トリメブチン
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
※ セエルミート錠100mg
組成
組 成
- セエルミート錠100mgは1錠中トリメブチンマレイン酸塩100mgおよび添加物として乳糖水和物、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000、酸化チタン、タルク、カルナウバロウを含有する。
効能または効果
- 慢性胃炎における消化器症状(腹部膨満感、腹部疼痛、悪心、あい気)
- 過敏性腸症候群
- 慢性胃炎における消化器症状に使用する場合
トリメブチンマレイン酸塩として、通常成人1日量300mg(セエルミート錠100mg 3錠、セエルミート細粒20% 1.5g)を3回に分けて経口投与する。
年齢、症状により適宜増減する。
- 過敏性腸症候群に使用する場合
トリメブチンマレイン酸塩として、通常成人1日量300〜600mg(セエルミート錠100mg 3〜6錠、セエルミート細粒20% 1.5〜3.0g)を3回に分けて経口投与する。
重大な副作用
肝機能障害、黄疸:
頻度不明
- AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、LDH、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 犬で空腹期の消化管各部位の運動を増加させるが、食後期の運動に対しては空腸、回腸、結腸で亢進作用を、胃、十二指腸では抑制作用を示す。トリメブチンの作用はα遮断剤、β遮断剤、抗コリン剤あるいはテトロドトキシンによって影響を受けないことから、神経を介するものではなく、平滑筋への直接の作用であることが示され、その機序として亢進作用は膜の脱分極作用、抑制作用は細胞内へのCa流入阻害作用が考えられている。
有効成分に関する理化学的知見
- トリメブチンマレイン酸塩は白色の結晶又は結晶性の粉末である。N,N -ジメチルホルムアミド又は酢酸(100)に溶けやすく、アセトニトリルにやや溶けやすく、水又はエタノール(99.5)に溶けにくい。
0.01mol/L塩酸試液に溶ける。
本品のN,N-ジメチルホルムアミド溶液(1→20)は旋光性を示さない。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- trimebutine
- 化
- トリメブチンマレイン酸塩、マレイン酸トリメブチン trimebutine maleate
- 商
- サキオン、サペスロン、サルナチン、セエルミート、セレキノン、テフメチン、トライシー、ニチマロン、ネプテン、ピレマイン、ブチキノン、ベーエム、マストリック、メブコロン、メブチット