クロルヘキシジングルコン酸塩、エタノール
- 関
- 外皮用殺菌消毒剤
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- 作成又は改訂年月 2009年2月作成 日本標準商品分類番号 872619 日本標準商品分類番号等 再評価結果公表年月(最新) 1985年7月 薬効分類名 皮膚(手術野)・医療用具殺菌消毒剤 承認等 販売名 イワコールエタノール消毒液0.5%
- 岩城製薬株式会社のイワコールエタノール消毒液0.5%(外皮用薬)、一般名グルコン酸クロルヘキシジン(Chlorhexidine gluconate) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
イワコールエタノール消毒液0.5%
組成
- 1mL中、クロルヘキシジングルコン酸塩5mgを含有する液剤。
添加物としてエタノール(溶剤)、pH調節剤を含有する。
禁忌
- クロルヘキシジン製剤に対し過敏症の既往歴のある者
- 脳、脊髄、耳(内耳、中耳、外耳)
[聴神経及び中枢神経に対して直接使用した場合は、難聴、神経障害を来すことがある。]
- 膣、膀胱、口腔等の粘膜面
[クロルヘキシジン製剤の上記部位への使用により、ショック症状(初期症状:悪心・不快感・冷汗・眩暈・胸内苦悶・呼吸困難・発赤等)の発現が報告されている。]
- 損傷皮膚及び粘膜
[エタノールを含有するので、損傷皮膚及び粘膜への使用により、刺激作用を有する。]
- 眼
効能または効果
【効能・効果】【用法・用量】
効能・効果 |
用法・用量 |
手術部位(手術野)の皮膚の消毒 |
本剤をそのまま消毒部位に用いる。 |
医療機器の消毒 |
本剤をそのまま用いる。 |
慎重投与
(1)薬物過敏症の既往歴のある者
(2)喘息等のアレルギー疾患の既往歴、家族歴のある者
重大な副作用
(0.1%未満)
ショック
- まれにショックがあらわれることがあるので観察を十分に行い、悪心・不快感・冷汗・眩暈・胸内苦悶・呼吸困難・発赤等があらわれた場合には、直ちに使用を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- イワコールエタノール消毒液0.5%の化学療法学会抗菌力測定用標準菌25株に対するMBC(最小殺菌濃度)は0.00156〜0.2%であった。(接触時間1分間)1)
- クロルヘキシジングルコン酸塩製剤の投与により、ショック症状を起こした患者のうち、数例について、血清中にクロルヘキシジンに特異的なIgE抗体が検出されたとの報告がある。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- クロルヘキシジングルコン酸塩
(Chlorhexidine Gluconate)
化学名
- 2,4,11,13-Tetraazatetradecanediimidamide,N,N"-bis(4-chlorophenyl)-3,12-diimino-,di-D-gluconate"
分子式
分子量
性状
- 通常20w/v%の水溶液として得られる無色〜微黄色の澄明な液で、においはなく、味は苦い。
水又は酢酸(100)と混和する。
20w/v%水溶液1mLはエタノール(99.5)5mL以下又はアセトン3mL以下と混和するが、溶媒の量を増加する時白濁する。
光によって徐々に着色する。
比重 d(20度、20度):1.06〜1.07
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商品
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- 英
- ethanol
- 同
- エチルアルコール ethylalcohol
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- アルコール
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