ドンペリドン
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- 作成又は改訂年月 ** 2012年7月改訂 (第8版) * 2009年6月改訂 日本標準商品分類番号 872399 薬効分類名 消化管運動改善剤 承認等 販売名 アースレナン坐剤10 販売名コード 2399714J1042 承認・許可番号 承認番号 21100AMZ00599
- アースレナン坐剤30(消化管の運動を調節して吐き気、食欲不振などを改善します。 )について主な作用 副作用 用い方と注意点を説明します ... 主な作用 胃腸の運動を調節することにより、吐き気、食欲不振、腹部膨満感などの症状 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アースレナン坐剤10
組成
成分・分量
添加物
- ジブチルヒドロキシトルエン
マクロゴール400
マクロゴール1540
マクロゴール4000
マクロゴール6000
酒石酸
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
- 消化管出血、機械的イレウス、消化管穿孔の患者[症状が悪化するおそれがある。]
- プロラクチン分泌性の下垂体腫瘍(プロラクチノーマ)の患者[抗ドパミン作用によりプロラクチン分泌を促す。]
効能または効果
- 小児:下記疾患及び薬剤投与時の消化器症状(悪心、嘔吐、食欲不振、腹部膨満、腹痛)
- 周期性嘔吐症、乳幼児下痢症、上気道感染症
- 抗悪性腫瘍剤投与時
- 小児:3才未満の場合、通常ドンペリドンとして1回10mgを1日2〜3回直腸内に投与する。
3才以上の場合、通常ドンペリドンとして1回30mgを1日2〜3回直腸内に投与する。
- なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 小児(「小児等への投与」の項参照)
- 肝障害又は腎障害のある患者[副作用が強くあらわれるおそれがある。]
重大な副作用
- 頻度不明
- ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、発赤、呼吸困難、顔面浮腫、口唇浮腫等)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 頻度不明
- 後屈頸、眼球側方発作、上肢の伸展、振戦、筋硬直等の錐体外路症状があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、投与を中止すること。なお、これらの症状が強い場合には、抗パーキンソン剤を投与するなど適切な処置を行うこと。
- 頻度不明
- 意識障害、痙攣があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- ドンペリドンは、ドパミンD2受容体遮断薬である。胃運動の生理的調節において、胃壁内の神経叢ではD2受容体は抑制性の役割を演じているので、D2受容体遮断によって胃運動特異的な促進作用が期待され、消化管運動機能調整薬として用いられる。また、中枢の化学受容器引き金帯でのD2受容体は嘔吐に関与しているので、この部位でのD2受容体抑制による制吐作用もあらわす。同効薬の中では、ドンペリドンは後者の中枢性制吐作用が強い。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 5-Chloro-1-{1-[3-(2-oxo-2,3-dihydro-1H-benzoimidazol-1-yl)propyl]piperidin-4-yl}-1,3-dihydro-2H-benzoimidazol-2-one
分子式
分子量
性状
- 白色〜微黄色の結晶性の粉末又は粉末である。
酢酸(100)に溶けやすく、メタノール又はエタノール(99.5)に溶けにくく、2-プロパノールに極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない。
融点 約243℃(分解)
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- domperidone
- 商
- アースレナン、ジャックマール、ドンペリン、ナウゼリン、ナシロビン、ノーゼア、ハドドリン、フォリメジン、ペリゼリン、ペロリック、ミオナゼリン、モンロビア
- 関
- ドーパミン受容体。その他の消化器官用薬
構造
薬理作用
[★]
- 英
- grounding、ground
- 関
- 基底、根拠、素因、轢く