ドンペリドン
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ミオナゼリン坐剤10
組成
ミオナゼリン坐剤10:
成分・含量(1個中)
添加物
- 酒石酸,ジブチルヒドロキシトルエン,マクロゴール400,マクロゴール1540,マクロゴール4000,マクロゴール6000
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
- 消化管出血,機械的イレウス,消化管穿孔の患者[症状が悪化するおそれがある。]
- プロラクチン分泌性の下垂体腫瘍(プロラクチノーマ)の患者[抗ドパミン作用によりプロラクチン分泌を促す。]
効能または効果
小児:
- 下記疾患および薬剤投与時の消化器症状(悪心,嘔吐,食欲不振,腹部膨満,腹痛)
- ・周期性嘔吐症,乳幼児下痢症,上気道感染症
- ・抗悪性腫瘍剤投与時
小児:
- 3才未満の場合、通常ドンペリドンとして1回10mgを1日2〜3回直腸内に投与する。3才以上の場合、通常ドンペリドンとして1回30mgを1日2〜3回直腸内に投与する。なお、年齢,体重,症状により適宜増減する。
慎重投与
- 小児(「小児等への投与」の項参照)
- 肝障害又は腎障害のある患者[副作用が強くあらわれるおそれがある。]
重大な副作用
- (頻度不明)
- ショック,アナフィラキシ一様症状(発疹,発赤,呼吸困難,顔面浮腫,口唇浮腫等)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 後屈頸,眼球側方発作,上肢の伸展,振戦,筋硬直等の錐体外路症状があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、投与を中止すること。なお、これらの症状が強い場合には、抗パーキンソン剤を投与するなど適切な処置を行うこと。
- 意識障害,痙攣があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 5-Chloro-1-{1-[3-(2-oxo-2,3-dihydro-1H -benzoimidazol-1-yl)propyl]piperidin-4-yl}-1,3-dihydro-2H -benzoimidazol-2-one
分子式
分子量
融点
性状
- ドンペリドンは白色〜微黄色の結晶性の粉末又は粉末である。
酢酸(100)に溶けやすく、メタノール又はエタノール(95.5)に溶けにくく、2-プロパノールに極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- domperidone
- 商
- アースレナン、ジャックマール、ドンペリン、ナウゼリン、ナシロビン、ノーゼア、ハドドリン、フォリメジン、ペリゼリン、ペロリック、ミオナゼリン、モンロビア
- 関
- ドーパミン受容体。その他の消化器官用薬
構造
薬理作用
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3