ベンゼトニウム
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Japanese Journal
- 境 美代子,北川 洋子,吉田 郁子,中川 輝昭,水島 豊,落合 宏
- 富山医科薬科大学看護学会誌 5(1), 41-48, 2003-11
- … リウム属,緑膿菌属やアルカリゲネス属)が含まれていた.これらの汚染菌の由来は,生花の茎ばかりでなく院内環境もあると推定された.5種の消毒剤のうち,1.25% sodium hypochloride(ミルトン)と1.0%benzathonium chloride(ハイアミン)が生花の状態に影響を与えずに汚染を予防することが明らかになった.これらのことから,易感染者のいる病室や病棟においては,これらの消毒剤の使用あるいは少なくとも1日1回の花器水の交換が推奨され …
- NAID 110000036403
- 分相滴定法に基づく界面活性剤の自動光度滴定 : III.ジクロロフルオレセインを分相指示薬とするせっけんの定量
- 長谷川 章^[○!R],山中 実
- 分析化学 33(12), 657-662, 1984-12-05
- … 告したが,本報では,更にせっけんヘの適用を検討した.試料(せっけん)に一定過剰量の陽イオン界面活性剤(ハイアミン)を加え,生成するイオン対は激しく振り混ぜることでクロロホルムに抽出する.その後,陰イオン界面活性剤であるドデシル硫酸ナトリウム(SDS)を標準溶液とし,残存するハイアミンを滴定することで,せっけんを定量する.いわゆる逆滴定法である,終点の検出には,分相指示薬を使用才るが …
- NAID 110002908843
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- 塩化ベンゼトニウムは、嗽薬やマキロン(傷薬)の殺菌成分として広く一般に用いられる ほか、逆性石鹸液としてハイアミン、エンゼトニン、ベゼトンなどの商品名で水溶液が 市販されており、手指、粘膜、機器消毒の用途に使われる。逆性石鹸という消毒剤の 性質 ...
- ハイアミンとは?逆性石けんの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる( おくすり110番:薬事典版)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ハイアミン液10%
組成
添加物
- 添加物としてホウ砂、エデト酸ナトリウム水和物を含有する
効能または効果
- 手指・皮膚の消毒
- 通常石けんで十分に洗浄し、水で石けん分を十分に洗い落した後、ベンゼトニウム塩化物0.05〜0.1%溶液(本剤の100〜200倍希釈液)に浸して洗い、滅菌ガーゼあるいは布片で清拭する
術前の手洗の場合には、5〜10分間ブラッシングする
- 手術部位(手術野)の皮膚の消毒
- 手術前局所皮膚面を、ベンゼトニウム塩化物0.1%溶液(本剤の100倍希釈液)で約5分間洗い、その後ベンゼトニウム塩化物0.2%溶液(本剤の50倍希釈液)を塗布する
- 手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒
- ベンゼトニウム塩化物0.01〜0.025%溶液(本剤の400〜1,000倍希釈液)を用いる
- 感染皮膚面の消毒
- ベンゼトニウム塩化物0.01%溶液(本剤の1,000倍希釈液)を用いる
- 腟洗浄
- ベンゼトニウム塩化物0.025%溶液(本剤の400倍希釈液)を用いる
- 結膜のうの洗浄・消毒
- ベンゼトニウム塩化物0.02%溶液(本剤の500倍希釈液)を用いる
- 医療機器の消毒
- ベンゼトニウム塩化物0.1%溶液(本剤の100倍希釈液)に10分間浸漬するか、または厳密に消毒する際には、器具を予め2%炭酸ナトリウム水溶液で洗い、その後ベンゼトニウム塩化物0.1%溶液(本剤の100倍希釈液)中で15分間煮沸する
- 手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒
- ベンゼトニウム塩化物0.05〜0.2%溶液(本剤の50〜200倍希釈液)を布片で塗布・清拭するか、または噴霧する
薬効薬理
- 芽胞のない細菌、真菌類に広く抗菌性を有し、グラム陽性菌には陰性菌よりも低濃度で効果を示す
一方、結核菌及び大部分のウイルスに対する殺菌効果は期待できない
★リンクテーブル★
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商品
[★]
- 英
- benzethonium
- 化
- 塩化ベンゼトニウム, benzethonium chloride
- 商
- ネオステリン、ビーゾカイン、エンゼトニン、ハイアミン、ベゼトン
- 関
- 逆性石鹸、消毒液。その他の歯科口腔用薬
[★]
- 英
- amine
- 関
- 生体アミン
概念
- アンモニア(NH3)の水素原子(H)を1~3個アルキル基で置換した塩基性有機化合物
分類
置換基の数
- 第一アミン RNH2
- 第二アミン R2NH
- 第三アミン R3N
生体内のアミン
あみん