クロルヘキシジン
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- スクラビインS4%液は、100mL中に有効成分のクロルヘキシジングルコン酸塩を4g含有し、洗浄剤と発泡剤を組み合わせた医療従事者のための手指用殺菌消毒剤です。設置場所に合わせて使うことで、効果的な手指消毒ができます。
- 作成又は改訂年月 ** 2007年12月改訂 (第3版) * 2004年1月改訂 (第2版) 日本標準商品分類番号 872619 薬効分類名 手指用殺菌消毒剤 承認等 スクラビインS4%液 販売名コード 261970BQ2104 承認・許可番号 承認番号
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
スクラビイン4%液
組成
- **クロルヘキシジングルコン酸塩液を20vol%含有
〔クロルヘキシジングルコン酸塩として4w/v%含有〕
添加物として
- アルキルジメチルアミンオキシド、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、グリセリン、エタノール、pH調整剤、赤色102号を含有する。
禁忌
(次の場合には使用しないこと)
- クロルヘキシジン製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 医療施設における医師、看護師等の医療従事者の手指消毒。
術前、術後の術者の手指消毒の場合
- 手指及び前腕部を水でぬらし、本剤約5mLを手掌にとり、1分間洗浄後、流水で洗い流し、更に本剤約5mLで2分間洗浄をくりかえし、同様に洗い流す。
1.以外の医療従事者の手指消毒の場合
- 手指を水でぬらし、本剤約2.5mLを手掌にとり、1分間洗浄後、流水で洗い流す。
慎重投与
(次の場合には慎重に使用すること)
重大な副作用
ショック
(0.1%未満)
- ショックがあらわれることがあるので観察を十分に行い、悪心・不快感・冷汗・眩暈・胸内苦悶・呼吸困難・発赤等があらわれた場合には、直ちに使用を中止し、適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
**一般名
- クロルヘキシジングルコン酸塩液
(Chlorhexidine Gluconate Solution)
化学名
- 2,4,11,13-Tetraazatetradecanediimidamide,N,N"-bis(4-chlorophenyl)-3,12-diimino-,di-D-gluconate
分子式
分子量
**性状
- クロルヘキシジングルコン酸塩液は、無色〜微黄色の澄明な液で、においはなく、味は苦い。水又は酢酸(100)と混和する。本品1mLはエタノール(99.5)5mL以下又はアセトン3mL以下と混和するが、溶媒の量を増加するとき白濁する。光によって徐々に着色する。
比重d2020:1.06〜1.07
★リンクテーブル★
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商品
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- グルコン酸
- 英
- chlorhexidine
- JAN
- 塩酸クロルヘキシジン chlorhexidine hydrochloride、(JANなし)グルコン酸クロルヘキシジン chlorhexidine gluconate
- 商
- アセスクリン、イワコール、ウエルアップ、ウェルマッチ、オールカット、グルクロ、グルコジン、クロヘキシン、スクラビイン、ステリクロン、デスパ、ヒビスクラブ、ヒビスコール、ヒビソフト、ヒビディール、ヒビテン・グルコネート、ヒビテン Hibitane、フェルマ、フェルマジン、ヘヴィック、ヘキザック、ヘキシジン、ベンクロジド、マスキン、ラポテック、オロナイン軟膏
- 関
- 消毒薬。外皮用殺菌消毒剤
- 皮膚手指消毒に用いる。ウイルスに対する効果は未確定(無効という事になっている)。
- グルコン酸塩を粘膜面への使用自体は可能ではあるが、稀にショック様症状(血圧低下、呼吸抑制など)を起こすことがあるので、結膜嚢の洗浄消毒以外、粘膜部位への適用ができなくなった(→グルコン酸クロルヘキシジン中毒)。