出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/06/11 22:50:27」(JST)
IUPAC命名法による物質名 | |
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IUPAC名
1-[amino-[6-[amino-[amino-(4-chlorophenyl)amino-
methylidene]amino-methylidene]aminohexylimino] |
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薬物動態データ | |
血漿タンパク結合 | 87% |
識別 | |
CAS番号 (MeSH) |
55-56-1 |
ATCコード | A01AB03 (WHO) B05CA02 (WHO), D08AC02 (WHO), D09AA12 (WHO), R02AA05 (WHO), S01AX09 (WHO), S02AA09 (WHO), S03AA04 (WHO) |
PubChem | CID: 5353524 |
DrugBank | APRD00545 |
KEGG | D07668 |
化学的データ | |
化学式 | C22H30Cl2N10 |
分子量 | 505.446 g/mol |
クロルヘキシジン(Chlorhexidine)は医薬用殺菌薬で、グルコン酸塩、あるいは塩酸塩、酢酸塩として用いられる。CAS登録番号は55-56-1(グルコン酸塩は18472-51-0、塩酸塩は3697-42-5、酢酸塩は56-95-1)。
薬用洗口液などに添加され、歯肉炎などの歯周病を軽減・予防する効果があるとされる。ただし、エタノールを添加した製剤が多いため、洗口剤には適さないものもある。
医療用医薬品としては、グルコン酸塩のものが繁用されている。比較的細菌類の不活性時間が長く、主に手術野の皮膚の消毒や手術前の手指消毒に使用されることが多い。 通常、人体粘膜への使用は可能とされているが、過去にアナフィラキシーショックを起こした事例があるため、日本では結膜嚢以外の粘膜への使用は禁忌扱いとなっている。(結膜嚢への使用はエタノールを含有しない0.02%製剤及び20%製剤(前者は製剤のまま、後者は0.02%濃度に希釈して使用)のみ適用がある。)しかし、アメリカでは粘膜に使用される第一選択薬となっている。代表的な製剤としてはヒビテン(Hibitane)が挙げられる。
発泡剤との混合はクロルヘキシジングルコン酸塩(Chlorhexidine Gluconate)の効果を減弱させる。
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0.1%グルコジンW水
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[★] クロルヘキシジン塩酸塩、ジフェンヒドラミンサリチル酸塩、ヒドロコルチゾン酢酸エステル、ベンザルコニウム塩化物液
[★] クロルヘキシジン、ジフェンヒドラミン、ヒドロコルチゾン、塩化ベンザルコニウム
[★] クロルヘキシジン。chlorhexidine hydrochloride、ヒビテン Hibitane
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