イトプリド
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アボット ジャパン株式会社
Abbott Japan Co.,Ltd.
種類 |
株式会社 |
市場情報 |
非上場
|
本社所在地 |
日本
〒108-6303
東京都港区三田3-5-27 |
設立 |
2003年(平成15年)2月1日 |
業種 |
医薬品 |
事業内容 |
医療用医薬品、栄養剤、医療機器、診断薬、診断機器の製造開発および販売 |
代表者 |
代表取締役会長兼社長 坂本春喜 |
資本金 |
22億6千6百万円 |
従業員数 |
約1,800名(2013年1月現在) |
決算期 |
毎年12月31日(年1回) |
主要株主 |
アボットラボラトリーズ(Abbott Laboratories) 100% |
外部リンク |
http://www.abbott.co.jp/ |
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アボット ジャパン株式会社(ABBOTT JAPAN CO., LTD.)は、日本のヘルスケアカンパニー、製薬会社。米国アボット・ラボラトリーズの日本法人。2003年(平成15年)2月1日、ダイナボット株式会社と北陸製薬株式会社が合併し設立された。ダイナボットは長く診断薬・機器事業が主力であり、医療用医薬品は大日本製薬(現 大日本住友製薬)から販売を行っていたが、北陸製薬との合併後は完全自社販売体制となり医療用医薬品を主力としていた。アボット・ラボラトリーズは2013年に研究開発型医療用医薬品事業(いわゆる新薬事業)を分離し、全世界的にアッヴィ(日本法人はアッヴィ合同会社)として分社した。新薬事業からの撤退により、今後アボット・ラボラトリーズの医薬品事業はエスタブリッシュ製品(長期収載品やブランド後発品)を軸に新興市場に注力することが表明されており[1]、他の事業と共に多角化されたヘルスケアカンパニーとして展開される。
目次
- 1 概要
- 2 沿革
- 3 主要商品
- 4 所在地
- 5 外部リンク
概要
- 創業:1962年(昭和37年)2月15日
- 設立:2003年(平成15年)2月1日
- 代表取締役会長兼社長:坂本春喜
- コーポレートスローガン「A Promise for Life」
沿革
- 旧ダイナボット株式会社
- 1962年(昭和37年) - 株式会社ダイナボットRI研究所設立
- 1964年 - 日本アボット株式会社設立
- 1977年 - アボット株式会社設立
- 1980年 - 松戸第二工場建設
- 1983年 - 上記3社を合併し、ダイナボット株式会社設立
- 旧北陸製薬株式会社
- 1920年(大正9年) - 北陸衛生化学実験所創業
- 1959年 - 北陸製薬株式会社設立
- 1966年 - 猪野口工場ならびに本社研究所(現在の勝山事業所)設置
- 1992年 - 新中央研究所ならびに本社棟建設
- 1996年 - 独BASFの傘下となる
- 2001年 - BASFの医薬品事業部門(Knoll AG)の売却に伴い、米アボット・ラボラトリーズ傘下となる
- アボット ジャパン株式会社
- 2003年(平成15年) - アボット ジャパン株式会社設立
- 2006年 3月 - ホスピーラ事業部を分社化(現 ホスピーラ・ジャパン)、大日本住友製薬との販売提携解消
- 2006年 4月 - 医薬品の完全自社販売の開始
- 2008年 5月 - 医薬品事業部本社を大阪から東京に移転
- 2013年 - 研究開発型の医薬品部門をアッヴィ合同会社に分社。ヒュミラ、シナジス等の製品をアッヴィに承継(承継2013年4月)
主要商品
- 医薬品関連
- エネーボ(経腸栄養剤)製造販売元は明治。
- クラリシッド(一般名 クラリスロマイシン) マクロライド系抗生物質 大正製薬と共同開発。
- エリスロシン(一般名 エリスロマイシン) マクロライド系抗生物質。
- バレオン(一般名 ロメフロキサシン) ニューキノロン系抗菌薬。
- トスキサシン(一般名 トスフロキサシン) ニューキノロン系抗菌薬 富山化学工業と共同開発。
- ホクナリンテープ(一般名 ツロブテロール) ユニークな貼付型の気管支拡張剤(長時間作用性β2刺激薬) 日東電工と共同開発 2001年日本薬学会創薬科学賞受賞。
- ポリフル(一般名 ポリカルボフィルカルシウム)過敏性腸症候群 (IBS) 治療薬
- ガナトン(一般名 イトプリド塩酸塩)消化管機能調整薬 アステラス製薬からも販売。
- アンヒバ(一般名 アセトアミノフェン)安全性が確立された小児向けの解熱鎮痛坐剤として繁用されている。
- エンシュア・リキッド(経腸栄養剤) 製造販売元は明治。
- エンシュア・H(経腸栄養剤) 製造販売元は明治。
- アミティーザ(一般名 ルビプロストン)慢性便秘症治療薬 製造販売元はスキャンポファーマ。
- 診断薬・機器関連
- プレシジョン(血糖測定機器)
- ARCHITECT(イムノアッセイ)
- AxSYM(イムノアッセイ)
- セルダイン(血液分析装置)
- Vysis(検査用試薬)
- アキュジーン(PCR測定試薬)
- 医療用食品
所在地
- EPD医薬品事業部本社、栄養剤事業部本社、診断薬・機器事業部本社、ダイアベティスケア事業部本社
- 〒108-6303 東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館
- 〒270-2214 千葉県松戸市松飛台278
- 〒911-8555 福井県勝山市猪野口37-1-1
外部リンク
- アボット ジャパン
- Abbott Laboratories(アボット グローバルサイト)
- 薬事日報(2011年10月21日付)
- ^ ["http://www.yakuji.co.jp/entry24617.html">
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Related Links
- アステラス製薬株式会社のガナトン錠50mg(消化器官用薬)、一般名イトプリド塩酸塩(Itopride hydrochloride) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。 ... 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。妊娠 ...
- ガナトンとは。効果、副作用、使用上の注意。胃腸薬で、食道、胃・十二指腸に作用して、消化運動を活発にするはたらきと吐き気を抑えるはたらきがあります。慢性胃炎における腹部膨満感、上腹部痛、食欲不振、胸やけ、吐き気 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ガナトン錠50mg
組成
有効成分の名称・含量
添加物
- 乳糖水和物,トウモロコシデンプン,カルメロース,軽質無水ケイ酸,ステアリン酸マグネシウム,ヒプロメロース,マクロゴール6000,酸化チタン,カルナウバロウ
禁忌
効能または効果
- 慢性胃炎における消化器症状
(腹部膨満感,上腹部痛,食欲不振,胸やけ,悪心,嘔吐)
- 通常,成人にはイトプリド塩酸塩として1日150mg(3錠)を3回に分けて食前に経口投与する.
なお,年齢,症状により適宜減量する.
重大な副作用
ショック,アナフィラキシー様症状(頻度不明)
- ショック,アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので,観察を十分に行い,血圧低下,呼吸困難,喉頭浮腫,蕁麻疹,蒼白,発汗等の症状が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
肝機能障害,黄疸(頻度不明)
- AST(GOT),ALT(GPT),γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害,黄疸があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
薬効薬理
作用機序16)
- ガナトンはドパミンD2受容体拮抗作用によりアセチルコリン(ACh)遊離を促し,更にアセチルコリンエステラーゼ(AChE)阻害作用を有しており,遊離されたAChの分解を阻害する.これらの協力作用により消化管運動亢進作用を示す.
消化管運動賦活作用
胃運動の亢進16,17)
胃内容物排出能の亢進18,19)
- ヒト,イヌ,ラットにおける胃内容物排出能を亢進する.
嘔吐の緩和17)
- イヌにおいてアポモルヒネ誘発嘔吐を用量依存的に抑制する.
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- イトプリド塩酸塩 Itopride hydrochloride(JAN)
化学名
- N-[4-[2-(Dimethylamino)ethoxy]benzyl]-3,4-dimethoxybenzamide monohydrochloride
分子式
分子量
性状
- 白色〜微黄白色の結晶又は結晶性の粉末で,においはなく,味は苦い.
水に極めて溶けやすく,メタノール又は酢酸(100)に溶けやすく,エタノール(95)にやや溶けにくく,無水酢酸又はジエチルエーテルにほとんど溶けない.水溶液(1→10)のpHは4.0〜5.0である
融点
分配係数
★リンクテーブル★
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商品
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[★]
- 英
- itopride
- 化
- 塩酸イトプリド itopride hydrochloride
- 商
- ガナトン
- 関
- その他の消化器官用薬