クロルヘキシジン
- 関
- 外皮用殺菌消毒剤
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- 作成又は改訂年月 **2011年8月改訂 (第5版) *2006年11月改訂 日本標準商品分類番号 872619 日本標準商品分類番号等 再評価結果公表年月(最新) 1992年6月 薬効分類名 殺菌消毒剤 承認等 販売名 *フェルマジン・アルコールW消毒液 ...
- フェルマジン・アルコールW消毒液(0.5w/v%),クロルヘキシジングルコン酸塩液 医薬品情報 サイト イーファーマ(トップ) >品名索引(ふ) >現表示ページ >薬効名索引(外皮用薬) 商品名 フェルマジン・アルコールW 消毒液(0.5w /v%) ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
- フェルマジン・アルコールW消毒液 (0.5w/v%)
組成
成分・含量 (100mL中)
- クロルヘキシジングルコン酸塩0.5g (0.5w/v%)
添加物
禁忌
次の場合には使用しないこと
- クロルヘキシジン製剤に対し過敏症の既往歴のある者
- 脳、脊髄、耳 (内耳、中耳、外耳)[聴神経及び中枢神経に対して直接使用した場合は、難聴、神経障害を来すことがある。]
- 膣、膀胱、口腔等の粘膜面[クロルヘキシジン製剤の前記部位への使用により、ショック症状 (初期症状: 悪心・不快感・冷汗・眩暈・胸内苦悶・呼吸困難・発赤等) の発現が報告されている。]
- 損傷皮膚及び粘膜[エタノールを含有するので、損傷皮膚及び粘膜への使用により、刺激作用を有する。]
- 眼
効能または効果
○フェルマジン・アルコールW消毒液 (0.5w/v%)
○フェルマジン・アルコールB消毒液 (0.5w/v%)
- 本剤をそのまま消毒部位 (着色又は脱脂等を必要とする部位) に用いる。
慎重投与
次の場合には慎重に使用すること
- 薬物過敏症の既往歴のある者
- 喘息等のアレルギー疾患の既往歴、家族歴のある者
重大な副作用
ショック
(0.1%未満)
- ショックがあらわれることがあるので観察を十分に行い、悪心・不快感・冷汗・眩暈・胸内苦悶・呼吸困難・発赤等があらわれた場合は、直ちに使用を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
抗菌作用
- クロルヘキシジングルコン酸塩は広範囲な殺菌作用をもち、グラム陽性菌には低濃度でも迅速な効果を示す。
グラム陰性菌に対しては、比較的低濃度で殺菌作用を示すが、グラム陽性菌に比べ抗菌力に幅が見られる。2) 3)
芽胞形成菌の芽胞には効力を示さない。4)
真菌類に対してその多くに抗菌力を示すが、細菌類に比べ抗菌力は弱い。5)
最小発育阻止濃度 (MIC)6)
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
- クロルヘキシジングルコン酸塩 (Chlorhexidine Gluconate)
化学名:
- 2,4,11,13-Tetraazatetradecane diimidamide,N,N”-bis(4-chlorophenyl)-3,12-diimino-,di-D-gluconate
化学構造式:
分子式:
分子量:
性状:
- クロルヘキシジングルコン酸塩は、通常、水溶液として存在し、その20w/v%液は、無色〜微黄色の澄明な液で、においはなく、味は苦い。本品は水又は酢酸(100)と混和する。本品1mLはエタノール(99.5) 5mL以下又はアセトン3mL以下と混和するが、溶媒の量を増加するとき白濁する。本品は光によって徐々に着色する。
比重 d2020: 1.06〜1.07
★リンクテーブル★
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商品
[★]
- 英
- alcohol
- 関
- エタノール
アルコールによる酩酊の分類
-
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- 0.5 mg/ml 以上で酒気帯び → 道路交通法(0.5 mg/ml以上で運転能力の低下、1.5 mg/ml以下では著しい低下。1.5-2.0 mg/mlがもっとも危険。これ以上では運転できない)
- 血中アルコール濃度と酩酊の状態
- 0.0-0.5 mg/ml::殆ど無症状か、わずかな熱覚、味覚や嗅覚の低下
- 0.5-1.0 mg/ml:弱度酩酊:顔面紅潮、抑制からの解放、陽気、多幸感、不安や緊張の緩和、反応時間の延長など
- 1.0-1.5 mg/ml:軽度酩酊:多弁、大胆、感覚の軽度麻痺、気分爽快、多弁など
- 1.5-2.5 mg/ml:中程度酩酊:眠気に襲われる、言語不明瞭、平衡感覚が鈍麻し、千鳥足になる、理解・判断力鈍麻など
- 2.5-3.5 mg/ml:強度酩酊:歩行困難、顔面蒼白、悪心、嘔吐、感覚麻痺、精神運動性興奮、言語不明瞭、諸反射の消失など
- 3.5-4.5 mg/ml:重度酩酊、泥酔:意識消失、筋力消失、呼吸困難、体温低下、昏睡状態
- 4.5- mg/ml:呼吸麻痺、心機能不全などで死亡する。
アルコールの慢性症状
- アルコール中毒の患者において、脳神経でchromatosisが見られるが、ニューロンの脱落は末期まで見られない。小脳では虫部のニューロンが優先的に脱落する。大脳辺縁系の乳頭体に強い病変が見られる → ウェルニッケ・コルサコフ症候群と関連
- 振戦譫妄
- アルコール幻覚症
- コルサコフ症候群
- アルコール痴呆
- アルコールてんかん
アルコールによる非精神症状
アルコールによる疾患
- 身体疾患:アルコール性肝疾患(脂肪肝)、膵炎(急性膵炎、慢性膵炎)、大腿骨頭壊死症、末梢神経障害
- 精神疾患:急性アルコール中毒、慢性アルコール中毒、アルコール依存症、アルコール精神病
- (国試)100B077、095B075
アルコールの摂取と疾患
- ホジキンリンパ腫:掻痒症を呈する患者もいるが、そのばあい飲酒をすると当該部位に痛みが出現する(APT.83)
- 急性膵炎:増悪
アルコールの胎児への影響
- SUB.260
アルコールの摂取量
- 21世紀における国民健康づくり運動の目標値では節度ある適度な飲酒とは1日平均純アルコールで20g程度としている。 → ビール(5%) 400ml、日本酒(15%) 133.3ml
- 脳卒中治療ガイドライン2009ではクモ膜下出血の発症予防には過度の飲酒(1週間に150g以上)を避けることが推奨されている。
アルコールの単位
- アルコール摂取量の基準とされるお酒の1単位とは、純アルコールに換算して20g。