ドンペリドン
UpToDate Contents
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- 1. 胃排出遅延の治療 treatment of delayed gastric emptying
- 2. 早産児のための搾乳 breast milk expression for the preterm infant
- 3. 小児および思春期における胃食道逆流症の管理 management of gastroesophageal reflux disease in children and adolescents
- 4. 制吐剤の特性 characteristics of antiemetic drugs
- 5. 機能性胃腸症 functional dyspepsia
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- ドンペリンとは。効果、副作用、使用上の注意。胃は規則正しい運動をすることによって、食物を消化し、腸に送っています。 ところが、慢性胃炎、胃下垂、胃・十二指腸潰瘍(かいよう)、胆嚢(たんのう)・胆道の病気、小児の上気道 ...
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ドンペリン錠5
組成
- ドンペリン錠5:1錠中に日局ドンペリドン5mgを含有する。
添加物として、酸化チタン、ステアリン酸Mg、タルク、乳糖、バレイショデンプン、ヒプロメロース、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、マクロゴール6000を含有する。
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
- 消化管出血、機械的イレウス、消化管穿孔の患者〔症状が悪化するおそれがある。〕
- プロラクチン分泌性の下垂体腫瘍(プロラクチノーマ)の患者〔抗ドパミン作用によりプロラクチン分泌を促す。〕
効能または効果
- 下記疾患および薬剤投与時の消化器症状(悪心、嘔吐、食欲不振、腹部膨満、上腹部不快感、腹痛、胸やけ、あい気)
成人:慢性胃炎、胃下垂症、胃切除後症候群、抗悪性腫瘍剤またはレボドパ製剤投与時
- 通常、ドンペリドンとして1回10mgを1日3回食前に経口投与する。ただし、レボドパ製剤投与時にはドンペリドンとして1回5〜10mgを1日3回食前に経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 下記疾患および薬剤投与時の消化器症状(悪心、嘔吐、食欲不振、腹部膨満、上腹部不快感、腹痛、胸やけ、あい気)
小児:周期性嘔吐症、上気道感染症、抗悪性腫瘍剤投与時
- 通常、ドンペリドンとして1日1.0〜2.0mg/kgを1日3回食前に分けて経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。ただし、1日投与量はドンペリドンとして30mgを超えないこと。
また、6才以上の場合はドンペリドンとして1日最高用量は1.0mg/kgを限度とすること。
慎重投与
- 小児(「小児等への投与」の項参照)
- 肝障害又は腎障害のある患者〔副作用が強くあらわれるおそれがある。〕
重大な副作用
- (頻度不明)
- ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、発赤、呼吸困難、顔面浮腫、口唇浮腫等)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 後屈頸、眼球側方発作、上肢の伸展、振戦、筋硬直等の錐体外路症状があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、投与を中止すること。なお、これらの症状が強い場合には、抗パーキンソン剤を投与するなど適切な処置を行うこと。
- 意識障害、痙攣があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- CTZ(化学受容器引金帯)における中枢性のドパミンD2受容体遮断により、制吐作用を示す。また、消化管における末梢性のドパミンD2受容体遮断により、胃運動、胃・十二指腸協調運動の促進作用及び下部食道括約筋圧上昇作用を示す。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 5-Chloro-1-{1-[3-(2-oxo-2,3-dihydro-1H-benzoimidazol-1-yl)propyl]piperidin-4-yl}-1,3-dihydro-2H-benzoimidazol-2-one
分子式
分子量
融点
性状
- ドンペリドンは白色〜微黄色の結晶性の粉末又は粉末で、においはなく、味はわずかに苦い。酢酸(100)に溶けやすく、メタノール又はエタノール(99.5)に溶けにくく、2-プロパノールに極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
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商品
[★]
- 英
- domperidone
- 商
- アースレナン、ジャックマール、ドンペリン、ナウゼリン、ナシロビン、ノーゼア、ハドドリン、フォリメジン、ペリゼリン、ペロリック、ミオナゼリン、モンロビア
- 関
- ドーパミン受容体。その他の消化器官用薬
構造
薬理作用
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3