クロルヘキシジン
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- 最終包装製品を用いた加速試験(40 、相対湿度75%、6ヶ月)の結果、5%フェルマジン液は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。 包装 500mL、10L 主要文献 1. 大利隆行 他, アレルギー , 33 2. Davies,G.E 3. ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
- フェルマジン・アルコールW消毒液 (0.5w/v%)
組成
成分・含量 (100mL中)
- クロルヘキシジングルコン酸塩0.5g (0.5w/v%)
添加物
禁忌
次の場合には使用しないこと
- クロルヘキシジン製剤に対し過敏症の既往歴のある者
- 脳、脊髄、耳 (内耳、中耳、外耳)[聴神経及び中枢神経に対して直接使用した場合は、難聴、神経障害を来すことがある。]
- 膣、膀胱、口腔等の粘膜面[クロルヘキシジン製剤の前記部位への使用により、ショック症状 (初期症状: 悪心・不快感・冷汗・眩暈・胸内苦悶・呼吸困難・発赤等) の発現が報告されている。]
- 損傷皮膚及び粘膜[エタノールを含有するので、損傷皮膚及び粘膜への使用により、刺激作用を有する。]
- 眼
効能または効果
○フェルマジン・アルコールW消毒液 (0.5w/v%)
○フェルマジン・アルコールB消毒液 (0.5w/v%)
- 本剤をそのまま消毒部位 (着色又は脱脂等を必要とする部位) に用いる。
慎重投与
次の場合には慎重に使用すること
- 薬物過敏症の既往歴のある者
- 喘息等のアレルギー疾患の既往歴、家族歴のある者
重大な副作用
ショック
(0.1%未満)
- ショックがあらわれることがあるので観察を十分に行い、悪心・不快感・冷汗・眩暈・胸内苦悶・呼吸困難・発赤等があらわれた場合は、直ちに使用を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
抗菌作用
- クロルヘキシジングルコン酸塩は広範囲な殺菌作用をもち、グラム陽性菌には低濃度でも迅速な効果を示す。
グラム陰性菌に対しては、比較的低濃度で殺菌作用を示すが、グラム陽性菌に比べ抗菌力に幅が見られる。2) 3)
芽胞形成菌の芽胞には効力を示さない。4)
真菌類に対してその多くに抗菌力を示すが、細菌類に比べ抗菌力は弱い。5)
最小発育阻止濃度 (MIC)6)
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
- クロルヘキシジングルコン酸塩 (Chlorhexidine Gluconate)
化学名:
- 2,4,11,13-Tetraazatetradecane diimidamide,N,N”-bis(4-chlorophenyl)-3,12-diimino-,di-D-gluconate
化学構造式:
分子式:
分子量:
性状:
- クロルヘキシジングルコン酸塩は、通常、水溶液として存在し、その20w/v%液は、無色〜微黄色の澄明な液で、においはなく、味は苦い。本品は水又は酢酸(100)と混和する。本品1mLはエタノール(99.5) 5mL以下又はアセトン3mL以下と混和するが、溶媒の量を増加するとき白濁する。本品は光によって徐々に着色する。
比重 d2020: 1.06〜1.07
★リンクテーブル★
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商品
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- グルコン酸
- 英
- chlorhexidine
- JAN
- 塩酸クロルヘキシジン chlorhexidine hydrochloride、(JANなし)グルコン酸クロルヘキシジン chlorhexidine gluconate
- 商
- アセスクリン、イワコール、ウエルアップ、ウェルマッチ、オールカット、グルクロ、グルコジン、クロヘキシン、スクラビイン、ステリクロン、デスパ、ヒビスクラブ、ヒビスコール、ヒビソフト、ヒビディール、ヒビテン・グルコネート、ヒビテン Hibitane、フェルマ、フェルマジン、ヘヴィック、ヘキザック、ヘキシジン、ベンクロジド、マスキン、ラポテック、オロナイン軟膏
- 関
- 消毒薬。外皮用殺菌消毒剤
- 皮膚手指消毒に用いる。ウイルスに対する効果は未確定(無効という事になっている)。
- グルコン酸塩を粘膜面への使用自体は可能ではあるが、稀にショック様症状(血圧低下、呼吸抑制など)を起こすことがあるので、結膜嚢の洗浄消毒以外、粘膜部位への適用ができなくなった(→グルコン酸クロルヘキシジン中毒)。
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クロルヘキシジン
- 関
- 外皮用殺菌消毒剤