- 英
- benzamide
- 関
構造
作用
ベンズアミド系代表薬物
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/03/12 18:31:32」(JST)
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ベンズアミド |
|
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|
識別情報 |
CAS登録番号 |
55-21-0 |
PubChem |
2331 |
ChemSpider |
2241 |
EINECS |
200-227-7 |
KEGG |
C09815 |
RTECS番号 |
CU8700000 |
|
- InChI=1/C7H7NO/c8-7(9)6-4-2-1- 3-5-6/h1-5H,(H2,8,9)/f/h8H2
|
特性 |
化学式 |
C7H7NO |
モル質量 |
121.14 g mol−1 |
外観 |
白色固体 |
密度 |
1.341 g/cm3 |
融点 |
127 - 130 °C
|
沸点 |
288 °C
|
水への溶解度 |
13 g/L
pKa in DMSO = 23.35 |
危険性 |
EU分類 |
Harmful (Xn) |
NFPA 704 |
|
Rフレーズ |
R22, R40 |
Sフレーズ |
S36/37/39 |
引火点 |
180 °C |
発火点 |
> 500 °C |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ベンズアミド (benzamide) とは、白色固体の有機化合物で、安息香酸とアンモニアが脱水縮合したアミドにあたる。水にやや溶け、塩基性の水には易溶。また、多くの極性の有機溶媒に可溶。示性式は C6H5CONH2 と表される。
ベンズアミド系薬剤
ベンズアミドの誘導体で医薬品として用いられる化合物はベンズアミド系薬剤と呼ばれる。いくつかのベンズアミド系薬剤が精神医学の治療目的で鎮静剤、抗精神病薬として用いられる。
ベンズアミド系薬剤のひとつレモキシプリドは、致命的な副作用のため、1993年に市場から撤退した。鎮痛剤のなかにはサリチルアミドやエテンザミドのようにベンズアミド構造を持つものがある。ほか、メトクロプラミド、シサプリド、イトプリド はベンズアミド構造を持つ。
ベンズアミド系薬剤の例
- スルピリド
- アミスルプリド(英語版)
- ネモナプリド
外部リンク
|
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|
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抗精神病薬 (N05A) |
定型抗精神病薬 |
ブチロフェノン系: アザペロン Benperidol ブロムペリドール Droperidol Fluanisone ハロペリドール Lenperone Moperone ピパンペロン スピペロン Trifluperidol; Diphenylbutylpiperidines: Clopimozide Fluspirilene Penfluridol Pimozide; フェノチアジン系: アセプロマジン Acetophenazine Butaperazine Carphenazine Chlorproethazine クロルプロマジン Cyamemazine Dixyrazine フルフェナジン レボメプロマジン Mesoridazine Perazine プロペリシアジン ペルフェナジン Piperacetazine Pipotiazine Prochlorperazine プロマジン プロメタジン Propiomazine Sulforidazine Thiethylperazine Thiopropazate Thioproperazine Thioridazine Trifluoperazine Triflupromazine; Thioxanthenes: Chlorprothixene Clopenthixol Flupentixol Thiothixene Zuclopenthixol; Tricyclics: アモキサピン Butaclamol Carpipramine Loxapine Metitepine/Methiothepin Octoclothiepin; Others: Molindone Oxypertine Prothipendyl
|
非定型抗精神病薬 |
Azapirones: ペロスピロン Tiospirone; ベンザミド系: Amisulpride Levosulpiride ネモナプリド Remoxipride スルピリド スルトプリド Tiapride Veralipride; ブチロフェノン系: Cinuperone Setoperone; Tricyclics: Asenapine Clotiapine クロザピン Fluperlapine Metitepine/Methiothepin モサプラミン オランザピン クエチアピン Tenilapine ゾテピン; Others: Amperozide アリピプラゾール Bifeprunox ブロナンセリン Cariprazine Iloperidone ルラシドン Ocaperidone パリペリドン Pardoprunox Pimavanserin リスペリドン Sertindole Ziprasidone
|
Others |
Cannabidiol D-Cycloserine Mifepristone Reserpine Rimcazole Secretin Talnetant Tetrabenazine Vabicaserin
|
|
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- cis-(1R,2S)-2-ベンズアミドシクロヘキサンカルボン酸から誘導した1,3-アミノアルコールを用いた芳香族アルデヒドへの立体選択的アリール化反応における置換基による不斉制御
- 廣瀬 卓司,王 祥波,小玉 康一,御前 仁美,小松 拓磨
- 埼玉大学地域オープンイノベーションセンター紀要 3, 15-21, 2011
- A series of chiral 1,3-aminoalcohols derived from cis-(1R,2S)-2-benzamidocyclohexanecarboxylic acid were synthesized and applied in the enantioselective arylation of aromatic aldehydes. The reactions …
- NAID 120003111441
- 可溶性ポリイミド(6)3個のデシル基を側鎖にフェニルエステル及びベンズアミド結合で連結させた可溶性ポリイミドの研究
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- metoclopramide
- 関
- ベンズアミド
- 商
- Reglan、プリンペラン、エリーテン、テルペラン、プロメチン、アノレキシノン、ネオプラミール、フォリクロン、プラミール、ペラプリン、プリンパール
特徴
構造
薬理作用
- 消化器機能をつかさどる脳幹部に作用し、食道から近位小腸までの平滑筋の運動を増強し、胃内容物の排出、腸管内での移動を促進する
- 中枢性のみならず末梢性の嘔吐を抑制する。
適応
- プリンペラン錠
- 次の場合における消化器機能異常(悪心・嘔吐・食欲不振・腹部膨満感)
- 胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胆嚢・胆道疾患、腎炎、尿毒症、乳幼児嘔吐、薬剤(制癌剤・抗生物質・抗結核剤・麻酔剤)投与時、胃内・気管内挿管時、放射線照射時、開腹術後
禁忌
- プリンペラン錠
- 1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2. 褐色細胞腫の疑いのある患者[急激な昇圧発作を起こすおそれがある。]
- 3. 消化管に出血、穿孔又は器質的閉塞のある患者[本剤には消化管運動の亢進作用があるため、症状を悪化させるおそれがある。]
副作用
- 長期投与により、口周部等の不随意運動があらわれ、投与中止後も持続することがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。(プリンペラン錠)
添付文書
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2399004F1200_1_02/
[★]
- 英
- sulpiride
- 商
- アビリット、クールスパン、ドグマチール、ピリカップル、ベタマック、マーゲノール、ミラドール
- 関
- 抗精神病薬
特徴
構造
作用機序
消化性潰瘍治療薬
- 視床下部の交感神経中枢の興奮を抑制することで腸管の血流を改善する
副作用
- →抗精神病薬の副作用 参照
[★]
- 英
- domperidone
- 商
- アースレナン、ジャックマール、ドンペリン、ナウゼリン、ナシロビン、ノーゼア、ハドドリン、フォリメジン、ペリゼリン、ペロリック、ミオナゼリン、モンロビア
- 関
- ドーパミン受容体。その他の消化器官用薬
構造
薬理作用
[★]
- 英
- trimethobenzamide、trimethobenzamide hydrochloride
- 関
- 塩酸トリメトベンズアミド
[★]
- 英
- trimethobenzamide hydrochloride
- 関
- トリメトベンズアミド
[★]
- 英
- benz, bends
- 関
- ケイソン病