠田 瑞穂,若山 祥夫
- 日本きのこ学会誌 : mushroom science and biotechnology 19(2), 93-99, 2011-07-31
- … 得た.またF.populicola NBRC 7777株では0.125%のHA分解物の添加で1.70倍の菌糸体重量が得られ,子実体収量も1.75倍に増加した.さらに,この菌株を用い,低分子HAの菌体への取り込みについて,HA分解物のN-アセチルグルコサミン量を調べたところ,菌糸体で2.85倍,子実体で2.69倍に増加した.また,無添加の対照区では検出されなかったグルコサミノグリカンが,分解物の添加区で69.30-469.0μg/Petri dish検出され,培地に添加し …
- NAID 110008711284
- SF-014-5 胆嚢癌に発現する糖転移酵素N-アセチルグルコサミン転移酵素V (GnT-V)の腫瘍生物学的意義(SF-014 サージカルフォーラム(14)胆管:基礎,第111回日本外科学会定期学術集会)
- 小貫 建一郎,山本 雅一,杉山 弘明,石毛 和紀,門田 伸一,竹内 薫,三善 英知,正田 純一
- 日本外科学会雑誌 112(臨時増刊号_1・2), 353, 2011-05-25
- NAID 110008683727
- N-アセチルグルコサミンおよびグルコサミン塩酸塩の摂取がマウス長管骨の骨密度に与える影響
- 清水 達夫,中谷 祥恵,古旗 賢二,和田 政裕
- キチン・キトサン研究 = Chitin and chitosan research 17(1), 74-78, 2011-04-01
- NAID 10028164216
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- fungus, (pl.)fungi
- 同
- かび、菌類 Mycota
- 関
- 微生物学、真菌症、抗真菌薬
細菌、真菌、藻類、原虫
- いずれも単細胞生物
- 細菌は核を持たないが、それ以外は核を持つ
- 細胞壁の多糖:細菌はペプチドグリカンなど。真菌はβグルカン、キチン。藻類はセルロース。原虫は細胞壁を持たない
- 栄養獲得様式:藻類は光合成独立栄養生性。
大きさ
細胞膜
細胞壁
線維状多糖
- 細胞壁の骨格となる
- キチンとβ-グルカンからなる。
- 特殊な多糖にキトサンがある
- グルコースのホモ重合体
- β(1→3)結合、β(1→6)結合
- 酵母では細胞壁成分にβ-1,3-グルカンが多い
糖タンパク質
形態による分類
- Coccidioides immitis
- Histoplasma capsulatum
- Sporothrix schenckii
- Candida albicans
培養と感染組織における形態
菌糸の構造
- 接合菌などの下等真菌にのみ見られる
菌糸の機能
-
生殖方式による分類
有性生殖と無性生殖
-
有性胞子形成
無性胞子形成
培養
種類
真菌の染色法(SMB.358)
- 細胞壁の多糖を染色:コットンブルー(cotton blue)、グラム染色(全ての真菌はグラム陽性)
- 真菌細胞壁多糖を特異的に染色:PAS染色、Grocottメテナミン銀染色、ファンギフローラY
参考
病原体としての真菌
[★]
- 英
- peptidoglycan
- 同
- ムレイン murein
- 関
[★]
- 英
- N-acetyl glucosaminidase, N-acetyl-β-D-glucosaminidase, NAG
- 同
- マンノース糖タンパク質エンドβ-N-アセチルグルコサミニダーゼ?
- 関
- N-アセチルグルコサミン
- アラニンアミノペプチダーゼ
[★]
- 英
- ficolin
- 関
- 補体、MBL
[★]
N-アセチルグルコサミン
- 同
- N-acetyl-D-glucosamine
- 関
- See N-Acetylglucosamine (GlcNAc)
[★]
- 英
- N-acetylglucosaminyltransferase
- 関
- N-アセチルグルコサミニルトランスフェラーゼ
[★]
- 英
- N-acetylglucosamine receptor
- 関
- N-アセチルグルコサミンレセプター
[★]
- 英
- N-acetylglucosamine receptor
- 関
- N-アセチルグルコサミン受容体
[★]
- 英
- uridine diphosphate N-acetylglucosamine
[★]
- 関
- number of experiment、sample size
- pの前の[n]はmと記載する。synptom→symptom
[★]
[★]
- 英
- acetylglucosamine
- 関
- N-アセチル-D-グルコサミン
[★]
- 英
- acetyl、Ac
- 関
- アクチニウム
[★]
N-アセチルグルコサミン